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Xiaomi 12T Proは「買い」なのか?11T Pro / 12T Pro両方使った筆者が比較してみる

Xiaomi 12T Pro 日本版が12月14日より予約開始。12月16日に発売されます。

ところが、10万円を超える通常価格に二の足を踏んでいる人が多いようです。そこで、Xiaomi 12T Proと前モデルXiaomi 11T Pro両方の実機を使ったことのある筆者が両モデルを比較し、12T Proが本当に買いなのかをまとめていきます。

やずX
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結論。7万円台なら「買い」のスマホ

最初に結論を言えば、Xiaomi 12T Proは価格次第。7万円台なら十分納得できると思います。

以下に詳述しますが、全体的なパワーアップは間違いなく、3Dゲーム、カメラ等の高度な機能だけでなく、電池持ちや発熱も明らかに改善。実際に両機種に触れれば、使用感の良さはXiaomi 12T Proが優ることは誰もが気づくでしょう。

一方ネックになるのが価格です。Xiaomi 11T Proは、8+128GBモデルが税込6万9,800円でした。これに対してXiaomi 12T Proは以下の価格となっています。

価格

オープンマーケット版 (8+128GB) : 税込109,800円

ソフトバンク版 (8+256GB) : 税込143,280円

どうしても14万円というソフトバンク版の価格が目に付きますが、これは2年後返却で実質半額程度となる新トクするサポート前提の価格。

オープンマーケット版は10万を超える価格となっていますが、ドコモのエコノミーMVNO「OCNモバイルONE」では、MNP(乗り換え)だけでなく、通常の新規契約も対象で特価76,000円で購入可能。また、IIJmioも特価となっていますが、こちらはMNP限定で79,800円です。

OCNモバイルONEの特価で、この性能なら十分に満足と感じます。それでは、以下に実際の使用感を踏まえつつ、Xiaomi 12T ProとXiaomi 11T Proを比較していきます。

\12月26日(月)まで!/

OCNモバイルONE

12T Proは、ゲーム・冷却性能が超優秀

動作の快適さとゲームに大きく関わるのが、搭載しているチップセット(SoC)です。

11T Proが発熱とバッテリー消費のであまり評判の良くない「Snapdragon 888」に対し、12T Proはそれらが大きく改善された「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。ベンチマークスコアを比べてみても、12T Proは20万点以上も優ります。

更に、11T Proよりも65%も大きくなった3,725mm²の大型ベーパーチャンバーを備えており、総放熱面積は30,000mm²にもおよびます。

12T Proは普段使いはもちろんサクサク動作ですし、11T Proと比較して発熱を感じることも少ないです。この高い処理性能と放熱性能は、ゲームでも遺憾無く発揮されます。

最も重いとされるゲーム「原神」の最高設定では、11T Proのフレームレートは安定しませんが、12T Proは60FPSに近い数値で安定します。

YouTubeやTwitterでスマホの検証を行っている「Golden Reviewer(Twitter」氏のテストによれば、スマホとしては最も高い平均FPSを発揮しており、かつ温度上昇もかなり抑えられています。

画像出展:Twitter

勿論11T Proもハイエンド製品ではあるので、普段使いでは十分サクサクなのですが、より少ない発熱や高いゲーム性能を求めるなら、12T Proの方が確実に高い満足感を得られるでしょう。

12T Proのメインカメラは圧倒的に強力

11T Proと12T Proのカメラスペックの比較は、以下の通りです。

11T Pro 12T Pro
メイン 1億800万画素,
1/1.52型
2億画素
1/1.22型
+OIS
超広角 800万画素 800万画素
マクロ 500万画素 200万画素

12T Proは、メインカメラが大きく強化されており、1/1.22型とiPhone 14 Proよりも大きな2億画素センサー「ISOCELL HP1」を搭載。加えて、光学式手振れ補正(OIS)も備えており、強力な夜景性能を持ちます。

一方、11T Proはミドルレンジ機で採用されることの多い1/1.52型の1億800万画素センサー「ISOCELL HM2」となっています。

夜景性能の差は歴然で、12T ProはOISがあるためほとんどブレなく撮影できます。

11T Pro メイン

12T Pro メイン

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12T Proの方が白飛びが少なく、全体的にくっきり!

また、超広角カメラの比較では大きな差がありませんが、やはり白飛びは12T Proの方が抑えられています。

11T Pro 超広角

12T Pro 超広角

また、色味についても11T Proが妙に濃い目で不自然さがあるのに対し、12T Proは自然寄りな印象です。

11T Pro

11T Pro

12T Pro

12T Pro

より強力で安定したカメラ性能という点でもXiaomi 12T Proの優位は明らかです。

なお、マクロについては、実は11T Proの方が若干良いセンサーを搭載しています。しかし、マクロ撮影は、12T Proの2億画素センサーによるズームで代替できるので比較は割愛します。

▽Google Pixel 7 Proともカメラを比較!

ディスプレイは引き分け

11T Proと12T ProはどちらもAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。詳細なスペックの比較は以下の通りです。

11T Pro 12T Pro
サイズ 6.67型 6.67型
方式 AMOLED AMOLED
解像度 FHD+ 1.5K
リフレッシュレート 120Hz 120Hz
ピーク輝度 1000nits 900nits
調光 不明 1920Hz PWM調光

ディスプレイについては、どちらも良いものを搭載しているので比較が難しいのですが、実は画面輝度は11T Proの方若干優位。これは、太陽の強い光にさらされる屋外での見やすさにかかわる要素です。とは言え、その差は1000対900で100nitsに過ぎず、どちらも高めの数値なので気にするほどではないでしょう。

その他の数値を見ると、解像度は1.5K(FHDと2Kの間)の12T Proが優位。また、暗所でのチラつきがかなり少ない1920Hz PWM調光にも対応しているので、体感的にも目の疲れが少ないです。

一方、12T Proは強い直射日光の下で影のある場所に行くと、画面が紫っぽく見えるのが少し気になりました。

だからと言って、使用感が悪化するわけではないのですが、撮影した写真の正確な色を確認したいという時には、こうした場所を避ける必要があります。

総合的にみると、どちらも優るところと劣る部分があり、甲乙つけがたいと思いました。

バッテリー持ちは圧倒的に12T Proの方が良い

11T Proと12T Proは、どちらも5,000mAhバッテリーを搭載し、神ジューデン」こと120Wの有線急速充電に対応しています。

バッテリー持ちについては、11T Proはバッテリーキャリブレーションがおかしい個体が多いようで、筆者のものも100%から中々減らないが、20%を切ったあたりで急速にバッテリーが減るという不具合を抱えていました。

そのため、表示されている残量が実際の残量を反映しておらず、数値で12T Proと比較することは難しいのですが、体感的には圧倒的に12T Proの方が良いです。

Twitterで筆者と交流のある道将さんも、11T Proと12T Proのバッテリー持ちを比較し、その差に驚いています。

これは、SoCがバッテリー消費であまり評判の良くないSnapdragon 888から、逆に評判の良いSnapdragon 8+ Gen 1に変わったことが関係しているのでしょう。また、2022年のシャオミは、バッテリー持続の改善に力を入れているので、そうした努力も12T Proの長いバッテリー持続に繋がっているものと思われます。

やずX
付け加えると、筆者が使ってきたスマホの中でもバッテリー持ちはトップクラスです!

まとめ:使用感は明らかにXiaomi 12T Proが優る

以上の通り、Xiaomi 12T Proは、ほとんどすべての面でXiaomi 11T Proよりも優れたパフォーマンスを発揮します。

ゲーム、カメラはもちろん、長いバッテリー持続は筆者が今まで使ってきたスマホでも上位。発熱制御も11T Proより明らかに上手く、普段使いで熱いと感じることはほとんどありませんでした。

一方、ネックになるのはやはり価格です。約7万円の11T Proに対し、12T Proはオープンマーケット版で約11万円と4万円も価格差があります。しかし、ドコモのエコノミーMVNO「OCNモバイルONE」では、MNP(乗り換え)だけでなく、通常の新規契約も対象で特価76,000円で購入可能。また、IIJmioも特価となっていますが、こちらはMNP限定で79,800円です。

やずX
この価格なら「買い」とはっきり言えます!

12T Proの購入を検討している方は、是非こうした方法を使ってお得に購入してください。

\12月26日(月)まで!/

OCNモバイルONE

なお、11T Proを購入する場合は、更に安く3万円台での購入も可能です。以下の記事をご覧ください。

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