シャオミのサブブランドRedmiは、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Pro」および「Redmi Buds 4」をグローバル向けに発表しました。
どちらも既に中国で発売されているモデルですが、共にシャオミの完全ワイヤレスイヤホンとして初めてアプリに対応。また、前者は中国版と異なり「LDAC」コーデックに対応しています。
この記事では、両モデルの主な特徴やスペックをまとめています。
Redmi Buds 4 Proの主な特徴
「Redmi Buds 4 Pro」は、多くの機能やHi-Resオーディオに対応したハイエンド製品で、43dBの強力なアクティブノイズキャンセリング(ANC)や、360°立体サラウンドに対応しています。
3つのマイクを備えており、シーンに応じた3種類の強度のANCをAIが自動選択する機能や、風切り音防止アルゴリズムを搭載。外部音取り込み機能にも対応します。
サウンド面では、中国版とは異なり「LDAC」コーデックに対応。10mmアルミドライバーと、6mmチタンドライバーで構成されるデュアル・ダイナミックドライバーを備えており、96kHz/24bitの高いビットレートによりハイレゾ相当の音質を実現しています。
その他、ANCオフ時にイヤホンのみで9時間、ケース込みで36時間の長いバッテリー持続があり、IP54レベルの防塵防水、タッチ操作、着脱検知、デュアルデバイス接続、Bluetooth 5.3に対応します。
また、これまでシャオミのワイヤレスイヤホンはMIUIの内蔵プログラムのみで設定変更が可能でしたが、新たに開発されたアプリ「Xiaomi Earbuds(▷Google Play)」に対応しました。現時点では、アプリはAndroidのみの対応です。
カラーはホワイトとブラックの2色で、AliExpressにてプレセールが2022年9月10日15時59分まで行われます。通常価格およびプレセール情報は以下の通りです。
通常価格:119.98ドル(約1.7万円)
セール価格(50%OFF):59.99ドル(約8,600円)
クーポンコード(5ドルOFF):TECHRM6
セールでは、通常の半額で購入できることに加え、クーポンコード「 TECHRM6 」を使用することで更に5ドルOFF。54.99ドル(約7,900円)での購入が可能です。
「LDAC」に対応していることと、前モデル「Redmi Buds 3 Pro」が日本でも発売されたことから、「Redmi Buds 4 Pro」も同様に日本発売が期待されます。
Redmi Buds 4の主な特徴
「Redmi Buds 4」は、Proモデルよりも安価な製品ですが、35dBのアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応しています。
2つのマイクを備えており、Redmi Buds 4 Proと同様にAIによるANCの自動調節機能に対応。また、外部音取り込みモードにも対応しています。
サウンド面では10mmのムービングコイルユニットを備えており、Bluetooth 5.2により遅延の少ない接続を実現しているとのこと。
その他、ANCオフ時にイヤホンのみで6時間、ケース込みで30時間のバッテリー駆動と、タッチ操作、着脱検知に対応。また、Proモデルと同様に「Xiaomi Earbuds(▷Google Play)」アプリに対応しています。
カラーはホワイトとブルーの2色で、価格は不明ですが、中国では初回199元(約4,000円)で販売されていました。前モデル「Redmi Buds 3」は日本でも発売されたため、「Redmi Buds 4 Pro」も同様に日本発売が期待されます。
Redmi Buds 4 / 4 Proのスペック
「Redmi Buds 4」「 Redmi Buds 4 Pro」の主なスペックは以下の通りです。
Redmi Buds 4 | Redmi Buds 4 Pro | |
ドライバー | 10mm | 10mm + 6mm |
Bluetooth | 5.2 | 5.3 |
ANC | 最大35db | 最大43db |
外音取り込み | あり | あり |
バッテリー持ち (ANCオフ) |
イヤホン本体:6時間 充電ケース込み:30時間 |
イヤホン本体:9時間 充電ケース込み:36時間 |
防塵防水 | IP54 | IP54 |
充電 | Type-C | Type-C |
その他 | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC, 360°サラウンド対応 |
中国での価格 | 199元(約4,000円) | 369元(約7,400円) |