2022年4月14日、シャオミ・ジャパンがSIMフリー5Gスマートフォン「Redmi Note 10T」を発表しました。eSIMや、おサイフケータイ、IP68の防塵防水に対応したモデルです。
この記事では、Redmi Note 10Tの主な特徴やスペックについてまとめています。
ジャンプできる目次
Redmi Note 10Tの主な特徴:日本に最適化されたエントリー5Gスマホ
Redmi Note 10Tの主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅5G対応のエントリーモデル
✅おサイフ/最高クラスの防塵防水
✅nanoSIM+eSIMのデュアルSIM対応
✅5,000万画素カメラ
✅90Hz駆動のディスプレイ
✅5,000mAhの大容量バッテリー
✅最大1TBのmicroSD/イヤホンジャックも対応
以上の通り、おサイフケータイや防水に対応するなど日本市場向けの仕様で、5GやeSIMにも対応。オープンマーケット向けとしては、初の日本限定モデルとなっています。
一方、スペックは日動動作なら問題なし・ゲームやカメラ性能は控えめといったエントリー仕様。昨年、auおよびUQモバイルで発売された「Redmi Note 10 JE」とスペックはよく似ていますが、より広い販路で販売されるので手に取りやすくなっています。
市場想定売価は、3万4,800円(税込)です。
詳細は以下をご覧ください。
5G対応のチップセット「Qualcomm Snapdragon 480 5G」搭載
Redmi Note 10Tは5G対応の「Qualcomm Snapdragon 480 5G」チップセットを搭載したスマートフォンです。
5G対応は、今年から3G回線の提供が徐々に終了しつつあり、今後必須となってきます。
Snapdragon 480 5Gは、AnTuTuベンチマーク(Ver.9)でおよそ28万点前後の性能を持っているので、日常使用程度ならサクサク動作するものと思われます。一方、3Dゲーム等の負荷が強い処理は苦手です。
その他、OSはAndroid 11ベースのMIUI 13。メモリ4GB、ストレージ64GBとなっており、microSDによる最大1TBのストレージ拡張が可能です。
Redmi Note 10Tはおサイフ/防水対応の全部入り
Redmi Note 10Tは「おサイフケータイ(FeliCa搭載)」「最高クラスの防塵防水(IP68)」に対応したいわゆる「全部入りスマートフォン」です。
Felicaを搭載しているので、SuicaやPASMO等を使って店頭や駅の改札口で素早い決済が可能。忙しい現代人の心強い味方です。
また、近年日本ではスコールのような土砂降りも多くなってきているので、IP68への対応も心強い味方になります。防水だけでなく防塵も最高レベルなので、埃っぽい場所で使用するのも安心です。
nanoSIM+eSIMのデュアルSIM対応
Redmi Note 10Tは、nanoSIMとeSIMに対応したデュアルSIM仕様です。
nanoSIMは従来の物理SIMカードで、eSIMは非物理のデータSIMとなっており、好きな方を使うことができます。
勿論、電話用に格安のeSIM、データ通信用に大容量のnanoSIMを組み合わせるといった使い方もおすすめ。
5,000万画素カメラ+深度センサー搭載
Redmi Note 10Tは背面に5,000万画素のメインカメラと200万画素の深度センサーを搭載しています。
深度センサーは被写体との距離を測るものなので、写真や動画を撮影することはできません。そのため、実質シングルカメラです。
メインカメラの5,000万画素センサーについて詳細は明かされていませんが、Redmi Note 11にも採用されている「Samsung Isocell JN1」と思われます。これは、1/2.76インチと小型のセンサーで、廉価スマートフォンへの採用が目立ちます。
90Hzで滑らかに動く大画面ディスプレイ搭載
Redmi Note 10Tは、フルHD+の解像度と最大90Hzのリフレッシュレートに対応した6.5インチの大画面液晶ディスプレイを搭載しています。
90Hzのリフレッシュレートは、旧来のスマホの60Hzの1.5倍。1秒間に90回画面を書き換えて動きを滑らかに見え、目に優しい仕様となっています。
←90Hz
60Hz→ pic.twitter.com/q26IhnK9sZ— 矢sX@Xiaomi大好きブロガー (@F10Dfjtu) June 25, 2021
また、読書モードの設定により、画面のブルーライトを低減し、長時間使用による目の疲労感を軽減するアイケアにも対応。勿論、画面の明るさを周囲の環境に合わせて自動調節する機能も搭載しています。
5,000mAhの大容量バッテリー搭載!ただし充電器は別売り
Redmi Note 10Tは5,000mAhの大容量バッテリーに加えて、18W急速充電にも対応します。
搭載するSoC「Snapdragon 480 5G」も電量消費効率に優れているので、大容量バッテリーとの組み合わせで優れた電池持ちが期待できます。余程ハードに使用しない限り、1日はアプリやゲーム、ブラウジングなど、電池残量を気にせず楽しむことができるでしょう。
なお、充電器は付属しないので別途用意が必要です。
Redmi Note 10Tの価格と発売日、その他の情報
Redmi Note 10Tの市場想定売価は、3万4,800円(税込)で公式ECサイトのmi.comやAmazon、楽天市場等でも販売されます。既に予約を開始しており、4月26日に発売されます。
その他、OCNモバイルONEやIIJmioといったMVNO(格安SIM)でも販売されます。また、オープンマーケット版を購入すると抽選で「Xiaomi Watch S1 Active(通常価格:2万2,980円)」が当たります。
オープンマーケット以外では、現在のところソフトバンクでも取り扱いがあります。
ソフトバンク版に関しては、4月22日発売で2万7,360円(税込)となっており、こちらもnanoSIM+eSIMのデュアルSIM対応のようです。
カラーバリエーションは、アジュールブラック、ナイトタイムブルー、レイクブルーの3種類。レイクブルーはオープンマーケット向け専用カラーです。
寸法は、縦幅163mm、横幅76mm、厚み9.0mm、重量198gとなっています。
Redmi Note 10T スペック表
Redmi Note 10Tのスペックは以下の通りです。
Redmi Note 10T | |
OS | Android 11, MIUI 13 |
SoC | Snapdragon 480 5G |
メモリ | 4GB |
容量 | 64GB 最大1TBのmicroSD等に対応 |
画面 | 6.5インチ 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) コントラスト比: 1500:1 リフレッシュレート: 最大90Hz Corning®Gorilla®Glass3 |
カメラ (背面) | メイン (広角):5,000万画素 深度センサー:200万画素 |
カメラ (正面) | 800万画素 |
電池 | 5000mAh, 18W急速充電 充電器付属なし |
音響 | イヤホンジャックあり |
生体認証 | 側面指紋/顔 |
おサイフ ケータイ | 対応 |
防塵防水 | IP68 |
5G | 未記載 |
4G | GSM: B2/3/5/8 WCDMA: B1/2/4/5/6/8 LTE-FDD: B1/2/3/4/8/12/17/18/19*/26/28 LTE-TDD: B38/39/40/41(2545-2650MHz)/42 |
寸法 | 163 × 76 × 9.0mm, 198g |
本体色 | アジュールブラック, ナイトタイムブルー, レイクブルー(オープンマーケット限定) |
その他 | Bluetooth 5.1 WiFi5 (2.4GHz/5GHz) デュアルSIM (1 nanoSIM, 1 eSIM) |
価格 | 市場想定売価 3万4,800円(税込) |