シャオミは9月15日、「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」を発表しました。見た目は全く同じで、搭載するSoCと充電性能等が異なります。
日本版の発売日は11/5日に決定しました。その他、価格などの詳細はコチラ。
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Xiaomi 11T
ベースモデルの「Xiaomi 11T」のOSはAndroid 11で、独自UIの「MIUI 12.5」を搭載。SoCはMediaTek製5Gチップセット「Dimensity1200-Ultra」を採用しており、実行メモリは8GB、ストレージは128/256GBとなっています。
ディスプレイは、6.67インチのAMOLEDフラットスクリーンで、解像度は1080×2400のフルHD+。10億色表示、最大120Hzの可変式リフレッシュレートに対応。また、ガラスには最上級の硬さを誇る「Gorilla Glass Victus」を採用しています。
アウトカメラは三眼構成で、1億800万画素のメイン(広角)、800万画素の超広角、500万画素のマクロカメラを搭載。
また、ディスプレイの上部中央にはパンチホールがあり、1600万画素のインカメラが収められています。
複数の画像を融合して臨場感のある動画を作成するワンクリックシネマや、マクロカメラを用いたマクロスコープビデオ、被写体にフォーカスして小さな音を増幅するオーディオズーム等、映画のようなビデオ撮影が手軽に楽しめます。
バッテリーは5000mAhで、最大67Wの有線急速充電に対応し、36分で満充電が可能といいます。スピーカーは、デュアルステレオスピーカーでDolby Atmosに対応します。
カラーは、ムーンライトホワイト、メテオライトグレー、セレスティアルブルーの3種類。寸法は縦164.1、横幅76.9、厚み8.8 mmで、重量は204gです。
ヨーロッパでの価格は8+128GBモデルが499€(日本円で約6万4000円)、8+256GBモデルが549€(日本円で約7万1000円)となっています。
また、3年のOSアップデートおよび4年間のセキュリティアップデートに対応します。
日本版Xiaomi 11Tの価格は5万4,800円(メモリ8GB/ストレージ128GB)で、mi.comやAmazon、その他量販店などで本日より予約開始し、11月5日(金)より発売。先着順台数限定で5,000円引きでの予約が可能です。
Xiaomi 11T Pro
上位モデルの「Xiaomi 11T Pro」は、以下の点で「Xiaomi 11T」とスペックが異なります。
SoCはQualcomm製5Gチップセット「Snapdragon 888」を採用。また、最大8Kでの動画撮影が可能で、撮影から再生までHDR10+に対応しています。
ディスプレイについては、ディスプレイの品質を評価する機関「DisplayMate」によってA+の評価を受けています。
バッテリー容量は同じく5000mAhですが、120Wハイパーチャージに対応。シャオミによればバッテリーを二つに分けることで安全性とスピードを両立し、800回の充電が可能。17分で満充電が可能で、摂氏-10°の環境でも充電できるといいます。
※日本の電圧では96Wが限界との噂がありましたが、Engadget日本版によれば、シャオミ広報担当者が日本の電圧でも120W可能な日本仕様の充電器を用意すると述べたとのこと。
スピーカーはDolby Atmos対応のデュアルスピーカーで、さらにオーディオメーカー「ハーマン・カードン」の監修を受けています。
ヨーロッパでの価格は8+128GBモデルが649€(日本円で約8万4000円)、8+256GBモデルが699€(日本円で約9万円)、12+256GBモデルが749€(日本円で約9万7000円)となっています。
日本版Xiaomi 11T Proの価格は、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルが6万9,800円で、メモリ8GB/ストレージ256GBモデルが7万9,800円。mi.comやAmazon、その他量販店などで本日より予約開始し、11月5日(金)より発売。こちらも先着順台数限定で5,000円引きでの予約が可能です。
なお、日本版Xiaomi 11T Proのみ、おサイフケータイ(FeliCa)を搭載します。
Xiaomi 11T/11T Proスペック表&総評
Xiaomi 11T/11T Proのスペック表は以下を参照してください。
Xiaomi 11T (日本版) |
Xiaomi 11T Pro (日本版) |
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OS | MIUI12.5, Android 11 | |
SoC(CPU) | Dimensity 1200-Ultra | Snapdragon 888 |
メモリ/ストレージ | メモリ:8GB ストレージ:128GB LPDDR4X / UFS 3.1 |
メモリ:8GB ストレージ:128 / 256GB LPDDR5 / UFS 3.1 |
ディスプレイ | 6.67インチ、有機EL 解像度:1080×2400(フルHD+) リフレッシュレート:120Hz(可変式) タッチサンプリングレート:480Hz HDR10+ Gorilla Glass Victus |
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カメラ | トリプルカメラ構成 メイン:1億800万画素 (Isocell HM2) 超広角:800万画素 テレマクロ:500万画素 |
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バッテリー | 5000mAh 67W急速充電 ※充電器付属 |
5000mAh 120W急速充電 ※充電器付属 |
オーディオ | デュアルスピーカー Dolby Atmos |
デュアルスピーカー harman kardon Dolby Atmos |
生体認証 | 側面指紋、顔 | |
防塵防水 | 非公表 | |
おサイフケータイ | なし | あり |
SIMスロット | デュアルSIM | |
対応バンド | 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/ n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/ 12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G:LTE TDD:B38/40/41/42 |
5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/ n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/ 12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 4G:LTE TDD:B38/40/41/42 |
サイズ | 164.1 x 76.9 x 8.8 mm | |
重量 | 約203g | 約204g |
カラー | ムーンライトホワイト、メテオライトグレー、セレスティアルブルー | |
市場想定価格 | 8GB/128GB:5万4,800円(税込) | 8GB/128GB:6万9,800円(税込) 8GB/256GB:7万9,800円(税込) |
※120急速充電について:日本の電圧では96Wが限界との噂がありましたが、Engadget日本版によれば、シャオミ広報担当者が日本の電圧でも120W可能な日本仕様の充電器を用意すると述べたとのこと。
Xiaomi 11T/11T Proは、初めてグローバル市場に投入される120Wハイパーチャージ対応(11T Pro)の製品。また、シャオミ製スマートフォンとしては日本初のフラッグシップで、しかもProはFeliCaを搭載しています。Mi Fanの筆者としては、「ついにこの日が...」という感無量の思いです。
ソース:Xiaomi (1) (2)、Engadget日本版
Xiaomi 11T / Xiaomi 11T Proをお得に購入する方法
Xiaomi 11Tの市場想定価格は5万4,800円(税込)、Xiaomi 11T Proは6万9,800円(税込)からとなっていますが、格安SIMのIIJmio、nuroモバイル、BIGLOBEモバイルや、ドコモのエントリーMVNOのOCNモバイルONEでは回線契約と同時に以下の価格で購入することができます。
具体的なお得に購入できる方法は以下のページにまとめています。是非ご覧ください。