2023年6月15日、シャオミは新型スマートフォン「Redmi 12」をグローバルで発表しました。
日本では「Redmi 12C」が発売されていますが、それよりも高いスペックを持つモデルです。以下、主な特徴をまとめています。
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Redmi 12の主な特徴
デザイン
Redmi 12は全体的にフラットな形状で、背面パネルにガラス(あるいはガラス風の加工を施した樹脂)を採用。エントリー機種ながら安っぽさを感じない洗練されたデザインのスマートフォンです。
カラーはミッドナイトブラック、スカイブルー、ポーラーシルバーの3色で、よくある四角形のカメラモジュールはなく、背面パネルに直接配置されたトリプルカメラからはモダンな印象を受けます。
寸法は高さ168.60mm、横幅76.28mm、厚さ8.17mm。重量は198.5gとなっています。
パフォーマンス
SoCにMediaTek製「Helio G88」を搭載しており、メモリは4GB / 8GBのLPDDR4X、ストレージは128GB / 256GBのeMMC 5.1。AnTuTuベンチマーク(Ver.9)では25万点前後の性能が見込まれます。
また、拡張メモリ機能に対応しており、ストレージを転用して最大16GBとすることができます(8GBモデルの場合)。
OSはAndroid 13ベースのカスタムOS「MIUI 14」をプリインストール。その他、最大1TBのmicroSDカードに対応します。
ディスプレイ
ディスプレイは、最大90Hzの4段階式リフレッシュレートに対応した液晶ディスプレイを搭載しています。
画面サイズは6.79インチで、解像度はFHD+(2,460 × 1,080)。ピーク輝度は550nitsで、SGS 低ブルーライト認証を取得しています。
カメラ
アウトカメラは3眼構成で、5000万画素のメイン(広角)、800万画素の超広角、200万画素のマクロを搭載。インカメラは800万画素です。
7つのフィルムカメラ風フィルターを備えており、ビンテージ風の写真に加工することができます。
バッテリー・充電
バッテリーは5,000mAhの大容量で、最大37時間の通話、最大23日間のスタンバイ、最大16時間の動画再生、最大26時間の読書が可能とのこと。
また最大18Wの急速充電に対応していますが、付属の充電アダプターは18W未満の出力のようです。
その他:スピーカー、防水など
スピーカーは通常のスピーカーよりも音量の大きなラウドスピーカー(シングル)を搭載。3.5mmイヤホンジャックも備えています。
その他、IP53の防塵防滴、側面指紋認証と顔認証、FMラジオに対応。NFCとIRブラスター(赤外線リモコン)も備えています。
基本的には2021年にグローバル発売された「Redmi 10」の焼き直しモデルですが、ディスプレイが大型化しているなどスペックに違いもあります。また、新たに取り入れられたフラットデザインにより、洗練された雰囲気に。見た目的には好印象の方が多いのではないでしょうか。
現時点で価格は不明ですが、これよりもスペックの低いRedmi 12Cは、日本において税込19,800円(3GB+64GBモデル)の希望小売価格で販売されています。少なくともこれよりは高い価格となりそうです。
Redmi 12のスペック
Redmi 12のスペックは以下の通りです。
Redmi 12 | |
OS | Android 13, MIUI 14 |
SoC | Helio G88 |
メモリ | 4/8GB, LPDDR4X |
容量 | 128/256GB, eMMC 5.1 最大1TBのmicroSD対応 |
画面 | 6.79型, 液晶, FHD+(2460×1080) , リフレッシュレート:最大90Hz, ピーク輝度:550nits, SGS 低ブルーライト認証 |
アウトカメラ | メイン:5000万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 5000mAh, 18W充電 |
ラウドスピーカー, 3.5mmイヤホンジャック | |
防塵防水 | IP53 |
4G | LTE FDD:1/3/5/7/8/20/28 LTE TDD: 38/40/41 |
5G | 非対応 |
寸法 | 168.60×76.28×8.17mm, 198.5g |
本体色 | ミッドナイトブラック, スカイブルー, ポーラーシルバー |
その他 | 側面指紋・顔認証, NFC, IRブラスター |
価格 | 記事公開時で不明 |
ソース:Xiaomi