OPPO Reno7 Aは、オウガ・ジャパン(OPPO)の日本向け主力シリーズの2022年モデルです。筆者は実機を購入してしばらく使っているので、以下レビューをお届けします。

ジャンプできる目次
- 1 OPPO Reno7 Aのメリット:日本人が求める最大公約数的スマホ
- 2 OPPO Reno7 Aのデメリット:特にこれと言って目立ったスペックなし
- 3 OPPO Reno7 A 本体と付属品をレビュー
- 4 OPPO Reno7 Aの処理性能・動作・発熱をレビュー
- 5 OPPO Reno7 Aのディスプレイをレビュー
- 6 OPPO Reno7 Aのカメラをレビュー
- 7 OPPO Reno7 Aの音響をレビュー
- 8 OPPO Reno7 Aのバッテリー・充電をレビュー
- 9 OPPO Reno7 Aの生体認証をレビュー
- 10 OPPO Reno7 Aのおサイフ・SIM・microSD・防水性能をレビュー
- 11 OPPO Reno7 Aのスペック
- 12 OPPO Reno7 A レビューまとめ:外面、バッテリー、軽さは◎。しかし......
- 13 OPPO Reno7 Aを安く買う方法!最安なら実質1.6万円より
OPPO Reno7 Aのメリット:日本人が求める最大公約数的スマホ
軽いし薄い+需要の高い付加価値「全部入り」
OPPO Reno7 Aの最大の特長は、軽量薄型で必要な機能がほぼ揃ったスマホということです。
・軽くて(175g)薄い(7.6mm)
・5G対応
・eSIM
・おサイフケータイ(FeliCa)
・IP68防塵防水
・指紋/顔認証
・microSD/イヤホンジャック

軽量かつ薄型で、カメラユニットの出っ張りも控えめ。スタイリッシュな印象を受けるデザインで、安っぽさも感じません。
スペックも隙が無く、3年使っても快適動作
それだけでなく、OPPO Reno7 Aは高望みしなければ必要十分な性能を備えています。
・サクサク日常使いの「Snapdragon 695 5G」搭載
・最大4800万画素のトリプルカメラ搭載
・画面内指紋認証対応の有機ELディスプレイ搭載
・4,500mAhの長持ちバッテリー
・3年使っても快適動作の劣化防止システム
最大の特徴は、スマホを長く使いたいという日本のユーザーのために開発された劣化防止システム。これにより、3年使っても動作が重くならないとのことです。
またスペック的には、重い3Dゲーム以外ならサクサク動作するCPU、鮮やかな色合いで撮れる4,800万画素カメラを搭載。

背景の美しい玉ボケが印象的
その他、画面内指紋認証対応の有機ELディスプレイは発色も鮮やかで、バッテリーも4,500mAhと比較的大型で長持ちします。
同価格帯には、よりスペックの優秀な「Redmi Note 11 Pro 5G」がいますが、OPPO Reno7 Aの方が薄型軽量かつ防水性能で優ります。
定価よりはるかに安く手に入る!
なおOPPO Reno7 Aは、SIMカードとの同時契約なら半額以下で購入可能。最安なら実質1万6,000円程度です。
詳細は以下の記事をご覧ください。
OPPO Reno7 Aのデメリット:特にこれと言って目立ったスペックなし
画面輝度低め、実は前モデルより劣化したカメラ等
OPPO Reno7 Aは以上の通り「日本人が求める最大公約数的スマホ」ですが、微妙なところもあります。
・画面の最大輝度は低め
・モノラルスピーカー
・カメラは前モデルよりも劣化
まず、ディスプレイの最大輝度が600nits止まりであることです。夏の強い日差しの下では、1,000nitsもあればしっかり見えると思いますが、600nitsでは結構暗めに感じます。
またスピーカーはモノラルのため、あまり音質は求めない方が良いでしょう。そしてカメラは、前モデル「OPPO Reno5 A」よりも劣化。CPUの変更により画像処理性能が低下しています。
そのため、動画における画質が低下(4K撮影不可)しており、ズーム撮影時の処理落ちが気になります(詳細は当ブログのカメラレビューにて)。

スペック的には大きく変わらないので、カメラ性能を求める方は「OPPO Reno5 A」の方がオススメです。
モデルごとのSIM対応・ケース付属の有無について
OPPO Reno7 Aは、公開市場向けのメーカー版と、au、UQモバイル、Y!mobile等で販売されているキャリア版の2種類があります。
メーカー版はnanoSIM×2(片方はmicroSDとの排他利用)とeSIM×1に対応。一方で、キャリア版はnanoSIM×1とeSIM×1となっています。
そのため、キャリア版でデュアルSIM運用する場合は、必然的にnanoSIMとeSIMを組み合わせる必要があります。
また、Y!mobile版はクリアケースが付属しないので注意しましょう。
OPPO Reno7 A 本体と付属品をレビュー
薄型で軽量な本体
OPPO Reno7 Aは、これまでのReno Aシリーズ中、最も見た目にこだわったモデルです。
バックパネルは「OPPO Glow」と呼ばれる星空のような輝きをもつデザインを採用。また全体的に角ばった形状となっており、スタイリッシュな印象を受けます。
OPPO Glow pic.twitter.com/qiCu4DvPku
— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) June 24, 2022
バックパネル・サイドフレーム共に樹脂素材ですが、安っぽさは皆無で洗練された美しさがあります。指紋も目立ちません。
なお、筆者が購入したカラーはドリームブルーですが、スターリーブラックもあります。
フラットなサイドフレームも角を除けば流れるような直線で美しい造形です。厚みは7.6mmと薄く、カメラの出っ張りも目立ちません。
また重量も175gと比較的軽量。ただし角ばったデザインは、丸みのあるものよりも深くグリップしないといけないので、手が小さい人には片手操作は難しいでしょう。
端末正面から見て右側面には電源ボタンがあります。
端末正面から見て左側面にはボリュームキー、SIMカードスロットがあります。
天面にはマイク穴があります。
底面にはスピーカー穴、Type-C充電ポート、マイク穴、3.5mmイヤホンジャックがあります。
ケースとフィルムが付属
OPPO Reno7 Aのパッケージは青緑色の下地に、機種名や「7」の大きな印字が印象的なデザインです。
パッケージ内容は以下の通りです。
パッケージ内容
✅TPUクリアケース
✅フィルム(貼付済)
✅SIMピン
✅安全ガイド&クイックガイド
ケース、フィルムがセットになっていますが、充電器は付属しないので別途用意しましょう。
ケースはカメラ部分が盛り上がっており、本体のカメラモジュールのサイドを保護します。なお、ワイモバイル版のみケースは付属しないので注意してください。
OPPO Reno7 Aの処理性能・動作・発熱をレビュー
処理性能はまあまあ高い。日常動作はサクサク
OPPO Reno7 Aは、CPU(SoC)に「Snapdragon 695 5G」を搭載しており、処理性能を最大限発揮する「高パフォーマンスモード」も使用可能です(設定から「バッテリー」→「詳細設定」で選択)。
前モデルOPPO Reno5 Aが搭載していた「Snapdragon 765G」とほぼ同等の処理性能を持ち、AnTuTu(Ver.9)ベンチマークのスコアはミッドハイ級の性能である40万点に迫ります。
またLPDDR4Xメモリ規格、UFS2.2ストレージ規格に対応。フラッグシップモデルには劣るものの、読み書き速度は悪くなく、日常動作でモタつくことはほぼありません。
最も重い「原神」は画質低めの設定なら遊べる
ゲーム性能については、2Dゲームなら十分ですが、3Dゲームなら不十分といったところでしょうか。
最も重いスマホゲームと言われる「原神」は、画質設定「低」または「中」であればとりあえず遊ぶことはできます。ただし、元素爆発等のエフェクトの多いシーンでは顕著に処理落ちが見られ、60FPSでは安定しません。

SIMフリースマホでゲーム性能を求めるなら、もう少しお金を出して「Xiaomi 11T Pro」や「POCO F4 GT」等を購入した方が良いでしょう。
OPPO Reno7 Aのディスプレイをレビュー
有機ELは発色が良く鮮やか
OPPO Reno7 Aのディスプレイは、FHD+解像度の6.4インチAMOLED(有機EL)を採用。形状は曲面のないストレートスクリーンで、上部左側にパンチホールがあります。
リフレッシュレートは90Hzで、120Hzのライバル機種「Redmi Note 11 Pro 5G」や「moto g52j 5G」には劣るものの、90Hzでも十分滑らかに感じます。
有機ELなので視野角が広く、きつい角度でも暗くなりません。
輝度は低めで、下アゴの大きさが目立つ
一方、ピーク輝度は600nits程度であまり高くありません。昨今の夏の強い日差しの下では暗く感じます。
また、いわゆる下アゴ(下部の黒い縁)が太め。画面内指紋認証が画面下部にあるので、頻繁にこの部分が目につき結構気になります。
全体的に見た目にこだわったスマホですが、唯一良くない部分が目立ってしまうのは残念です。
OPPO Reno7 Aのカメラをレビュー
最大4800万画素のトリプルカメラ搭載
OPPO Reno7 Aはトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。
・メイン(広角):4800万画素 (SONY IMX 581)
・超広角:800万画素
・マクロ:200万画素
動画性能は以下の通り。1080pの場合は、電子式手振れ補正が自動で効くようになっています。
画質 | フレームレート |
1080p | 30FPS |
720p | 30FPS |
3つのカメラを使って実際に撮影してみました。以下、作例になります。
ギャラリー
AI補正は使いやすい。しかしHDR性能は良くない
OPPO Reno7 AはAIが被写体を認識して色味を自動調節する機能を備えています。


←補正なし:補正あり→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
AI補正をオンにすることで、より鮮やかでSNS映えする色に補正されます。
どちらかと言うと青みが強い傾向はあるものの、極端に濃いという訳でもなく、使いやすいAI補正だと思います。
しかし、HDR性能は高くなく、強い光や曇りといった状況にあまり強くありません。
上掲の写真は少々雲の多い空でした。強い日差しもあり、空が完全に白飛びしています。
上掲の写真は太陽を真ん中に捉えています。黒潰れが多く発生してしまいました。
また、前述の通りAI補正は青みが強い傾向があるのですが、逆光時だと時折暴走。右側の写真は極端に全体が青くなっています。

ポートレートモードは優秀
OPPO Reno7 Aは、ポートレートモードを使用することができます。
これによって、被写体の背景を効果的にぼかすことが可能。細いストローの輪郭もしっかり捉えられています。
また、綺麗な玉ボケが発生するのは、OPPO Reno7 Aの良いところとして挙げておきたいと思います。

デジタルズームは最大6倍まで。遅延が気になる
OPPO Reno7 Aは望遠カメラはありませんが、デジタルズーム撮影が可能です。6倍が最大で、前モデルOPPO Reno5 Aの20倍よりもかなり控えめな性能です。

1倍

2倍
1倍と2倍ズームでそれぞれ撮影してみました。2倍ズームなら解像感はそれなりにありますが、更に拡大してみましょう。

3倍

4倍
3倍と4倍のズームで撮影しました。拡大すればするほど徐々に粗さが目立ち始めます。

5倍

6倍
さらに5倍、6倍(最大倍率)まで拡大すると粗さがよく分かるようになります。
ズームが最大6倍なのは残念ですが、これ以上ズームしてもさらに粗さが目立つので、ギリギリ実用的なレベルで制限しているのでしょう。
しかし、OPPO Reno7 Aのカメラはズーム撮影時にはかなりの頻度で処理の遅れが発生します。

シャッターを押すと「デバイスを安定した状態で固定してください」と高頻度で表示される
この遅れが発生した場合、シャッターを押してすぐ動かしてしまうと、以下のようになってしまうことが多いです。
- 撮ったつもりの写真
- 実際に撮れた写真

しっかり構えて動かさないようにしなければいけないので、OPPO Reno7 Aのズームは快適とは言えません。
超広角はメインカメラよりも暗めの写り
OPPO Reno7 Aは、800万画素の超広角カメラを搭載しているので、メインカメラよりも広い画角での撮影が可能です。

メインカメラ

超広角カメラ
メインカメラ(広角)と超広角カメラで同じ場所から撮影しました。超広角カメラの方が広い画角で撮影できますが、メインカメラよりも暗めの写りで解像感も微妙。稲が生い茂る田んぼのような細かい描写は得意ではありません。
200万画素マクロは全く不要。メインカメラでズームした方がよい
OPPO Reno7 Aは200万画素のマクロカメラを搭載しています。流石にこの画素数では撮れる写真は知れています。

マクロカメラ
粗めの画質で解像感は微妙。ノイズも目立つので、これで「良い写真を撮ろう」とは思えません。

メインカメラ(2倍)
実際のところメインカメラで2倍ズームした方が綺麗に撮れます。マクロカメラは使い道はほとんど無いと言っていいでしょう。
夜景モードがあるが、正直微妙
OPPO Reno7 Aは夜景モードを備えています。


←夜景モード補正なし:夜景モード補正あり→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
上記のスライダー付き画像は、左がオート撮影、右が夜景モードとなっています。夜景モードの方が全体的に明るくなっていますが、日中と同じくやはり白飛びにはあまり強くありません。


←夜景モード補正なし:夜景モード補正あり→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)
また、さらに暗めの場所でも撮影してみました。ここまで暗くなると夜景モードもほとんど効果がなく真っ暗です。
光量がもっと多い夜景シーンではもう少しマシでしょうが、基本的に夜景は不得意と考えてよいでしょう。
動画は電子式手振れ補正あり。ただし、フレームレートは低い
OPPO Reno7 Aは1080p動画撮影時の電子式手振れ補正を備えています。
OPPO Reno7 A、手振れ補正(1080p/30fps のみ対応) pic.twitter.com/QZmzqwf9dz
— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) June 24, 2022
ただし、画質は720 / 1080pで4K撮影には非対応。フレームレートも30FPS固定で、60FPSには対応していません。
この点は「カメラで選ばれたい」がキャッチコピーだったOPPO Reno5 Aよりも明らかに劣化しています。
カメラ総評:「完成度が低い」ことは否めない
OPPO Reno7 Aのカメラ総評は良くない部分が目立ち完成度が低いという印象です。
ポイント
✅AI補正の色合いは青めだが、適度に鮮やかで〇
✅メインカメラの玉ボケが✕美しく◎
✅HDRは✕。白飛び・黒潰れしやすい
✅ズーム時の遅延が気になる
✅マクロカメラは使い道なし
✅夜景には強くない
✅動画は4Kや60fpsに非対応
「カメラで選ばれたい」がキャッチコピーだった前モデル「OPPO Reno5 A」はもっと良く撮れたと記憶していますが、OPPO Reno7 Aは全体的にあまり良くありません。
玉ボケが鮮やかという強みはあるものの、全体的には微妙。カメラ性能に期待するなら、一年型落ちではあるもののスペックも大きく変わらず、より安く手に入るOPPO Reno5 Aの方が正直おすすめです。
OPPO Reno7 Aの音響をレビュー
イヤホンジャック搭載。スピーカーはモノラル
OPPO Reno7 Aは3.5mmイヤホンジャックを搭載。遅延がどうしても発生するワイヤレスイヤホンを好まない方には必須の仕様でしょう。
ただし、スピーカーは下部のみのモノラル仕様。デュアルスピーカー機と比べると音質は微妙ですが、幸い最大音量はそれなりに大きめです。
高音質コーデックが使用可能
OPPO Reno7 Aは高音質のBluetoothコーデック「LDAC」に対応します。
一方、もう一つの高音質コーデックaptX Adaptiveには非対応のようで、対応の完全ワイヤレスイヤホンを接続してもaptX Adaptive接続になりませんでした。

OPPO Reno7 Aのバッテリー・充電をレビュー
18W急速充電の充電速度を検証
OPPO Reno7 Aは最大18WのPDに対応した充電を搭載しています。そこで実際にPD対応の充電器で計測してみました。結果は以下の通りです。
充電時間 | バッテリー |
30分 | 38% |
1時間 | 69% |
1時間30分 | 91% |
1時間56分 | 100% |
満充電にかかる時間は約2時間でした。
最近はミドルレンジでも30W級の急速充電で1時間程度で充電が終わるモデルも増えてきているので、もはや18Wでは急速充電とは言えません。
短時間で満充電したい人には向きませんが、寝る前に忘れずしっかりと充電する分には問題ないでしょう。
バッテリー持ちを検証
OPPO Reno7 Aは4500mAhの比較的大きめのバッテリーを搭載しています。
そこでバッテリーを100%/音量最大/輝度約60%の状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。価格の近い端末との比較表は以下の通りです。
機種(リフレッシュレート) | 1時間後 | 2時間後 |
OPPO Reno7 A(90Hz) | 93% | 88% |
OPPO Reno5 A(90Hz) | 92% | 82% |
Redmi Note 11 Pro 5G(120Hz) | 93% | 86% |
moto g52j 5G 5G(120Hz) | 93% | 86% |
iPhone SE(60Hz) | 91% | 78% |
OPPO Reno7 Aのバッテリーはかなりよく持ちます。前モデルのOPPO Reno5 Aよりも優秀で、1日使うには十分かと思います。

OPPO Reno7 Aの生体認証をレビュー
OPPO Reno7 Aは画面内指紋認証と顔認証の両方に対応しています。
前モデルのOPPO Reno5 Aは表向きに置いて使う時に不便な背面指紋認証だったので、より使いやすくなりました。
OPPO Reno7 A
画面内指紋/顔認証 pic.twitter.com/84ztOwhSqA— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) June 27, 2022
認証速度は顔も指紋もスムーズ。快適にロックを解除できます。
OPPO Reno7 Aのおサイフ・SIM・microSD・防水性能をレビュー
おサイフケータイに対応
OPPO Reno7 Aは、FeliCa(おサイフケータイ)に対応しているので、コンビニや駅の改札で素早く非接触型決済が行えます。

カメラ横にFeliCa搭載
物理SIM & eSIMに対応
OPPO Reno7 Aは、物理タイプのnanoSIMに加えて、データタイプのeSIMにも対応しています。

メーカー版のSIM&SDスロット
メーカー版のSIM対応はnanoSIM×2とeSIM×1です。ただし、nanoSIMの片方はmicroSDとの排他利用となるため、microSD使用かつデュアルSIMで運用するためには、eSIMも活用する必要があります。
そして、au、UQモバイル、Y!mobileで販売されているキャリア版については、nanoSIM×1とeSIM×1です。nanoSIM×2によるデュアルSIM運用は、そもそもできないので注意しましょう。
最高レベルの防塵防水IP68に対応
OPPO Reno7 Aの防塵防水性能は「IP68」相当の最高レベル。完全な防塵構造で、水面下での使用が可能となっています。
・IP6X:粉塵の侵入が完全に防護されている
・IPX8:水面下での使用が可能

OPPO Reno7 Aのスペック
OPPO Reno7 Aのスペックは以下の通りです。
OPPO Reno7 A | |
OS | ColorOS 12 (Android 11) |
SoC | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 6 GB, LPDDR4X +最大5GB仮想メモリ |
容量 | 128 GB, UFS 2.2 最大1TBmicroSD対応 |
画面 | 6.4インチ, 有機EL(AMOLED) リフレッシュレート90Hz タッチサンプリングレート180Hz ピーク輝度600nits, DCI-P3 |
カメラ (背面) | メイン (広角):4800万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
カメラ (正面) | 1600万画素 |
電池 | 4500mAh, 18W急速充電 |
音響 | モノラルスピーカー 3.5mmイヤホンジャック |
生体認証 | 画面内指紋/顔 |
防塵防水 | IP68 |
FeliCa | 対応 |
SIM | nanoSIM×2, eSIM×1 ※au/UQ mobile/ワイモバイル版はnnanoSIM×1 |
5G (sub6) | n3/n28/n41/n77/n78 |
4G | LTE FDD Band 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28 TD-LTE Band 38/40/41/42 |
寸法 | 159.7 x 73.4 x 7.6mm, 175g |
本体色 | スターリーブラック、 ドリームブルー |
その他 | Bluetooth 5.1 |
価格 | 4万4,800円 |
ソース:OPPO
OPPO Reno7 A レビューまとめ:外面、バッテリー、軽さは◎。しかし......
OPPO Reno7 Aの実機レビューをお届けしました。実際に使ってみて感じた主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅こだわりのバックパネル、角ばったフレームが◎
✅軽いのは◎ 持ちやすいかは人による
✅日常動作はサクサク。高付加のゲームは向かない
✅画面の最大輝度の低さ・アゴの大きさが目立つ
✅カメラは全体的に微妙。ズーム時の遅延が気になる
✅バッテリー持ちはかなり良い
本機のキャッチコピーは「ときめき、長持ち」です。確かに購入時は見た目の良さにときめきます。また実際バッテリーも長持ちで、メーカー曰く3年使っても動作が快適とのことです。
しかし、実際に使ってみて、輝度が十分とは言えないディスプレイや微妙なカメラ性能が気になります。また、前モデルから処理性能面での向上がありません。
写真の画質や遅延については今後のアップデートに期待したいと思いますが、現時点(2022/8/3)では、より安く手に入りカメラ性能でも優るOPPO Reno5 Aを推したいと思います。
見た目や、バッテリー持ちの良さに魅かれる方はOPPO Reno7 Aを購入しても良いでしょう。
OPPO Reno7 Aを安く買う方法!最安なら実質1.6万円より
OPPO Reno7 Aの市場想定価格は4万4,800円となっていますが、MVNO(格安SIM)や楽天モバイルのSIMカードと同時契約することで、1万円台~2万円台での購入が可能です。
以下の記事では、お得に購入できる方法をまとめているので是非ご覧ください。