ドコモのエコノミーMVNO「OCNモバイルONE」が新たなスマホセールを開始しましたが、そのラインアップがヤバすぎると話題になっているのでご紹介します。
セールは、2023年4月21日(金)~ 2023年5月8日(月)11:00 の期間で開催されます。
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ヤバすぎる特価対象機種
今回のセールで特価になっている端末と、セール価格は以下の通り(価格順)。MNP(乗り換え)だけでなく、通常の新規契約も対象で、一括のほか24回分割払いも可能です。
端末 | セール特価 | 通常価格 |
Redmi 12C | 880円 | 14,520円 |
OPPO A77 | 1,100円 | 17,897円 |
※価格はいずれも税込
以上の通り非常にシンプルなラインアップのセールですが、実はどちらも「絶対買うな」「ヤバすぎ(ダメな意味で)」「地雷」など散々な言われようなスマホ。という訳で、両機種が何故ここまで言われてしまうのか以下にまとめます。
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Redmi 12CとOPPO A77はどっちもヤバすぎる
- Redmi 12C
- OPPO A77
結論を先に言っておきましょう。Redmi 12CとOPPO A77は安くても買うべきではありません。
それは、どちらも重大な欠点を持った超低スペックのスマホであり、同価格帯のスマホにほぼ上位互換のスマホ「Redmi Note 11」が存在するからです。
Redmi Note 11
これらの機種のスペックを比較すると以下の通り。明確に優れている部分は赤字で表記しています。
Redmi 12C | OPPO A77 | Redmi Note 11 | |
チップ | Helio G85, (ベンチ20万点) |
Helio G35, (ベンチ12万点) |
Snapdragon 685, (ベンチ25万点) |
容量 | 4+128GB 1TBのmicroSD |
4+64GB 512GBのmicroSD |
|
画面 | 6,71型, 60Hz, 液晶, 解像度: HD+, 輝度: 500nits |
6.5型, 60Hz, 液晶, 解像度: HD+, 輝度: 600nits |
6.43型, 90Hz, 有機EL, 解像度: FHD+, 輝度: 1000nits |
メインカメラ | 5,000万画素 | ||
サブカメラ | 深度センサー | 超広角, マクロ, 深度センサー |
|
電池 | 5,000mAh, 10W, Micro-USB |
5,000mAh, 33W, USB Type-C |
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音響 |
イヤホンジャック, シングルスピーカー |
イヤホンジャック, デュアルスピーカー |
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生体認証 | 背面指紋, 顔 | 側面指紋, 顔 | |
付属品 | 充電器 | 充電器, ケース, 画面フィルム |
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公式価格 | 23,800円 | 24,800円 |
Redmi Note 11を基準にすれば、Redmi 12CとOPPO A77はどちらもほぼ下位互換と言える性能。特にRedmi Note 11は屋外でも見やすい高輝度の有機ELディスプレイを備えていること、処理性能で優るチップ(AnTuTuベンチマーク25万点前後)を搭載していることは明確な優位点です。
Redmi Note 11
これに対して、OPPO A77はベンチマークで約12万点と何年も前のスマホ程度の性能で、使っていて正直ウンザリしてくるレベルの動作です。
一方、Redmi 12Cは20万点程度となっているため、致命的に低性能な訳ではありません。しかし、充電ポートが絶滅危惧種の「Micro-USB」となっており、いつの時代のスマホか分かりません。また、どちらも画面の解像度がHD+と低画質(一般的なスマホはFHD+)で、輝度の低い液晶です。
←micro USB:Type-C→
以上の点を踏まえれば、今安いからと言ってRedmi 12CやOPPO A77を購入するのは消費者として賢い選択とは言えないでしょう。
また、Redmi Note 11はOCNモバイルONEのセール時には、今回の2機種とほぼ同額のセール特価(1,000円前後)で提供されることが通例となっています。そのため、Redmi Note 11が特価となるタイミングを待った方が幸せになれることは言うまでもありません。
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OCNモバイルONEって?
ドコモ回線が550円から使用可能
ポイント
✅NTTの系列企業で安心のドコモ回線
✅格安SIMの中では回線速度が比較的速い
✅料金が月550円~(税込)とかなり安い!
✅ミュージック通信容量カウントフリー
✅5G、電話かけ放題、安心補償アプションあり
OCNモバイルONEはドコモのエコノミーMVNOに位置づけられる格安SIMで、日本全国ほぼどこでもつながるドコモ回線。通信速度も優秀で、MM総研「2022年9月MVNOネットワーク品質調査」の通信速度の調査結果では一位(4期連続)となっています。
最安550円/月(税込)からと業界でも屈指の安さで、安定して速いことも考えればトップクラスに優秀なコスパSIMです。またOCN利用料の支払いでdポイントが貯まり、貯めたdポイントを料金の支払いに充当できます。
さらに「OCNマイページ」より申し込むことで、5Gオプションも無料で利用できるようになりました。
OCNモバイルONE契約の初期費用
※公式情報を参照して、当ブログが作成
OCNモバイルONE契約時にかかる初期費用は以上の通り。
「初期手数料」と「SIMカード手数料」の合計3,733.4円(税込)が初期費用で、これに音声SIM分の「月額利用料金」が加わります。支払い方法については、クレジットカードのみです。
OCNモバイルONEの月額料金プラン一覧
OCNモバイルONEのプランは、0.5GB、1GB、3GB、6GB、10GBの4種類と非常にシンプルで、基本料金は550円(税込)から。OCN光モバイル割を適用できれば、さらに200円引きになります(0.5GBプラン除く)。
また、0.5GB/月のプランは10分相当の無料通話(月合計)もついており非常にお得です。端末セットとの購入時は選べませんが、契約後こちらのプランへの変更が可能です。
これらの基本プランに、任意で加入する「電話かけ放題」1,430円(税込)などのオプション料金が加算される仕組み。勿論、他に何も加入しなければ、上記の表そのままの基本利用料になります。
かけ放題外の電話料金については、専用アプリ不要で11円 (税込) /30秒と、通常の半額となっています。
なお、最低利用期間は設定されておらず、解約違約金、MNP転出手数料も共に0円となっています。
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