Xiaomiが中国でタブレット端末「Mi Pad 5」「Mi Pad 5 Pro」を発表しました。以下にそれぞれのスペックと特徴をまとめます。
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Mi Pad 5(小米平板5)のスペック・特徴
「Mi Pad 5」のディスプレイは11インチの液晶を採用。解像度2.5K(2560×1600ピクセル)、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート240Hzで、10億色表示、Dolby Visionに対応しています。
SoCには高い処理性能を持つ「Qualcomm Snapdragon 860」を採用。これは「Snapdragon 855」のクロックアップモデルで、スマートフォンでは同社の「POCO X3 Pro」に採用実績があります。メモリは6GBで、ストレージは128/256GBの2種類です。
スピーカーは4基となっており、Dolby Atmosに対応。リアカメラは1300万画素、インカメラは800万画素となっています。
バッテリー容量は8720mAhで、33W急速充電に対応。重量は511g、厚さは6.85mmとなっており、顔認証に対応しています。
また、オプションでスタイラスペンやカバーキーボードが用意されており、OSにはパッド用に調整された「MIUI for Pad」を搭載します。
Mi Pad 5はWiFiモデルのみで、中国での価格はメモリ6GB/ストレージ128GBモデルが1999元(約3万4000円)、メモリ6GB/ストレージ128GBモデルが2299元(約4万円)と非常にリーズナブルな価格となっています。
また、日本版価格が発表され、4万3,780円となりました。約4.5万円のグローバル版よりも安い価格です。
Mi Pad 5 Pro(小米平板5 Pro)のスペック・特徴
「Mi Pad 5 Pro」は、ディスプレイはMi Pad 5と同等であるものの、SoC、スピーカー、カメラが強化されたモデルで、顔認証に加えて指紋認証にも対応。Wi-Fi版と5G対応版があります。
SoCには、より処理性能の高い「Snapdragon 870」を採用し、スピーカーは8基と倍増。リアカメラについては、5G対応版が5000万画素+500万画素深度測定、Wi-Fi版がメインカメラが1300万画素となっています。インカメラはMi Pad 5と同じく800万画素です。
バッテリー容量は8600mAhと僅かに減少した一方で、タブレットとしては最高速となる67W急速充電に対応。67分で満充電が可能といいます。
価格は、Wi-Fi版でメモリ6GB/ストレージ128GBモデルが2499元(約4万3000円)、メモリ6GB/ストレージ256GBモデルが2799元(約4万8000円)。5G対応のメモリ8GB/256GBモデルが3499元(約6万円)となっています。
Mi Pad 5シリーズ、スペックと総評
Mi Pad 5シリーズのスペックは以下の通りです。
Mi Pad 5 | Mi Pad 5 Pro | |
OS | MIUI for Pad | MIUI for Pad |
SoC | Snapdragon 860 | Snapdragon 870 |
メモリ/ ストレージ |
メモリ6GB ストレージ128/256GB |
メモリ6/8GB ストレージ128/256GB |
ディスプレイ | 11インチ, 液晶 HDR10, Dolby Vision リフレッシュレート120Hz |
11インチ, 液晶 HDR10, Dolby Vision リフレッシュレート120Hz |
リアカメラ | 1300万画素 | 1300万画素(Wi-Fi版) or 5000万画素(5G版) +500万画素深度測定 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 8720mAh,33W充電 | 8600mAh,67W充電 |
オーディオ | スピーカー4基, Dolby Atmos |
スピーカー8基, Dolby Atmos |
生体認証 | 顔 | 顔、指紋 |
サイズ | 6.85mm | 6.86mm |
重量 | 511g | 515g |
カラー | ホワイト ブラック グリーン |
ホワイト ブラック (Wi-Fi版はホワイトのみ) |
Mi Pad 4以来、3年ぶりとなるXiaomiのタブレット端末ですが、まず驚いたのはその価格。最も安いモデルが日本円で約3万4000円と、高性能チップを搭載するタブレットとしては超破格。
発表会でも比較されていた「iPadシリーズ」や、同じくAndroid搭載の「Galaxy Tabシリーズ」と比較してもそのコスパは圧倒的です。
一方で有機ELではなく、液晶というのが気になるところですが、焼き付きを心配しなくて分むしろ良いかもしれません。
また、日本版価格が発表され、4万3,780円となりました。約4.5万円のグローバル版よりも安い価格です。
なお、Xiaomi Pad 5 Proについては、グローバル/日本ともに音沙汰がありません。
Xiaomi Pad 5日本版をお得に購入する方法
Xiaomi Pad 5日本版の市場想定売価は4万3,780円ですが、NTT傘下の格安SIM「OCNモバイルONE」では、セールで格安販売を実施中。
単体ではなく、SIMカード契約+「Xiaomi Pad 5」+世界一薄い5Gスマートフォン「Mi 11 Lite 5G」のセットですが、5万7,000円(税込)で購入が可能となっています。
Xiaomi Pad 5が4万3,780円、Mi 11 Lite 5Gが4万3,800円なので、合計8万7,580円。それが3万円以上安い5万7,000円(税込)で購入できてしまうので驚きです!
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