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OPPO Reno5 Pro+(Find X3 Neo)レビュー:日本発売に期待したい高完成度スマホ

OPPO Reno5 Pro+のアイキャッチ画像
やずX
こんにちは。矢sXです!
今回はOPPO Reno5 Pro+のレビューをお届けします!

OPPO Reno5 Pro+は2020年末にOPPOが中国で発表したReno5シリーズの最上位モデルです。そしてリネームされ、グローバルではOPPO Find X3 Neoという名前でリリースされる模様です。つまり「大陸版=OPPO Reno5 Pro+」「グローバル版=OPPO Find X3 Neo」ということになります。

従来のRenoシリーズはミドル~ミドルハイ端末ばかりで、筆者としてはデザインの良さに惹かれるところはあれど、購入の決定打に欠けるシリーズでした。しかし、Reno5 Pro+はハイエンドSoCのSnapdragon865、新型カメラセンサーIMX766を搭載した紛うことなきハイエンドモデルです。

デザインも魅力的に感じましたので大陸版を購入し、実際の使用感を確かめたのでレビューしたいと思います。結論を先に言えば、Reno5 Pro+めちゃくちゃ良いスマホです。筆者はメイン端末を早速これに乗り換えました。

◎Antutu67万点の超ハイスペック
◎40℃を超える発熱がほとんどない
◎特徴的な背面デザインが美しい
◎明るく鮮やかに撮れるメインカメラ
◎望遠、超広角も画素数高めで隙がない
◎重量184g、横72.5mm、厚み8mmで片手でも持ちやすい
◎0%から満充電まで約40分の65W急速充電
◎生体認証が指紋・顔ともに爆速
◎日本でもそのまま使えそうな優秀な対応バンド
◎中国版でも日本語に対応している
◎日本円で6~7万円台とコスパが高い

✕夜景が妙に明るくなり過ぎることがある
✕動画の4K / 60FPS撮影では手ぶれ補正が弱い
✕ワイヤレス充電なし
✕アプリの権限・通知設定が複雑
✕デフォルトではVoLTEに非対応
✕防塵・防水規格がない
✕大陸版はデフォルトだとGMSなし(半自動で簡単に導入可)
✕大陸版はGoogleアシスタント、自動入力等に制限あり

OPPO Reno5 Pro+
created by Rinker

技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「OPPO Reno5 Pro+」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

OPPO Reno5 Pro+のスペック

詳細なスペックについては以下の表をご覧ください。

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チップセットに高性能なSnapdragon865、背面にはクアッドカメラを搭載しながら、重量184gとハイエンド・スマートフォンとしては比較的軽量な端末です。また、6.55インチの大型有機ELディスプレイが採用されており、リフレッシュレートは90Hzに対応。充電はワイヤレス充電には非対応なものの、65Wの急速充電が可能です。

OPPO Reno5 Pro+の箱の中身・付属品

OPPO Reno5 Pro+のセット内容を確認していきます。

ホワイトカラーの大きな長方形の箱です。上面には「Reno」と「5 Pro+」の文字が描かれています。

フタを開けると「在我眼里你会发光」の文字が現れました。Google翻訳によると「私の眼にあなたが輝く」という意味だそうで、中身の期待感が高まりますね。

箱の中身をすべて取り出しました。本体の他、急速充電器(65W)、Type-C充電ケーブル、イヤホン、クリアケース、SIMピン、説明書、メッセージカードが付属していました。また本体にはフィルムが貼付済みです。豪華フルセットと言っても良い内容ですね。

OPPO Reno5 Pro+の外観・デザインレビュー

OPPO Reno5 Pro+の本体とその細部を確認していきます。

6.55インチの大きなエッジディスプレイを採用しており、丸みを帯びた側面になっています。インカメラはディスプレイ左上のパンチホールカメラになっています。なお最初から貼られているフィルムは静電気のせいなのか埃が若干付きやすいものの、ガラスと変わらないくらい非常に指滑りの良いものでした。

カラーはシルバー基調の「星河入梦」、ブラック基調の「浮光夜影」の二種類ありますが、筆者は前者を購入しています。

背面はスターダイヤモンドクラフト(Reno Glow2.0)と名付けられた独特のすりガラスとなっており、光の加減によって青、赤、黄、紫などが混じり合う複雑な色合いとなります。また質感は非常にサラサラしており、指紋が目立ちません。

カメラユニットスクエア型で若干の出っ張りがあり、円形の大きなレンズが3つと、四角形のレンズが1つの四眼構成となっています。

さらに背面には「OPPO」と「RENO GLOW」のロゴが刻まれていました。

 

上面には「DESIGNED FOR RENO」の文字とマイク穴、下面には、スピーカー、USB Type-Cの端子、マイク穴、SIMスロット、右側面には電源ボタン、左側面には音量ボタンがあります。なお、上面は蓄光性のある素材となっているようで、暗所で鈍く光ります。

本体のみでの重量は184gですが、最初からフィルムが貼られているので計測したところ186gでした。さらに付属のクリアケースを装着して重量を計測すると206gでした。

OPPO Reno5 Pro+のカメラレビュー(作例多め)

 

Reno5 Pro+のアウトカメラはクアッドカメラ(四眼)になっています。最大の特徴はメインカメラ(5000万画素)にSONYと共同開発した新型センサー「IMX766」が採用されている点で、従来モデルよりも暗所や逆光に強くなっています。

カメラ構成は以下の通りです。なお、メインカメラは1200万画素・5000万画素に加えて、1億800万画素(超高解像度モード)での撮影も可能となっています。

メインカメラ(広角) 5000万画素、Sony IMX766、1/1.56、f/1.8
超広角 1600万画素、f/2.2
望遠 1300万画素、5xハイブリットズーム、f/2.4
マクロ 200万画素、f/2.4

動画については720P、1080P、4Kでの撮影が可能で、それぞれ30FPS、60FPSに対応しています。また光学式手ぶれ補正(OIS)電子式手ぶれ補正(EIS)の両方を搭載しており、振動に強く安定した動画撮影が可能となっています。

OPPO Reno5 Pro+のオート撮影

左:AIシーン強化OFF / 右:AIシーン強化ON

Reno5 Pro+は、AIでの色調補正機能があり、補正の有無を選んで撮影することができます。左が補正なし、右が補正ありとなっており、後者はより明るい雰囲気になっています。

赤い木の実の撮影(AI補正あり)

AI補正ありでの撮影は基本的にビビットな仕上がりになり、特に赤色が非常に鮮明です。

逆光での撮影

逆光に弱いと被写体が黒潰れしてしまいますが、本来の色を保っています。

OPPO Reno5 Pro+の望遠・超広角カメラ

 

1倍、2倍、5倍、超広角カメラでの写真をスライドでご覧ください。流石に専用の望遠カメラを搭載しているだけあって、ズーム時でもノイズの目立つ不自然な写真になっていません。また超広角カメラも歪みが気にならず良好な性能です。

OPPO Reno5 Pro+のポートレートモード

ポートレートモードでドリンクを撮影

ポートレートモードでの撮影です。ストローの輪郭を正確にとらえており、また背景のぼかしも非常に強力です。

OPPO Reno5 Pro+の夜景モード

  • 夜のビル
  • ローソンの電子看板
  • 夜の公園
 

ビル、電飾看板、公園、工場の夜景をスライドでご覧ください。いずれも非常に明るく撮影できており、近くで電飾看板を撮影しても白潰れしていません。

OPPO Reno5 Pro+の天体撮影

長時間露光を使った天体写真

三脚を使った長時間露光撮影により天体撮影も可能です。少々ノイズが目立つものの星空の撮影ができました。

OPPO Reno5 Pro+の動画撮影時の手ぶれ補正

手ぶれ補正の検証です。5秒歩いた後、5秒駆け足で撮っています。結論を先に言えば、4K / 60FPS以外では強力な手ぶれ補正が効いていました。

1080P / 60FPS

1080P / 60FPS撮影の場合だと手ぶれ補正がしっかり効いており、4K / 30FPSでも同様でした。

4K / 60FPS

一方こちらは4K / 60FPSでの撮影です。手ぶれが目立ちます。

OPPO Reno5 Pro+のAntutuスコア

Antutuベンチマーク・スコアは67万点という非常に高い数値を記録しました。搭載するSoCは2020年Androidハイエンド端末の主流であったSnapdragon 865ですが、このSoCを搭載する端末は大体55万~60万点辺りです。どうやらReno 5Pro+はオーバークロックモデルのようで、このような非常に高い数値になっていると思われます。

一方、オーバークロックモデルであれば発熱が心配なところですが、Reno 5Pro+は熱処理性能が非常に優れており30℃台で安定しています。

OPPO Reno5 Pro+
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OPPO Reno5 Pro+のディスプレイ

左:Redmi Note 9 Pro 5G / 右:Reno5 Pro+

Reno5 Pro+(右)は6.55インチの大型有機ELディスプレイを搭載しています。液晶ディスプレイのRedmi Note 9 Pro 5G(左)と比較をしてみました。両方とも最大輝度に設定していますが、やはり有機ELのReno5 Pro+の方が明るい印象です。

OPPO Reno5 Pro+の急速充電・バッテリー持ちを検証

充電中のアニメーション

Reno5 Pro+は4,500mAhのバッテリーを搭載し、SuperVOOC2.0というOPPO独自の65W急速充電に対応しています。急速充電の速度とバッテリー持ちについて検証を行いました。

65W急速充電

付属の急速充電器(65W)を用いてバッテリー残量10%で充電を始めます。

開始時 10分 12分 20分 30分 34分
10% 44% 50% 72% 94% 100%

結果、僅か12分で50%に達し、フル充電まで34分と驚異的な速さで充電が完了しました。独自規格なので他社製の急速充電器でこの速度はでないものの、やはりこの速度には驚いています。なお、一般的な急速充電規格であれば、USB Power Delivery、Quick Charge(共に18W)に対応しています。

バッテリー持ち

筆者所有の他の4端末(OPPO A73、OnePlus 8、OPPO A73、Redmi Note 9s、iPhone SE)とバッテリー消費を比較します。測定方法は、機内モードにしてからWi-Fiに繋ぎ、Amazon Prime Videoにて同じ動画を再生しています。

  OPPO Reno5 Pro+ OnePlus 8 OPPO A73 Redmi Note 9s iPhone SE
搭載SoC Snapdragon 865
(ハイ)
Snapdragon 865
(ハイ)
Snapdragon 662
(ミドル)
Snapdragon 720G
(ミッドハイ)
A13 Bionic
(ハイ)
検証1時間後 92% 92% 91% 96% 91%
検証2時間後 83% 82% 80% 91% 78%

結果、ハイエンド端末としてはバッテリー持ちが良いと言われるOnePlus 8よりも僅かにバッテリー持ちが良い結果に。スタミナの鬼であるRedmi Note 9sには流石に敵いませんが、ミドルレンジ端末のOPPO A73よりもバッテリー持ちが良く、本来バッテリー消費量の多いハイエンド端末としては上々の結果ではないでしょうか。

実際に数日使用してみて、一日使う分には困らない程度のバッテリー持ちでした。

OPPO Reno5 Pro+の対応バンド

4G 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/34/38/39/40/41
5G n1 / n3 / n28A / n77 / n78 / n79 / n41
(SAはn78 / n79 / n41のみをサポート)

現状Reno5 Pro+は中国版のみ発売されていますが、対応バンドが非常に優秀で日本でもほとんど不自由なく使うことができそうな構成です。

4Gバンドについては、ソフトバンク必須の1、8ともに対応。ドコモ必須の1、3、19、au必須の1、18/26にことごとく対応しています。細かいことを言うとキャリアアグリゲーションで用いられている42に対応していなかったりするのですが、4G帯であれば普通に使えるレベルの対応バンドです。

5Gバンドも日本の各キャリアで用いられるn77、n78、n79(いずれもSub6)に対応しているようです。

日本でそのまま発売しても大丈夫そうなバンド構成なので、発売に期待ですね。

OPPO Reno5 Pro+の使用感

ハイエンド端末としては軽量で片手に収まるサイズ感

昨今のハイエンド端末はケースなしでも200gを軽く超える重い端末が増えていますが、Reno5 Pro+は本体が184g、付属のケースを含めても206gにとどまっています。また、手の小さい筆者の場合でも片手でしっかりホールドできるサイズ感(横幅72.5mm、厚さ8mm)なので、片手で操作していても手が疲れにくいのが嬉しいところです。

ただし、全体的にすべすべの質感で、側面が丸みを帯びているため指の引っかかるところがなく、そのままだと滑って落としてしまいそうになります。なのでケースを装着して使うことをオススメします。

爆速の指紋・顔認証

ご覧の通り指紋・顔とも爆速で解除されるので、ストレスなく使うことができます。

安定性が高くほぼ発熱しない

Antutuスコアの項目で熱処理性能が高いことはお伝えしましたが、暖房の効いた暖かい部屋で3連続でAntutuを動かしました。端末にとっては非常に負担になる行為ですが、3回目でも最高39℃に収まっていおり、40℃を超えない優れた熱処理性能を見せました。

スピーカーの音質は中

スピーカーはハイエンド端末らしくステレオになっています。音質については個人の感覚なのでハッキリとしたことは言えませんが、筆者所有のOnePlus 8が非常にクリアな音質なのでそれと比較すると籠った音に聴こえました。また手に持って音楽を流すと結構振動があります。スピーカーで音楽を再生する方は気になるかもしれません。

スマートサイドバー、フローティングウインドウが便利

ColorOSの独自機能としてスマートサイドバー機能を搭載しており、画面端からアプリや一部機能のショートカットが呼び出せます。またフローティングウィンドウ機能を使うことでマルチタスクが可能です。例えば、メモとギャラリーを同時に開いて、ギャラリーから直接画像をメモに貼付することが可能でした。

良くも悪くもタスクキルが強力

ColorOSはタスクキルが非常に強力なことで有名です。何も設定していないと常駐アプリ等が頻繁に閉じてしまうので注意が必要です。アプリごと個別にタスクにロックすることと、バッテリー最適化をOFFにすることで改善が可能ですが、それでも閉じてしまう場合があります。

その場合には、アプリの権限設定等を見直すことが必要ですが、項目が複数あり、どれをONにすれば良いのか一見して分からず非常に複雑です。

一方で最適な設定を見つけてしまえばタスクキルされることなく、かつ最小限の電力消費で常駐アプリを起動させることができるというメリットもあるので、一概に悪いとは言えません。この点は好みが分かれるところです。

2種類の通知設定が複雑

ColorOSの特徴として、通知が通常の通知とサイレント通知に分かれています。サイレント通知の場合は通知センターには表示されるものの、サウンドやバイブレーション、またポップアップ等で知らせてくれないので注意が必要です。

筆者も通知項目が2つに分かれていることを知らず混乱しましたが、うまく使えば節電になるので決して悪い特徴ではありません。

OPPO Reno5 Pro+の大陸版の特徴

先に結論を述べれば、一部の機能を除いて普通に使えます。大陸版の購入を考えている方は、以下に特徴を列挙しますのでご確認ください。

日本語には対応している

この点については安心してください。デフォルトで日本語には対応しているのでXiaomi端末の大陸版のようにロケールを入れたり、パソコンとつないで操作する必要はありません。

対応可の問題:GMS、Netflixアプリ

大陸版にはデフォルトでGMSが入っていませんが、標準のアプリストアからChromeをインストールすることで同時に追加されます。または、GMS有りのAndroidスマートフォンからデータを移行することでも入りますが、この場合Chromeは移行されません。なので、Chromeだけは結局標準のアプリストアからインストールする必要があります。

また、Netflixは中国でサービスを提供しておらず、標準のアプリストアは勿論、後から入れたPlayストアからインストールすることもできません。これについてはブラウザでAPKファイルを検索してインストールする必要があります(※公式の配布ではないので自己責任でお願いします)。

対応不可の問題:Googleアシスタント、Google自動入力、ホームアプリ

アシスタント機能についてはOPPO独自のBreenoに固定されており、Googleアシスタントが使えません。音声アシスタントは中国語のみとなるので注意が必要です。またNova Launcher等サードパーティ製のホームアプリについても使えません。

Google自動入力はChrome上では動作するものの各個別のアプリではほとんど動作しません(筆者が確認したところNetflixとdTVチャンネルだけはなぜか機能しました)。代替としてOPPO独自のHayTapクラウドにパスワードを記憶させられるようですが、その機能をONにさせるためのSMS認証が機能せずできませんでした。HayTap自体の登録は可能なのですが....。

一方で端末自体にパスワードを記憶する機能が備わっているため、一度入力すれば再びログインする場合は自動となります。

不明:VoLTE

VoLTEについてはデフォルトでは機能していないようです。

OPPO Reno5 Pro+レビューまとめ

OPPO Reno5 Pro+のレビューをお届けしました。

独特の美しいデザインが目立つ端末ですが、スペックもほとんど妥協がなく、尚且つ動作も非常に安定した完成度の高いハイエンド・スマートフォンに仕上がっていると感じました。それでいて、片手でもしっかり持てるサイズ感・重量に抑えており、手が小さい人でも扱いやすい貴重なハイスペック端末です。

大陸版ゆえの問題点も比較的少なく、いくつかの欠点を許容できる人なら買って損はないと思います。

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