シャオミのサブブランドRedmiは、2022年2月16日に中国で新型ゲーミング・フラッグシップスマートフォン「Redmi K50 Gaming Edition」を発表しました。
Snapdragon 8 Gen 1 SoC、6.67インチ有機ELディスプレイ、ポップアップ式のLRショルダートリガー、4860mm²の大型デュアルベーパーチャンバー、120W急速充電対応の4700mAhバッテリー等を搭載しています。
Redmi K50 Gaming Edition(中国版)がAliExpressで販売中!
詳細は以下の通りです。
Redmi K50 Gaming Editionの特徴
Redmi K50 Gaming EditionはOSにMIUI13をプリインストールし、SoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載。さらに、極薄ステンレス鋼を用いたデュアルベーパーチャンバーも搭載しています。これは史上最大級の4860平方ミリメートルという超大型サイズで、強力な放熱性能を持つといいます。
メモリは8GBまたは12GBで、ストレージは128GBまたは256GB。LPDDR5メモリ、UFS 3.1ストレージに対応しているだけでなく、読み取りおよび書き込みを行う独自エンジン「IO Turbo」を搭載。前モデルのK40 Gaming Editionから、ファイルの解凍速度が100%、コピー速度が300%それぞれ向上したといいます。
前モデルに引き続き、ポップアップ式のLRショルダートリガーを搭載しており、画面上の任意の操作をそれぞれ割り当てることが可能。また超広帯域X軸モーター「CyberEngine」を搭載しており、Androidで唯一、iPhone 13を超える振動体験を提供するといいます。
ディスプレイは6.67インチの有機EL(OLED)ストレートスクリーンで解像度はFHD+(2400 x 1080)。国際的に権威のあるディスプレイ認証「DisplayMate A+」評価を獲得しており、最高のコントラスト比、最低の画面反射率、最小の表示角度など15の項目で最高の評価を得たとのこと。また、最高クラスの硬度を誇るGorilla Glass Victusによる保護があります。
このほか、最大120Hzのリフレッシュレート、最大480Hzのタッチサンプリングレートに対応。さらに1920HzのPWM高周波調光(従来は480Hz)は、低照度下でも正確な色精度を保ち、暗い環境でのゲームプレイでも安心・快適だといいます。
さらにタッチスクリーンの解像度は、従来の2,400 x 1,080から24,000 x 10,800に細分化。従来の10倍を誇るタッチ解像度で、人気のFPSゲームでより正確な照準や操作が可能といいます。消費電力についても、新たなVRS可変解像度技術でゲームのレンダリング品質をより効率的に改善。優れたバッテリー持ちを実現したといいます。
通信面ではWi-Fi 6、Bluetooth 5.2への対応だけでなく専用ゲーミングアンテナを搭載。さらにWiFiと5Gをそれぞれ2つずつ同時検出し、最適な通信に自動で切り替える「マルチリンク5」に対応しており、ゲームの遅延を30%短縮したとのことです。
アウトカメラは6400万画素のメインカメラ(広角、SONY IMX 686)、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロのトリプル構成。インカメラは2000万画素(SONY IMX 596)となっています。また、メインカメラには適切な色調節を行うフリッカーセンサーが搭載されています。
カメラにはそれほど力を入れないゲーミング・スマートフォンが多い中、メインカメラとインカメラについては準フラッグシップまたはフラッグシップ級のセンサーが採用されています。
バッテリーは4,700mAhで、120W有線急速充電に対応。内部抵抗と発熱の少ないMTW多極バッテリーと、充電効率を高めるデュアル高速充電チップを組み合わせ、僅か17分で満充電が可能といいます。
さらに、ゲームをしながらの充電でも37分で満充電が可能とのこと(従来の120W充電は80分以上)。120W急速充電器に加えて、ゲーム中に充電しても手の邪魔になりにくいL字型充電ケーブルが付属します。
音響は、左右対称に配置されたJBLチューニングのクアッドユニット・スピーカー。左右のスピーカーに、高音および中低音に対応したユニットを一つずつ搭載します(計4つ)。Dolby Atmosにも対応しており、今まで聴こえなかった音も再現し、ゲーム効果音の位置感や臨場感を高める画期的な体験を提供するといいます。
寸法は縦幅162.5mm、横幅76.7mm、厚み8.5mmで重量は210g。ツヤ消しのAGガラスの平面パネル、金属フレームを採用しており、カラーバリエーションはブルー系の「冰斩」、シルバー系の「银翼」、ブラック系の「暗影」、メルセデスAMGペトロナスとコラボした「冠军版」の4種類です。
価格については、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルが3299元(約6万円)、メモリ12GB/ストレージ128GBモデルが3599元(約6.6万円)、メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが3899元(約7.2万円)となっています。また、冠军版(メモリ12GB/ストレージ256GB)は4199元(約7.7万円)で、限定10,000台。通常の120W充電器ではなく120W GaN充電器が付属します。
別売りで放熱金属シェル(99元、約1,800円)、マグネット式外付け冷却ファン(199元、約3,600円)も用意されています。
Redmi K50 Gaming Editionは、中国大手EC「京東」などで2月18日より発売されます。なお、グローバル向けにはPOCO F4 GTとして市場に登場すると噂されています。
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Redmi K50 Gaming Editionのスペック表
Redmi K50 Gaming Editionのスペック表は以下の通りです。
Redmi K50 Gaming Edition | |
OS | MIUI13 |
メモリ | 8 /12 GB, LPDDR 5 |
容量 | 128 / 256 GB, UFS 3.1 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
画面 | 6.67インチ, FHD+, 有機EL リフレッシュレート120Hz タッチサンプリングレート480Hz PWM高周波調光1920Hz, MEMC, DCI-P3, HDR 10+, DisplayMate A+, Gorilla Glass Victus |
カメラ (背面) |
6400万画素メイン (SONY IMX 686) 800万画素超広角 200万画素マクロ フリッカーセンサー |
カメラ (正面) |
2000万画素 (IMX 596) |
電池 | 4,700mAh 120W急速充電 |
音響 | JBLクアッドコアスピーカー Dolby Atomos, Hi-Res |
通信 (4G) |
FDD-LTE:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 |
通信 (5G) |
n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
通信 (その他) |
Wi-Fi 6, Bluetooth 5.2 デュアルWiFi + デュアル5G, 専用ゲーミングアンテナ |
その他 | ショルダートリガー, 4860mm²デュアルVC, IO Turbo, CyberEngine, IRブラスター, NFC 120W充電器付属 |
本体色 | 冰斩、银翼、暗影、冠军版 |
寸法 | 162.5 x 76.7 x 8.5mm, 210g |
価格 | 8+128GB: 3299元(約6万円) 12+128GB: 3599元(約6.6万円) 12+256GB: 3899元(約7.2万円) 冠军版(12+256GB): 4199元(約7.7万円) |
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ソース:Xiaomi新製品発表会、Xiaomi