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Nothing Phone (1) と伊勢を行く!アップデートでカメラは良くなったのか?

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Nothing Phone (1) のカメラを中心としたアップデートが入ったので、伊勢で試し撮りしてきました。

やずX
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カメラアップデートの内容

「Nothing OS バージョン1.1.4」のカメラアップデートは以下の通りです。

・超広角カメラの色合いをメインカメラに合わせて改善

・新たな動き検出アルゴリズムで、動く被写体を撮影する際のブレを低減

・超広角カメラでHDR使用時の撮影速度を向上

・夜景の色精度を実物に近いように向上

・フロントカメラの画質をよりシャープに、明るく改善

また、アップデート内容に記載はないですが、以下の問題が改善されているかもチェックします。

・撮影した写真が保存されるまでにスマホの向きを変えると、写真の向きが変わって保存されてしまう

・撮影後のAI処理で妙に白っぽい写真に変えられてしまう

外宮参道

伊勢についたのが13時頃だったので、まず豊受大神宮(いわゆる伊勢神宮の外宮)の手前にある外宮参道で腹ごしらえをしました。

生姜焼き定食をいただきました。アップデートで、写真左下に「NOTHING」ロゴのウォーターマークをつけることができるようになっています。

Nothing Phone (1) のカメラの良さは自然な色合いだと思います。ここは以前から特に変更がないようで、濃すぎない美味しそうな色で料理が撮影できます。

やずX
茶色だけでなく、赤・紫・緑も自然な色が出てますね!

なお、外宮にはコロッケで有名な「豚捨」さんがあります。中ではトンテキなども食べることができます。

やずX
内宮にもあるよ!

なお、写真撮影後すぐスマホの向きを変えてみましたが、写真の向きが変わって保存されることはありませんでした。この点については、しっかり改善されたようです。

外宮

それでは外宮に入っていきます。

あいにく空は曇り気味でした。スマホカメラはこの辺の処理が苦手なものが多く、Nothing Phone (1) も例外ではなく空が白飛びしています。

やずX
あ......。

全体がやたらと白っぽい写真が撮れてしまいました。また、木もかなりガビガビした不自然な状態になっています。プレビュー画面では特に問題ないのですが、保存された写真はこのようになってしまうことがあり、これは以前から改善がありません。

気を取り直して境内でパシャパシャしていきます。まずは、色味が改善されたという超広角カメラを、メインカメラと比較してみました。

超広角

メイン(広角1倍)

メイン(広角2倍)

超広角カメラはメインカメラよりもセンサーサイズが小さい都合で取り込める光の量が少ないため、若干暗めに映るものの、以前よりもメインカメラに近い色となったように感じました。

また、撮影速度も問題なく待たされることはありませんでした。

やずX
より違いが少なく、使い分けしやすくなりました!

縄の上を蜘蛛?のような虫が歩いていました。2倍ズームの解像感は良好で、小さな虫や縄の細かい繊維をしっかり表現することができます。

緑色の葉っぱを撮影しても、妙に濃い不自然な色になりません。

その後は、使いやすいメインカメラの2倍ズームでを使ってたくさん写真を撮りました。

2倍ズームは解像感が良いだけでなく、ボケもより大きく印象的なものとなります。

やずX
積極的に活用しましょう!

こうした森の中では、そのまま撮るよりも露出を少し下げて撮ったほうが、メリハリのある写真になるのでオススメです。

おかげ横丁・内宮

そして、外宮に1時間ほど滞在したのちにおかげ横丁・伊勢神宮の内宮に移動しました。

おかげ横丁は外宮参道よりも長く、たくさんの飲食店やお土産屋などが立ち並びます。

やずX
あ......。

また、妙に白く解像感の酷い写真が撮れていました。おそらくAIによる画像合成の失敗ですが、曇り空をカメラに収めてしまうとこのような事象が多く発生する気がします。

ちょうど15時頃とおやつが欲しい時間だったので、和菓子屋で栗ぜんざいをいただきました。

Nothing Phone (1) は、黄色も見たままに近い自然な色で撮影できます。なお、栗ぜんざいは単に栗がのっているだけでなく、汁自体も濃厚な栗の風味が楽しめました。

やずX
うますぎ!

ゆっくりしている内に16時を過ぎていました。今度は内宮の豚捨前にやってきました。

この時間はまだそれほど暗くなかったのですが、中途半端に明るく撮るよりも、露出を下げた方が締まりのある写真になります。

ちょっと露出を下げすぎた気もしますが、これはこれでかっこいいのでありかなと思います。

お土産の購入とお食事ができる岩戸屋さんの看板です。露出を下げて撮るとなんだか不気味になりました。

少し暗くなってきたので提灯に灯りが付き始めてきました。

そして、内宮に入っていくのですが、この辺で気づきます。参拝時間が17時までであることに。

やずX
やっちまったなあ!

というわけで奥まではいかず、手間で適当に写真を何枚か撮って内宮を後にしました。

最後に妙に白くなった写真が撮れた場所でパシャリ。今回は変な処理がかかることもなく綺麗に撮れました。

まとめ:着実に進歩・改善。一方、依然と同じ問題も残る

以上「アプデ後のNothing Phone (1) での試し撮り」をお届けしました。

これまでの良さをそのままに、超広角カメラが撮影速度・色味ともに改善され使いやすくなっています。また、写真の向きが変わってしまう問題も修正されています。

一方、撮影後のAI処理で妙に白っぽい写真に変えられてしまう問題は引き続きあり、曇り空をあまりカメラに収めない等の対策が必要でしょう。

この点が改善されなかったのは残念ですが、全体的には使いやすいカメラです。次回でさらに改善が進むことを期待します。

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)。スマホ黎明期の2010年頃からスマホ情報を収集し、今では年間20台前後のスマホでカメラ中心に検証。最新スマホ情報・スマホお得情報をお届けします! ↓X(Twitter)でも情報を発信しているので、是非フォローしてください。

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