Xiaomi 11T Proは、シャオミが初めて日本で発売したハイエンドスマートフォン(Xiaomi 11Tも同時発売)です。
ハイエンドチップ「Snapdragon 888」搭載のほか、FeliCaや120W急速充電に対応していること等が特徴。筆者は実機を手に入れてしばらく使用しているので、下位モデル「Xiaomi 11T」との違いの解説も含めレビューをお届けします。

ジャンプできる目次
- 1 Xiaomi 11T Proの特徴&Xiaomi 11Tとの違い
- 2 Xiaomi 11T Proの本体デザインと付属品
- 3 Xiaomi 11T ProはSnapdragon 888搭載
- 4 Xiaomi 11T ProはA+評価の有機ELディスプレイ搭載
- 5 Xiaomi 11T Proは1億画素含むトリプルカメラを搭載
- 6 Xiaomi 11T ProはHarman Kardon監修の高音質デュアルスピーカー搭載
- 7 Xiaomi 11T Proは120W Xiaomiハイパーチャージ対応
- 8 Xiaomi 11T Proは側面指紋認証と顔認証に対応
- 9 Xiaomi11T ProはmicroSD非対応
- 10 Xiaomi 11T / 11T Proのスペック表
- 11 Xiaomi 11T Proレビューまとめ:充電の速さに感動!完成度の高いコスパ・ハイエンドスマホ
- 12 Xiaomi 11T Proをお得に購入する方法
Xiaomi 11T Proの特徴&Xiaomi 11Tとの違い
Xiaomi 11T ProのGood&Badポイント
Xiaomi 11T Proの主な特徴は以下の通り。GoodポイントとBadポイントに分けてまとめました。
Good
✅高性能チップSnapdragon 888搭載で6万円台
✅17分で満充電できる120W急速充電搭載
✅120Hz駆動の高品質な有機EL搭載
✅Harman Kardonスピーカー搭載
✅FeliCa(おサイフケータイ)搭載
✅セキュリティは4年間更新
Bad
✅メインカメラが廉価センサー
✅望遠カメラなし
✅200g超えの重量
✅防水規格は公式サイトでは非公表
※一部ECサイト等でIP53(生活防水)と記載あり
以上のように価格を抑えつつハイスペックを実現した端末になっています。コストカットされている部分もありますが、Androidとしては貴重なおサイフケータイ搭載のハイエンドスマホです。
Xiaomi 11T / Xiaomi 11T Proの主な違い

Xiaomi 11T ProはFeliCa搭載
Xiaomi 11T、Xiaomi 11T ProはハイエンドのSIMフリースマートフォンで、いずれも1億画素のメインカメラ、120Hz対応AMOLEDディスプレイを搭載。簡単に映画のような映像が撮影できる機能を搭載しています。また、3世代のAndroidシステムのメジャーアップデートと、4年間のセキュリティパッチを提供します。
主な違いとしては、11TはSoCがMediaTek Dimensity 1200-Ultra、11T ProはQualcomm Snapdragon 888を搭載。どちらも十分に性能の高いチップセットですが、後者のほうが全体的に性能は上位です。
また、カメラの画像処理ではQualcommの方が優れていると言われており、Proのみ最大8Kでの動画撮影が可能です(11Tは最大4K)。
充電性能は、Proの方は最大120WのXiaomiハイパーチャージに対応しており、同梱の充電器で僅か17分で満充電が可能(11Tは67W)。その他、ProはスピーカーがHarman Kardon監修、ディスプレイはDisplayMate A+評価となっており、FeliCa(おサイフケータイ)も搭載しています。
市場想定売価はXiaomi 11Tが税込5万4,800円、Xiaomi 11T Proが税込6万9,800円からとなっています。
Xiaomi 11T Proの本体デザインと付属品
Xiaomi 11T Proの本体デザインをチェック
Xiaomi 11T Proは厚さ8.8 mm、重量204gと比較的大型のスマートフォン。その分、ハイエンドSoCのSnapdragon 888や120W充電可能な5,000mAh大型バッテリーを搭載する等、スペックは十分です。
カラーバリエーションは3種あり、筆者が購入したのはメテオライトグレー。ブラシ加工されたような背面が重厚な印象でかっこいいです。ただし、指紋は目立ちます。
なお、メテオライトグレーの他の2色はセレスティアルブルー、ムーンライトホワイトとなっています。
カメラユニットは二段の出っ張りがあります。大きく出っ張っている訳ではありませんが、キズが付くことが気になる方はケースで保護すると良いでしょう。
FeliCa(おサイフケータイ)の位置は、カメラの横(本体背面の上部右側)です。
そこそこ厚みと重量があるものの、サイドフレームは丸みを帯びており、実は意外と持ちやすい端末です。
端末正面から見て右側面には音量操作ボタンと、電源ボタンがあります。電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。
端末正面から見て左側面にはボタンや穴等は全くありません。
天面にはIRブラスターとスピーカー穴があります。煌めく「SOUND BY harman / kardon」のロゴがかっこいいです。
底面にはスピーカー穴、充電ポート、マイク穴、SIMカードスロットがあります。
正面ディスプレイの上部中央には小さなパンチホールがあります。なお、フィルムは最初から貼付済みでした。
Xiaomi 11T Proのパッケージと付属品をチェック
Xiaomi 11T Proのパッケージは白地で、巨大なピンクゴールドの文字で「11」と書かれています。
本体以外の付属品
✅TPUクリアケース
✅フィルム(貼付済)
✅120W充電器&ケーブル
✅SIMピン
✅説明書
本体以外の付属品は以上の通り。ケース、フィルム、充電器がセットになっており、そのまま使い始めることができます。

なお、付属ケースはカメラの出っ張りをしっかり保護してくれます。別途ケースを購入する場合は、Spigenのものがおすすめです。
SpigenのXiaomi 11T / 11T Pro用ケース「ラギッド・アーマー」「ウルトラ・ハイブリッド」をレビュー!
Xiaomi 11T ProはSnapdragon 888搭載
AnTuTuスコアは約80万点
Xiaomi 11T ProはハイエンドSoC「Qualcomm Snapdragon 888」を搭載。また、メモリ/ストレージ規格は、それぞれLPDDR5、UFS3.1 に対応。最高クラスの読み書き速度で、スムーズな動作を可能にしています。
AnTuTuベンチマークでは80万点前後のスコアを記録し、優れた性能があることが分かります。実は発売当初のスコアはこれよりも約10万〜15万点ほど低かったのですが、アップデートで改善されました。
参考までにアップデート前のスコアを以下に掲載しておきます。
- 以前のスコア①
- 以前のスコア②
一説によれば、以前はSoCに含まれる高性能コアが動いていなかったのが、アップデートでしっかり動くようになったと言われています(参考リンク)。
発熱も許容範囲内。ゲームもちゃんと楽しめる
また、実際の性能を試すために、最も処理性能が必要と言われる3Dゲーム「原神」を最高設定でプレイしてみました。
1時間ほど続けてゲームをプレイしましたが、動作が極端に重くなることもなく発熱も許容範囲内。冷却性能も悪くなく、冷えるのも早く感じました。

その他の動作も快適そのもので、バッテリー(パワー)を重視するかパフォーマンスを重視するかで3段階の調整も可能になっています。
Xiaomi 11T ProはA+評価の有機ELディスプレイ搭載

直射日光下でもはっきり見えるディスプレイ
Xiaomi 11T Proは、ディスプレイに6.67インチのAMOLED(有機EL)フラットスクリーンを採用。世界的なディスプレイ評価機関「DisplayMate」によってA+の評価を得ており、ガラスには最高レベルの硬度を誇るGorilla Glass Victusが使われています。
10億色の鮮やかな色表現に対応しているだけでなく、ピーク輝度は1000nits(安いスマホだと400nits程度)もあるので、直射日光下でも見やすいディスプレイとなっています。
視野角もかなり広く、かなりきつい角度で見ても鮮やかな発色を保っています。また、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート360Hzに対応しており、動作性も優れています。
Xiaomi 11T Proは1億画素含むトリプルカメラを搭載
Xiaomi 11T Proはトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通り。
・メイン(広角):1億800万画素
・超広角 (120°):800万画素
・テレマクロ:500万画素 (2倍ズーム可能)
メインカメラのセンサーについては、Redmi Note 10 Pro等に搭載されている廉価センサー「Isocell HM2」で、フラッグシップ級センサーの「Isocell HMX」ではないのが残念な部分です。
動画については、8K、4K、1080p、720pでの撮影が可能。対応フレームレートは以下の通り。Xiaomi 11Tにはない8K撮影が可能です。
画質 | フレームレート |
8K | 30FPS |
4K | 30/60FPS |
1080p | 30/60FPS |
720p | 30FPS |
3つのカメラを使って実際に撮影してみました。以下、作例になります。
ギャラリー
1億画素カメラは流石の高精細。色合いは濃いめでボケも大きい
Xiaomi 11T Proが搭載している1憶800万画素のメインカメラは、しっかりと解像感のある写真を撮ることができます。また、色合いは濃いめなので、そのままSNSにあげても映えそうです。
茶色やオレンジ系統の被写体を撮影するのは向いていると思います。カレーは非常に美味しそうに撮れました。


←補正なし:補正あり→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
上掲のスライダー付き画像は、左がAI補正なし、右がAI補正ありとなっています。AI補正で若干色が濃くなり、より映える写真にすることができます。濃いめの色合いが気になる方はAI補正をオフにしておくと良いでしょう。
また、被写体と背景の距離が離れていれば、普通に撮影するだけで大きなボケが発生し、印象的な写真を撮影することができます。一応ポートレートモードも搭載していますが、そのままでこれだけボケるので使う必要はあまりなさそうです。

画角120°の超広角カメラでダイナミックな写真が撮れる
- メイン(広角)
- 超広角
Xiaomi 11T Proは、800万画素の超広角カメラも搭載しているので、メインカメラよりもダイナミックな広い画角で写真を撮ることができます。
画素数は800万画素とパッとしないものの、昼に撮影するには十分な画質かと思います。
ズームは2倍までなら十分キレイ
Xiaomi 11T Proは望遠カメラはありませんが、最高10倍のデジタルズーム撮影が可能です。

1倍

2倍
1倍と2倍ズームでそれぞれ撮影してみました。2倍ズームでも解像感が残っており、実用的なズーム性能になっています。

3倍

5倍
3倍と5倍ズームでの撮影です。ここまで拡大すると流石に粗さが分かります。

10倍
なお、最大だと10倍までズームが可能ですが、かなり粗くなるので記録用や確認用程度に使用するのが良いでしょう。

テレマクロカメラは肉眼では見えない世界を写し出す
Xiaomi 11T Proは、2倍までズーム可能なテレマクロカメラを搭載しています。こちらはメインカメラの1倍で撮影した葉っぱです。
マクロカメラを使うとここまで寄ることができ、精細な描写ができています。
さらにマクロカメラを2倍ズームで撮影しました。解像感は落ちますが、それでもここまで撮れるので、十分実用的な性能です。

自動夜景モードで暗めの場所も明るく補正
Xiaomi 11T Proは、既存の手動で行う夜景モードもありますが、自動夜景モードも搭載しています。これは、メインカメラでのオート撮影時に夜景を美しく撮影するために、AIが露光時間を1~5秒の間で調節する機能です。
上記の機能を使って、市街を一望できる山の上から撮影した写真です。ある程度の光があれば、適切にノイズを処理して美しい夜景写真に仕上がります。
こちらは工場を近くから撮影しました。ノイズが少ないだけでなく、強い光源のフレアもしっかりと抑え込んでいます。


←自動夜景モード:従来の夜景モード→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
従来の夜景モードは全体的に明るくなりますが、自動夜景の方がメリハリの効いた写真になりますす。基本的には手間も省けるので自動夜景がおすすめですが、とにかく明るく撮影したい場合は従来の夜景モードを使用しても良いでしょう。
ある程度光量があるシーンでは自動夜景モードは起動しませんが、黒を強調したい写真の場合は、むしろ好都合です。


←メイン:超広角→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
なお、従来の夜景モードは超広角カメラでも使用できますが、元々のセンサーサイズが小さいため夜景性能は微妙です。
長時間露光で印象的なショットも簡単に撮影可能
- オート撮影
- 長時間露光
Xiaomi 11T Proは長時間露光撮影が可能なので、オート撮影では撮れない幻想的な水の流れを表現することが出来ました。
通常、このような写真を撮るためにはシャッタースピードを落とす必要がありますが、この機能を使うことで誰でも簡単に撮影することができます(ただし三脚必須)。
ソフトウェア処理による手振れ補正機能搭載
Xiaomi 11T ProはOIS(光学式手振れ補正)を搭載していませんが、ソフトウェアの処理による手振れ補正機能があります。
Xiaomi 11T Proの手ぶれ補正です☺️ pic.twitter.com/VKi8trGNUB
— やずX@Xiaomi大好きブロガー (@F10Dfjtu) November 12, 2021
足が地面に着いた時の振動によるブレが多少あるものの、手振れ自体はしっかり抑え込めています。
映画のような動画も簡単に撮影可能
Xiaomi 11T Proは「魔法のような映像体験を」がキャッチコピー。最先端のコンピューター処理により、映画で使われるような撮影効果が楽しめます。
Shot on Xiaomi 11T Pro
マジックズーム pic.twitter.com/IL59IhxOlL— やずX@Xiaomi大好きブロガー (@F10Dfjtu) November 6, 2021
こちらはマジックズーム。実際は後ろに下がりながら撮影しているのですが、逆に背景が迫ってくるという不思議な映像が撮れました。
Shot on Xiaomi 11T Pro
パラレルワールド pic.twitter.com/9GtaabUcl0— やずX@Xiaomi大好きブロガー (@F10Dfjtu) November 6, 2021
こちらはパラレルワールド。遠距離から工場を撮影したのですが、異世界の門が開くような映像になっています。
その他、ビデオでズームインしながら被写体に近づき音声を拾うことができるオーディオズームや、優れたダイナミックレンジで細部まで鮮明に映すHDR10+撮影が可能です。
Xiaomi 11T Proカメラ総評:6万円台のスマホとしては次第点
筆者のXiaomi 11T Proのカメラの評価を以下にまとめました。
ポイント
✅1億画素カメラは流石の解像感で綺麗な画質
✅大きいボケとビビッドな色でSNS向き
✅2倍デジタルズーム&超広角は実用的な性能
✅Night Owlで夜景が美しく撮れる
✅とにかく寄れるテレマクロカメラが楽しい
✅多彩な動画撮影が楽しい
総評としては、6万円台のスマホとしては十分楽しめるカメラ性能だと思いました。
当然、10万円以上するようなスマホなら望遠カメラや、超低照度でも明るく撮れるカメラを搭載していたりしますが、本機はあくまで6万円台のスマホ。1億画素カメラに加えて、超広角、テレマクロカメラもあり、むしろ一般的には十分な性能と多彩さを持っていると言っていいでしょう。
また、シャオミの最上位フラッグシップモデル「Mi 11 Ultra(日本未発売)」が搭載していた「Night Owl」が本機にも搭載されたことで、夜景性能が大きく引き上げられていることもポイント。メインカメラにはRedmi Note 10 Proと同じ廉価センサーのIsocell HM2が採用されていますが、ズーム性能や夜景性能で上回る調整がされており、思っていたより好印象です。

Xiaomi 11T ProはHarman Kardon監修の高音質デュアルスピーカー搭載
- 天面
- 底面
Xiaomi 11T Proは、アメリカの音響メーカー「Harman Kardon」がチューニングしたデュアルスピーカーを搭載。音質が優れているだけでなく、音量も正面に対しても大きく出るので迫力のあるサウンドが楽しめます。
天面と底面にそれぞれスピーカー穴があり、左右対称の位置に配置されているため、両手で横向きに持った時にどちらかが手で塞がれてしまうこともありません。手持ちでのゲームや動画視聴を不満なく楽しむことができます。
なお、3.5mmイヤホンジャックは非搭載なので、Type-C変換アダプタかワイヤレスイヤホンを使いましょう。
Xiaomi 11T Proは120W Xiaomiハイパーチャージ対応
120W急速充電の充電速度を検証
Xiaomi 11T Proは120Wの急速充電「Xiaomiハイパーチャージ」に対応しています。シャオミによると17分で満充電(0%→100%)できるといいます。
そこで、急速充電器を用いてバッテリー残量が0%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。詳細は以下の通り。
充電時間 | バッテリー |
5分 | 43% |
10分 | 74% |
15分 | 98% |
17分 | 100% |
満充電にかかる時間は本当に17分でした。気温などにより多少の前後はあると思われますが、驚異的な充電速度です。
なお、発熱はあるものの極端に熱くなることもありませんでした。シャオミによれば、Xiaomi 11T Proは技術、安全、証明サービスに関する世界的な認証機関「テュフ・ラインランド」の安全認証を得ており、800回の完全充電サイクルで元の容量の最大80%を保持するように設計されているとのことです。

バッテリー持ちを検証
Xiaomi 11T Proは、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
バッテリー100%・輝度を60%・音量最大・バランスモードの状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。筆者が所有している(していた)複数の端末との比較は以下の通りです。
1時間後 | 2時間後 | |
Xiaomi 11T Pro | 100% | 92% |
Mi 11 Lite 5G | 92% | 83% |
motorola edge 20 | 93% | 86% |
Redmi Note 10 Pro | 93% | 86% |
iPhone SE | 91% | 78% |
何と驚くべきことに動画1時間の再生ではバッテリー残量が100%のままであり、1時間10分あたりから徐々に減り始めました。
2時間の動画再生での残量は92%で、Xiaomi 11T Proのバッテリー持ちは非常に良いという結果に。何故こうなるのかは分かりませんが、いずれにせよバッテリーが長く持つことは良いことです。

Xiaomi 11T Proは側面指紋認証と顔認証に対応
Xiaomi 11T Proは側面指紋認証と顔認証の両方に対応しています。側面指紋認証は電源ボタンを兼ねており、押さずとも触れるだけでロックが解除されます。
Xiaomi 11T Proの指紋認証、顔認証 pic.twitter.com/VH90lf1T1k
— やずX@Xiaomi大好きブロガー (@F10Dfjtu) November 12, 2021
認証速度は、指紋も顔も非常に速くスムーズです。
Xiaomi11T ProはmicroSD非対応
Xiaomi11T ProのSIMトレーはデュアルSIM仕様ですが、残念ながらmicroSDカードには非対応となっています。
容量が気になる人は256GBモデルの購入をおすすめします。なお、Xiaomi 11TもmicroSDカードには非対応で、128GBモデルのみとなっています。
Xiaomi 11T / 11T Proのスペック表
Xiaomi 11T Proのスペック表は以下の通りです。なお、比較のために標準モデルのXiaomi 11Tのスペックも記載しています。
※優れている部分を赤字で記載しています。
Xiaomi 11T | Xiaomi 11T Pro | |
OS | MIUI12.5, Android 11 | |
SoC | Dimensity 1200-Ultra | Snapdragon 888 |
メモリ | 8GB, LPDDR4X | 8GB, LPDDR5 |
容量 | 128GB, UFS 3.1 | 128 / 256GB, UFS 3.1 |
画面 | 6.67インチ、有機EL 解像度:1080×2400(フルHD+) リフレッシュレート:120Hz(可変式) タッチサンプリングレート:480Hz HDR10+ Gorilla Glass Victus | 6.67インチ、有機EL 解像度:1080×2400(フルHD+) リフレッシュレート:120Hz(可変式) タッチサンプリングレート:480Hz MEMC, Dolby Vision, HDR10+ Gorilla Glass Victus DisplayMate A+ |
カメラ (背面) | トリプルカメラ構成 メイン:1億800万画素 (Isocell HM2) 超広角:800万画素 テレマクロ:500万画素 | トリプルカメラ構成 メイン:1億800万画素 (Isocell HM2) 超広角:800万画素 テレマクロ:500万画素 8K, HDR10+動画撮影 |
カメラ (正面) | 1600万画素 | 1600万画素 |
電池 | 5000mAh 最大67W急速充電 ※充電器付属 | 5000mAh 最大120W急速充電 ※充電器付属 |
音響 | デュアルスピーカー Dolby Atmos | デュアルスピーカー harman kardon監修 Dolby Atmos |
生体認証 | 側面指紋、顔 | |
防塵防水 | 非公表(IP53?) | |
おサイフ ケータイ | なし | あり |
SIMスロット | デュアルSIM | |
4G | LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12 /13/17/18/19/20/26/28/32/66 LTE TDD:B38/40/41/42 | |
5G | n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28 /n38/n40/n41/n66/n77/n78 | |
サイズ | 約164.1 x 76.9 x 8.8 mm | |
重量 | 約203g | 約204g |
カラー | ムーンライトホワイト、メテオライトグレー、セレスティアルブルー | |
市場想定価格 | 8GB/128GB:5万4,800円(税込) | 8GB/128GB:6万9,800円(税込) 8GB/256GB:7万9,800円(税込) |
Xiaomi 11T Proレビューまとめ:充電の速さに感動!完成度の高いコスパ・ハイエンドスマホ
Xiaomi 11T Proレビューをお届けしました。Xiaomi 11T Proの実際に使用してみて感じた特徴は以下の通りですが、一言で表現すると「充電で感動できるコスパ・ハイエンドスマホ」です。
ポイント
✅実際の動作と発熱の調整が優れている
✅有機ELディスプレイが綺麗
✅スピーカーの音が良く音量も大きい
✅本当に17分で満充電できる
✅バッテリー持ちが非常に良い
✅望遠はないが意外と楽しめるカメラ
✅おサイフケータイも使える
ただ優れたハードウェアを搭載しているだけで完成度はイマイチなスマホもありますが、Xiaomi 11T Proは完成度が高いと感じます。唯一、搭載しているカメラが物足りない感はあるものの、意外とソフトウェアが良い仕事をしており、思っていたよりも楽しめました。
そして、17分で充電できる120W急速充電は驚嘆の一言で、発熱も抑えられており、いつでも短時間で充電が完了するのは非常に魅力的です。ついつい充電を忘れてしまう方や、忙しく日々を過ごされている方には、頼もしい味方となるでしょう。
Xiaomi 11T Proをお得に購入する方法
Xiaomi 11T Proの市場想定売価は8GB/128GBモデルが6万9,800円(税込)、8GB/256GBモデルが7万9,800円(税込)。また、下位モデルのXiaomi 11T(8GB/128GB)が5万4,800円(税込)となっています。
ところが、実はMVNO(格安SIM)と同時契約することでお得に購入することが可能。Xiaomi 11T Proは3万円台、Xiaomi 11Tは2万円台からの購入が可能です。
以下の記事では、お得に購入できるMVNOをまとめています。SIMカードの維持費も最安で550円(税込)/月と非常に安価なものもあるので、是非ご検討ください。