シャオミのサブブランド「POCO」は、2023年2月21日、インドにて新型スマートフォン「POCO C55」を発表しました。
このモデルは、日本で「Redmi 12C」として発表されると噂されています。
「POCO C55Cの主な特徴
Redmi 12Cは、SoCにMediaTek製「Helio G85」を搭載するローエンド・スマートフォンです。
ローエンドとは言ってもHelio G85は、AnTuTuベンチマークでは約26万点のスコアです。昨年OPPOが日本で発売した「OPPO A77」が搭載する「Helio G35」の2.5倍以上の性能を持っており、軽いゲームならプレイできるでしょう。
ディスプレイは、6.71インチのIPS液晶で解像度は1650 x 720(HD+)。中央上部にインカメラを収めた水滴型ノッチがあります。
バッテリーは5,000mAhと大容量ですが、充電端子は「USB Type-C」ではなく「micro-USB」。充電も最大10Wと最低限度の出力です。
背面のカメラは5,000万画素のメインカメラと深度センサー。実質シングルカメラで、カメラ横に指紋センサーが備わっています。また、インカメラは500万画素です。
その他、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、Bluetooth 5.0に対応。本機のベースモデルとみられる「Redmi 12C」のバックパネルは斜線のグラデーションが入っていましたが、本機はレザー風のバックパネルとなっています。
カラーはForest Green、Cool Blue、Power Blackの3色。寸法は、縦168.8mm、横幅76.4mm、厚み8.8mm。重量は192gとなっています。
POCO C55の価格
初回価格は、メモリ4GB+ストレージ64GBモデルが8499インドルピー(約1.4万円)、メモリ6GB+ストレージ128GBモデルが9999インドルピー(約1.6万円)です。
本機と同様のモデルとみられる型番「2212ARNC4L」は技適を通過しており、日本でも発売される可能性が高いでしょう。なお、日本でのブランド展開は基本的にグローバルに準拠し、Redmi 12Cとして発表されるものと思われます。
1万円台という超低価格帯のスマートフォンでありながら、AnTuTuベンチマークでは「Redmi Note 11」とほぼ同様の約26万点と比較的高い性能を持ちます。日本で発売されるのであれば、ライトユーザーに人気のスマホになりそうです。
POCO C55のスペック
POCO C55のスペック表は以下の通りです。
POCO C55 | |
OS | Android 12, MIUI 13 |
SoC | Helio G85 |
メモリ | 4 / 6GB |
容量 | 64 / 128GB, 最大1TBのmicroSD対応 |
画面 | 6.71型, IPS液晶, HD+(1650×720) , リフレッシュレート:60Hz タッチサンプリングレート:120Hz |
アウトカメラ | メイン:5000万画素 深度センサー:200万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 5000mAh, 10W充電 |
防塵防水 | IP52 |
4G | 後日記載 |
寸法 | 168.8×76.4×8.8mm, 192g |
本体色 | Cool Blue, Power Black, Forest Green |
その他 | 3.5mmイヤホンジャック, 背面指紋認証 |
通常価格 | 4+64GB:9499ルピー 6+128GB:10999ルピー |