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激ヤバスマホ「Redmi 12C」が日本発表!これならRedmi Note 11を買うべき

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2023年3月16日、シャオミ・ジャパンは「Redmi 12C」を発表・発売しました。

以下に主な特徴やスペック、価格とセール情報をまとめていますが、はっきり言えば全くオススメできません。その理由も踏まえて書いています。

Redmi 12Cは全くオススメできない

最初に結論を書いておくと、Redmi 12Cについて全くオススメできません。筆者は常日頃からシャオミ製品を愛用し、ブログやTwitterで紹介していますが、今回はどうしても推すことはできません。

主な理由を以下にまとめます。

対応バンドがあまりにも狭すぎ?→公式の記載ミス

【追記】公式の記載が修正され、各4キャリアの主要4Gバンドに適応していることが分かりました。

税込19,800円という通常価格はスペックを考えれば特に問題無いものでしょう。ある程度の処理性能があり、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのは良い点です。

しかしながら、公式の記載が事実なら対応周波数(バンド)があまりにも狭すぎます。ドコモ、auのプラチナバンドや楽天のパートナーエリア回線が欠けているため、ソフトバンク以外では通信面での不都合が想定されます。

今更絶滅危惧種のmicro-USB

充電端子は今主流の「Type-C」ではなく、絶滅危惧種の「Micro-USB」です。

←micro USB:Type-C→

あえて擁護するなら、今までずっと使ってきたものをそのまま使いたい方にはオススメできないことはありません。また、Micro-USBを持っていなくても本機の付属品に含まれています。

しかし、現在販売されている、また今後発売される世の中の様々な製品がType-C対応であることを踏まえれば、新しい端子を使っていく方が良いでしょう。

なお、充電出力も10W止まりです。バッテリー・充電面での詳細はコチラの項目をご覧ください。

Redmi Note 11を買うべき

そもそもRedmi 12Cのほぼ上位互換「Redmi Note 11」を、ほとんど変わらない価格でシャオミ自身が販売しています。

以下が主要スペックの比較で、優れている部分を赤字で表記しています。なお、Redmi 12Cは2種類の容量があるので価格の近い方で比較します。

Redmi 12CRedmi Note 11
チップHelio G85Snapdragon 685
容量4+128GB
1TBのmicroSD
4+64GB
512GBのmicroSD
画面6,71型, 60Hz, 液晶,
解像度:HD+,
輝度:500nits
6.43型, 90Hz, 有機EL,
解像度:FHD+,
輝度:1000nits
メインカメラ5,000万画素5,000万画素
サブカメラ深度センサー800万画素超広角,
200万画素マクロ,

200万画素深度センサー
電池5,000mAh,
10W,
Micro-USB
5,000mAh,
33W,
USB Type-C
生体認証背面指紋, 顔側面指紋, 顔
公式価格23,800円24,800円

以上の通り、Redmi Note 11は1,000円高いだけで大半のスペックで優れています。チップ(SoC, CPU)は異なりますが処理性能はほぼ同等です。

特にRedmi Note11は、輝度の高い有機ELディスプレイが2万円台のスマホとしては異例の優秀さで、直射日光下でも見やすい画面となっています。また、リフレッシュレートも90Hzと高めなので、画面が滑らかに動き目に優しい仕様です。

その他、カメラや充電性能でも優っており、唯一ストレージ容量で劣りますが、512GBのmicroSDカードで補えば問題ないでしょう。以上の理由から、Redmi Note 11ではなくRedmi 12Cを選ぶ理由はほとんどありません

▽日本版Redmi Note 11 実機レビュー

▽Redmi Note 11をお得に購入する方法まとめ

▽「Redmi 12C」についてシャオミ・ジャパン代表取締役がコメント!様々な苦悩が垣間見える

https://pragma-life.jp/xiaomi-news-20230317/

ここまで読んで、Redmi 12Cの詳細な特徴やスペック等がさらに気になる方は以下をご覧ください。

Redmi 12Cの主な特徴

最低限よりワンランク上のパフォーマンス

Redmi 12Cは、SoCにMediaTek製「Helio G85」を搭載するエントリー帯のスマートフォンです。

エントリーとは言ってもHelio G85は、AnTuTuベンチマークでは約25万点のスコアです。昨年OPPOが日本で発売した「OPPO A77」が搭載する「Helio G35」の2.5倍以上の性能を持っており、LINEやウェブブラウジングといった日常動作はもちろん、軽いゲームもプレイできるでしょう。

メモリ容量は3 / 4GBでLPDDR4X。ストレージ容量は64 / 128GBでeMMC 5.1。また、最大3GBのメモリ拡張機能、最大1TBのmicroSDカードに対応しています。

※メモリ拡張:3+64GBモデルなら2GB増設して5GBメモリ。4+128GBモデルなら3GB増設して7GBメモリに

5,000mAh大容量の長持ちバッテリー

バッテリーは、シャオミらしく5,000mAhの大容量となっており、1日しっかり使えるでしょう。ライトユーザーであれば、一回の充電で2~3日間は使えそうです。

しかしながら、本機の最大の懸念点は充電端子が「USB Type-C」ではなく「Micro-USB」である点。また、充電出力も最大10W止まりであり、最近の機種は18W以上となっていることが多いので、ここも寂しい点でしょう。

逆に新しい規格のType-Cではなく、昔ながらのMicro-USBをそのまま使いたい方には特に問題ではありません。また、Micro-USBケーブルは本機の付属品に含まれています。

6.71インチの大型液晶ディスプレイ

ディスプレイは、6.71インチの大型液晶を採用しています。

解像度は、今や珍しくなった1650 x 720(HD+相当)で、画面輝度も500nitsと低め。ライバル機のOPPO A77と同等の性能です。

なお、画面上部中央にはエントリー機らしい水滴型ノッチがあり、インカメラが納められています。

5,000万画素+深度センサーのデュアルカメラ

背面にはデュアルカメラを搭載しており、5,000万画素のメインカメラと深度センサーの構成です。

最近のスマホとしては最低限の性能と言ったところですが、F値1.8とナイトモードで暗所に強いことが謳われています。また、被写体の距離を測る深度センサーがあるのでポートレートで効果を発揮するでしょう。

インカメラは500万画素です。

全キャリアの4Gバンドに適応

公式サイトに記載の対応4Gバンドは以下の通りで、どのキャリアの4Gバンドにも適応します。ただし、5Gには非対応です。

対応4Gバンド

LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/26/28/66

LTE TDD:38/40/41

※最初に記載されていたバンドは海外版と同じで、ドコモやauのプラチナバンドに非対応でしたが、いつの間にか修正されていました。

その他の特徴

その他、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、背面指紋認証・AI顔認証、Bluetooth 5.1に対応しています。

カラーはグラファイトグレー、ミントグリーン、ラベンダーパープルの3色。寸法は高さ168.76mm、幅76.41mm、厚さ8.77mm、重量は192gです。

ライトユーザーで最低限のスペックで良い方、最低限のスペックでも動作の快適さは妥協したくない方、昔ながらのmicro-USB規格をそのまま使いたい方に向いたスマホです。

一方、ソフトバンク系以外の回線で使いたい方や、ある程度の処理性能を必要とする3Dゲームをしたい、今後のために新しい規格に慣れていった方が良い若年層には向いていないスマホです。

Redmi 12Cの価格・セール情報

Redmi 12Cの希望小売価格は税込19,800円から。シャオミ・ジャパン公式ストア「mi.com」のほか、Amazonや楽天市場のECサイト、各種MVNO等で順次発売されますが、3+64GBモデルはAmazonと楽天市場では取り扱わないようです。

バリエーション

3+64GB:税込19,800円

4+128GB:税込23,800円

Redmi 12Cのスペック

Redmi 12Cのスペック表は以下の通りです。

 Redmi 12C
OSAndroid 12, MIUI 13
SoCHelio G85
メモリ3 / 4GB
容量64 / 128GB,
最大1TBのmicroSD対応
画面6.71型, 液晶,
HD+(1650×720) ,
リフレッシュレート:60Hz

タッチサンプリングレート:120Hz
アウトカメラメイン:5000万画素
深度センサー
インカメラ500万画素
電池5000mAh, 10W充電
防塵防水IP52
4GLTE FDD:1/2/3/4/5/7
/8/13/18/19/26/28/66
LTE TDD:38/40/41
寸法168.8×76.4×8.8mm, 192g
本体色グラファイトグレー,
ミントグリーン,
ラベンダーパープル
その他3.5mmイヤホンジャック,
背面指紋・AI顔認証,
充電器・ケーブル付属
公式価格3+64GB:19,800円
4+128GB:23,800円

ソース:Xiaomiビックカメラ

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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