「Redmi Buds 3 Lite」は、シャオミが日本でも販売している3000円台と安価な完全ワイヤレス(TWS)イヤホンです。筆者は実機をGshopper様よりご提供いただいたので、レビューしていきたいと思います。
なお、アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みに対応した上位版「Redmi Buds 3 Pro」も販売されています。そちらのレビューはコチラの記事をご確認ください。

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Redmi Buds 3 Liteの特徴
Redmi Buds 3 Liteの主な特徴は以下の通りです。GoodポイントとBadポイントに分けてまとめました。
Good
✅片側わずか4.2gと超軽量
✅人間工学に基づいたデザインで快適な装着感
✅Bluetooth 5.2で安定した接続を実現
✅バランスの良い音作り
✅最大18時間の音楽再生時間
✅IP54規格で、水しぶきや汗からイヤホンを保護
Bad
✅ANC/外音取り込み非対応
✅アプリ非対応
✅ワイヤレス充電非対応
✅タッチ操作/着脱検知機能非対応
✅コーデックはSBCのみ
以上の通りスペックや機能はあまり目立ちませんが、それでもBluetooth 5.2対応やIP54規格があり、軽量で快適な装着感が持ち味のエントリーTWSイヤホンとなっています。
Redmi Buds 3 Liteを開封
Redmi Buds 3 Liteのパッケージです。ギアギラ虹色に輝くロゴが印象的です。
背面には技適マークなどの日本で販売するのに必要な各種のマークもありました。
海外ECからの提供品ですが、もともと日本版を販売しているのかグローバルバント日本版の仕様が変わらないのかは不明です。
パッケージ内容は、イヤホン、イヤホンケース、イヤーピース(S、M、L)、イヤーフック(S、L)、取扱説明書、保証書でした。解説書には日本語の解説もあります。

付属のイヤーピースとイヤーフックのアップです。人間工学デザインのイヤーフックが特徴的です。
ケースの上部が蓋になっており、パカッと開けるとイヤホンがお目見えです。ケースはいかにもプラスチッキーな感じがありチープです。
イヤホン本体は小型で片側4.2gと軽量です。
イヤホン本体のアップです。イヤーフックがなければよくあるエントリーTWSイヤホンと変わりません。
ケースは丸みを帯びた握りやすい形状。下部にはType-C充電ポートがありました。
Redmi Buds 3 Liteを実際に使ってみての感想
意外と悪くない音。バランスも良し
Redmi Buds 3 Liteは6mmのダイナミックドライバーを搭載しています。
低価格なダイナミックドライバー搭載機の多くは、低音が強調されているものが多いのですが、Redmi Buds 3 Liteはシャオミの専門チームが調整しているということもあり、バランスの良い音に仕上げられています。

Bluetooth 5.2対応で、安定性も優れているように感じました。
人間工学デザインでフィット感良好。重量も軽い
Redmi Buds 3 Liteは独特の人間工学デザインのイヤホンで、重量も片側わずか4.2gと軽量。フィット感も良く長時間使用しても耳が痛くならなさそうです。
またノイズキャンセル機能はありませんが、イヤホン自体の遮音性は悪くありません。
バッテリー持ちはケース込み18時間。ワイヤレス充電非対応

Type-Cポートで充電
Redmi Buds 3 Liteの充電は、ケース背面のType-C充電ポートによる有線充電のみ。ワイヤレス充電には非対応です。急速充電もないようで、この辺はしっかりコストカットされています。
また、音楽再生時間はイヤホンのみで最大5時間、ケース込みで最大20時間です。ハードな利用だと少し心もとないですが、ライトユーザーなら問題ないでしょう。
Redmi Buds 3 Liteのスペック
Redmi Buds 3 Liteのスペックは以下の通りです。
Redmi Buds 3 Lite | |
ドライバー | 6mm ダイナミックドライバー |
通信 | Bluetooth 5.2 |
通信範囲 | 10m |
バッテリー 持続時間 | イヤホン 最大 5 時間 充電ケース 最大 18 時間 |
充電ポート | Type-C |
サイズ | イヤホン 24.5 × 16.7 × 24.6mm 充電ケース 60 x 46 x 23.7 mm |
重量 | イヤホン:4.2g(片方) ケース含:36g |
パッケージ内容 | 充電ケース(1 個) イヤホン 1 組(2 個) イヤーピース:3 ペア (S/M/L/、M が取り付け済み) イヤーフック:2 ペア (S/L/、L が取り付け済み) 取扱説明書(1 冊) |
ソース:Xiaomi
Redmi Buds 3 Lite レビューまとめ:コーデックはSBCのみだが、割と音が良く好感触
Redmi Buds 3のレビューをお届けしました。実際に使ってみて感じた主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅BT5.2対応で通信品質は安定
✅意外にも音が悪くない。バランスも良好
✅片側4.2gと軽量
✅人間工学デザインで装着感もよし
この他、ちょっとした雨や汗から保護するには十分なIP54に対応しており、ケースも小型軽量(全部合わせて41g)となっています。少し驚いたのが思っていたよりはるかに音がよかったことです。3,000円台でこの音なら満足感があります。
ノイズキャンセリングやタッチ操作といった贅沢な機能はありませんが、低価格でなるべく音の良いTWSイヤホンを探している方なら悪くない選択肢だと思います。
なお、シャオミはANCと外音取り込みに対応した「Redmi Buds 3 Pro」も日本で販売しています。そちらのレビューは以下の記事をご覧ください。