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Redmi Note 11T Pro+ 実機レビュー!ミドルレンジの常識破壊。AnTuTu80万点超え!

Redmi Note 11T Pro+はミドルレンジ機でありながら、高性能SoC「MediaTek Dimensity 8100」を搭載したモデルです。

筆者は、中国で発売後すぐに購入して2週間ほど使ってみたので、レビューをお届けします。

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Redmi Note 11T Pro+の特徴

Redmi Note 11T Pro+の主な特徴は以下の通りです。

ポイント

Dimensity 8100搭載でAnTuTu80万点超え

2280mm²VC冷却

DisplayMate A+旗艦級LCDディスプレイ

最大6400万画素のトリプルカメラ

120W急速充電対応の4,400mAhバッテリー

アスペクト比20.5:9で持ちやすいサイズ

本機はパフォーマンスに焦点を当てたモデルとなっており、同時にRedmi Note 11T Proも発売されています。違いは少なく、Pro+のみDisplayMate A+評価があり、Proは67W急速充電対応の5080mAhバッテリーとなっています。

両機種ともDimensity 8100搭載でAnTuTu80万点超えでありながら、日本円で3万~4万円台とミドルレンジとは何なのか分からなくなってしまう性能を持っています。

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Redmi Note 11T Pro+ 本体と付属品をチェック

本体をチェック

筆者が購入したのはシルバー系の「原子银」モデルで、一見金属のような背面パネルですが樹脂のようです。

光の当たり方次第ではブラスト加工されたようなギラギラ感があり、悪くない質感です。サラサラしており指紋も目立ちません。

「Deco」と名付けられた一体成型のカメラモジュールは金属製で、ロボットの顔のようなデザインになっています。

20.5:9という特殊なアスペクト比で従来のスマホ(20:9)よりも若干縦長。また、背面パネルがラウンドしていることもあり、グリップ感がかなり良く持ちやすいです。

長方形のカメラモジュールは二段に大きく出っ張っています。また、フラット形状サイドフレームは樹脂製のようですが、一見金属のような質感です。

端末正面から見て右側面には、左からボリュームキーと電源ボタンがあります。

端末正面から見て左側面にはボタンや穴等は全くありません。

天面には、左からイヤホンジャックmスピーカー穴、マイク穴、IRブラスター(赤外線リモコン)があります。

底面には、左からスピーカー穴、Type-C充電ポート、マイク穴、SIMカードスロットがあります。

パッケージと付属品をチェック

Redmi Note 11T Pro+は白いパッケージにゴールドの大きな「Note 11T」のロゴが印象的。サイドにも大きく「120W」と書かれています。

パッケージ内容

本体

TPUクリアケース

フィルム(貼付済)

120W充電器&ケーブル

SIMピン

説明書等

パッケージ内容は以上の通り。ケース、フィルム、充電器がセットになっており、そのまま使い始めることができます。

クリアケースはキャップ付きのタイプです。

また、カメラ周りを保護する形状になっていました。

Redmi Note 11T Pro+はDimensity 8100搭載。AnTuTuは80万点超え!

Redmi Note 11T Pro+は、SoCに「MediaTek Dimensity8100」を搭載しています。

AnTuTuベンチマーク(Ver.9)でRedmi Note 11T Pro+の処理性能を計測してみました。バッテリーの設定から「パフォーマンスモード」にしておくと、80万点を超えるスコアを記録することができます。

3~4万円台のミドルレンジ機とは思えないハイスコアで、ゲームを楽しみたい方には最適の機種です。

しかし、さすがに最も重いと言われるゲーム「原神」を最高設定&60FPSでプレイしたところ15分ほどでバッテリー温度が43°を超え、スロットリング(機能制限)が発生してフレームレートが30以下に落ちてしまいました。

一方、ペルチェ素子クーラーを使用した場合、上記の設定で1時間プレイしていてもスロットリングは発生せず高いフレームレートを保てていました。

 

ただし、フレームレートは50FPS程度に制限されているようで、ゲーム中は40前半~後半をウロウロ。60FPSはそもそも発揮できない仕様のようです。

なお、フレームレートを30FPSでプレイする場合、ペルチェ素子クーラーがなくても1時間のプレイで40°は超えるものの、スロットリングは発生しませんでした。やはり、高フレームレートが最も強力な負荷になるようです。

もちろん日常使用程度では大きな発熱は確認できませんでした。

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Redmi Note 11T Pro+は旗艦級LCDディスプレイ搭載!DisplayMate A+評価

Redmi Note 11T Pro+は、ディスプレイに6.6インチのLCD(液晶)ディスプレイを採用。シャオミは「フラッグシップ級液晶」「液晶の栄光を取り戻す」とPRしており、世界的なディスプレイ評価機関「DisplayMate」によってA+の評価を得ています。

実際かなり発色は良く、有機ELのようなパキッと感はないものの柔らかい色表現が印象的。最大リフレッシュレートも144Hzと非常に高いため、スクロールも滑らかで残像感も非常に少ないです。また、有機ELでは不可能なフルシーンでのDC調光に対応しており、目に優しい仕様です。

アスペクト比は20.5:9を採用しています。従来機(20:9)よりも若干縦長になっているのでグリップ感が良く持ちやすいです。液晶の構造上、奥行きがあるのでベゼルやパンチホール周りに若干影があるものの、旗艦級を名乗れる性能は十分あると思います。

インカメラを収めたパンチホールも有機ELほど小さくはできないものの、決して大きくもなく目立ちません。なお、通常輝度は650nitsでピーク輝度は非公表ですが、直射日光下で使用してもそれほど暗いとは感じませんでした

Redmi Note 11T Pro+はトリプルカメラ搭載。メインカメラは6400万画素GW1

Redmi Note 11T Pro+は、背面にトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・メイン(広角):6400万画素(Samsung Isocell GW1)

・超広角:800万画素

・マクロ:200万画素

動画については4K、1080p、720pでの撮影が可能。対応フレームレートは以下の通り。電子式手振れ補正にも対応します。

画質フレームレート
4K30FPS
1080p30/60FPS
720p30FPS

3つのカメラを使って実際に撮影してみました。以下、作例になります。

ギャラリー

メインカメラは解像感良好。AI補正はかなり色が濃い

Redmi Note 11T Pro+は、メインカメラに6400万画素の「Samsung Isocell GW1」を搭載しています。少し古いセンサーですが、1/1.72インチとまずまずの大きさです。

そのまま撮影すると彩度が低い印象ですが、AI補正機能があるので自動で色濃く鮮やかに補正してくれます。

←補正なし:補正あり→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

上記のスライダー付き画像は、左がAI補正なし、右がAI補正ありとなっています。AI補正を入れるとかなり色が濃くなり、どぎつい印象の写真になってしまいます。つまりオート撮影の場合、暗めで彩度の低い写真か超派手な写真になってしまい、中間がありません。

手動で色味を編集

幸い、シャオミのギャラリーアプリは後から写真を細かく編集できるので、気になる人は自分で編集すると良いでしょう。また、カラーフィルターをかけるのもアリです。

なお、GW1は通常4個の画素を組み合わせて1.6um/1600万画素とするテトラピクセル技術で写真を撮影しています。これに対して、感光性能は劣るもののそのまま6400万画素で撮影する「64MPモード」も備えています。

64MPモードで撮影

上の写真を拡大

6400万画素の高解像度なので流石の解像感。猫の毛のような繊細な被写体や遠くの風景を撮影するなどに便利です。

ズーム性能は低い。超広角はまあまあ使える

Redmi Note 11T Pro+は望遠カメラはありませんが、10倍までのデジタルズームが可能。また超広角カメラがあるので、広い画角で写真を撮ることができます。

1倍

2倍

1倍と2倍でそれぞれ撮影してみました。2倍ズームの時点ですでに粗い部分が出てきています。

3倍

4倍

続いて3倍、4倍でそれぞれ撮影してみました。かなり粗さが目立つようになり、地面や枯草はかなりガリガリした画質になっています。

5倍

10倍

さらに5倍、10倍でそれぞれ撮影しました。細部がかなり粗くなり潰れてしまっており、甘く評価しても5倍が写真としては限界でしょう。

メインカメラ(広角)と超広角カメラで同じ場所から撮影しました。超広角カメラの方が広い画角で撮影できており、色味もほとんど変わらないので使いやすいと思います。

超広角カメラはメインカメラよりはセンサーサイズが小さいので、夜の撮影には向かないものの日中の撮影では普通に使える性能です。

夜景モードは白飛び耐性が高い

Redmi Note 11T Pro+は夜景モードを搭載しています。

←オート:夜景モード→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

上掲のスライダー付き写真は左がオート撮影で右が夜景モードです。夜景モードを使用することで、オートよりもノイズを減少させることができます。

←オート:夜景モード→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

より暗い場所で撮影しました。ものすごく良くなるわけではないのですが、やはり多少は明るくなっていることがわかります。

←オート:夜景モード→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

夜景モードは暗所ではなくとも、強い光源に対して有効です。上掲の写真では、光源による白飛びをしっかり抑え込めていることが分かります。

マクロカメラは低画質で「おもちゃ」レベル

Redmi Note 11T Pro+は専用のマクロカメラを搭載しています。

ただし、200万画素の低性能カメラなので解像感はかなり微妙。おもちゃ程度の性能なので、ほぼ使うことはありません。

ポートレートモードは優秀

Redmi Note 11T Pro+は被写体の背景にしっかりボケが入るポートレートモードを搭載しています。

細いストローの輪郭を正確に捉えており性能は良好。背景もちゃんとぼけています。

Redmi Note 11T Pro+ カメラ総評:意外と撮れるがAI補正の色が濃い

Redmi Note 11T Pro+のカメラ性能の総評については以下の通りです。

64MPメインカメラは解像感良好

AI補正の色が濃すぎる

ズーム性能はよくない。64MPモードで撮ったほうが良い

✅超広角は昼なら普通に使える性能

夜景モードは実用的

マクロカメラは「おもちゃ」

実際に使用してみて、メインカメラは意外にもちゃんと撮れる印象でした。

ただしAI補正の色が非常に濃い点は好みがわかれるところ。ズーム性能も微妙なので、遠くを撮りたい時は64MPモードで撮影して後から切り取ることを推奨します。

超広角カメラ(昼限定)や、夜景モード、ポートレートモード等は実用的な性能でした。

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Redmi Note 11T Pro+はイヤホンジャックとデュアルスピーカー搭載

Redmi Note 11T Pro+は3.5mmイヤホンジャックに加えて、デュアルスピーカーを搭載しています。

実際にスピーカーで音楽を聴いてみると、上側は下側と比べて音量が小さめ。音量バランスが良くないので、おまけ程度と割り切りましょう。

なお、Dolby Atmosに対応しています。

Redmi Note 11T Pro+は最大120Wの急速充電対応

Redmi Note 11T Pro+のバッテリー容量は4400mAhで、120W有線急速充電に対応。さらに充電用チップ「Surge P1」によって、発熱を適切に制御しつつ高速の充電を可能としています。

勿論、専用の120W急速充電器が付属します。

なお、11T Proは5080mAhバッテリーで67W有線急速充電対応となっています。これ以外にほとんど違いはないので、充電速度かバッテリー容量でどちらか選ぶと良いでしょう。

120W急速充電の充電速度を検証

Redmi Note 11T Pro+は120Wの有線急速充電が可能で、19分で満充電できると謳うブーストモードと、最大でも温度上昇を38℃にとどめる常温モードが使用可能です。

バッテリー残量が0%の状態から、ブーストモードで充電時間を計測してみた結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
5分37%
10分63%
15分80%
20分95%
28分100%

満充電にかかる時間は約28分で、たったの10分で60%を超える充電が可能でした。しかし、何度か試してみても19分での満充電はできませんでした。

他の120W急速充電対応端末では、ちゃんと20分を切る充電が可能なので不思議です。現段階ではブーストモードにしても常温モードと同じなのかもしれません。なお、充電終了時のバッテリー温度は36°と人肌程度でした。

バッテリー持ちを検証

Redmi Note 11T Pro+は、4400mAhと最近のスマホとしては平均的な容量のバッテリーを搭載しています。

バッテリーを100%にし、輝度約60%、音量100%の状態で、Amazon Prime Videoを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。他の端末との比較表は以下の通りです。

1時間後2時間後
Redmi Note 11T Pro+94%85%
Xiaomi 12 Pro91%81%
Redmi Note 1194%87%
iPhone SE91%78%

結果はRedmi Note 11T Pro+のバッテリー持ちは普通に良い部類でした。Dimensity 8100の電力消費効率は非常に良いと言われているので納得です。

当然「原神」のような後負荷のゲームを長時間プレイしているとモリモリ減っていくものの、日常使用や軽くSNSを触る程度なら1日しっかり持つことでしょう。

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Redmi Note 11T Pro+は側面指紋/顔認証に対応

Redmi Note 11T Pro+は側面指紋認証、顔認証の両方に対応しています。

側面の電源ボタンが指紋センサーを兼ねており、押し込まずとも触れただけでロック解除されます。処理性能が高いからか速度は非常に優秀で、ストレスなく使えます。

Redmi Note 11T Pro / Pro+のスペック

Redmi Note 11T Pro / Pro+のスペックは以下の通りです。

 Redmi Note 11T ProRedmi Note 11T Pro+
OSMIUI 13
SoCDimensity 8100
冷却VC 2280mm²
メモリ6/8GB, LPDDR58GB, LPDDR5
容量128 / 256 GB128 / 256 / 512 GB
画面6.6型 LCD, FHD+ (2460 x 1080)
リフレッシュレート 144Hz
アスペクト比 20.5:9
通常輝度 650nits
DCI-P3, DC調光, HDR10,
Dolby Vision
6.6型 LCD, FHD+ (2460 x 1080)
リフレッシュレート 144Hz
アスペクト比 20.5:9
通常輝度 650nits
DisplayMate A+,DCI-P3,
DC調光, HDR10, Dolby Vision
カメラ
(背面)
メイン:6400万画素 (GW1)
超広角:800万画素
マクロ:200万画素
カメラ
(正面)
1600万画素
電池5080mAh, 67W急速充電4400mAh, 120W急速充電
Surge P1チップ
音響デュアルスピーカー
Dolby Atmos, Hi-Res
4GFDD-LTE :B1 / B3 / B5 / B8 / B19
TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
5Gn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78
防塵防水IP53
生体認証側面指紋/顔
その他Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3, NFC3.0, IRブラスター, X軸振動モーター
寸法163.64 x 74.29 x 8.87mm, 200g163.64 x 74.29 x 8.9mm, 198g
本体色原子银, 时光蓝, 子夜黑原子银, 时光蓝, 子夜黑,
Astro Boy Edition
価格
(日本円換算)
6+128GB: 1699元(約3.4万円)
8+128GB: 1899元(約3.8万円)
8+256GB: 2099元(約4.2万円)
8+128GB: 1999元(約4万円)
8+256GB: 2199元(約4.4万円)
8+512GB: 2399元(約4.8万円)

ソース:Xiaomi 

技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「Redmi Note 11T Pro+」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき、総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

Redmi Note 11T Pro+ レビューまとめ:コスパがおかしいハイパワーマシン

Redmi Note 11T Pro+のレビューをお届けしました。実際に使ってみて感じた主な特徴は以下の通りです。

ポイント

ミドルレンジの常識を破るAnTuTu80万点!

ゲームのフレームレートは50FPSに制限?

液晶ながらきれいな発色のディスプレイ

バッテリー持ち良好も、充電は公称ほど速くない

意外と撮れるメインカメラ。ただしAI補正の色が極端

20.5:9のアスペクト比で横幅が狭く持ちやすい

全体的にはよくまとまったスマホで、特にミドルレンジの常識を破るパフォーマンスは圧巻でした。

細かい点を見ていくと、カメラのAI補正の色が濃すぎたり、ゲームのフレームレートに制限がかかっていたりと問題もあるのですが、処理性能の高さと3~4万円台の価格を踏まえればそれは些細な事です。

デザインや質感も悪くなく、持ちやすさも考慮された設計も気に入ったポイント。少なくとも現時点では2022年を代表するコスパ機と言っても良いでしょう。

なお、Redmi Note 11T Proはグローバル向けには「POCO X4 GT」として登場。11T Pro+も「POCO X4 GT Pro」として登場すると言われています。

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