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Google Pixel 7 Pro 実機レビュー!まるで意思を持ったスマホ。AIが有能過ぎる

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高度AIを搭載したハイエンドスマホ「Google Pixel 7 Pro」を購入したので、レビューをお届けします。

なお、当ブログは特にカメラ性能の検証に力を入れています。カメラの作例はコチラをご覧ください。

やずX
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ジャンプできる目次

Google Pixel 7 Proはこんなスマホ

主な特徴・価格

Pixel 7 Proは、2022年時点で最高クラスのカメラ性能と、Googleの高度なAI処理技術を併せ持つスマホ。主な特徴は以下の通りです。

ポイント

高度AIを実現する「Google Tensor G2」チップ

文字起こし&リアルタイム翻訳機能搭載

1.31型メイン+超広角+望遠の3眼カメラ

撮影後に消しゴムマジック&ブレ補正で写真編集

6.7型QHD+ディスプレイ。120Hz駆動&LTPO

5,000mAh大容量バッテリー。無線充電も対応

Titan M2チップによる厳重なセキュリティ

おサイフケータイ / IP68防塵防水

Google Pixel 7 Proは、Googleストア、ソフトバンク、auで発売中。通常価格の最安値はGoogleストアで、税込124,300円(12回分割払い可能)となっていますが、ソフトバンクでとauでは2年後に返却で大幅値引きされるプランがあります。

こんな人&用途に向いている

向いている

手軽に超きれいな写真が撮りたい

Googleの高度AI機能が使いたい

最高級の大画面スマホが使いたい

重くて大きいスマホでもOK

おサイフ / 防水 / 無線充電全部ほしい

長いアップデートが欲しい(5年間あり)

こんな人&用途に向いていない

向いていない

薄型軽量スマホが好み

ゲーム性能に超うるさい

デザインがどうしても気に食わない

エッジディスプレイが嫌い

Google Pixel 7 Proの本体・同梱品をレビュー

良くも悪くもかなりでかい

Pixel 7 Proは、6.7型大画面と強力なトリプルカメラを備えたスマホです。

そのため横幅76.6mm、厚み8.9mmと非常に大きく、重量も212gあります。一般的な大型スマホで、横幅75mm、厚み8mmくらいなので非常に大きいことが分かります。

また、iPhone 14が172gであることを考えれば、Pixel 7 Proはかなり重めと言えるでしょう。

背面と画面が湾曲した形状のおかげでグリップ感は悪くないのですが、手の小さな筆者の場合、片手持ちでは何かしらの補助がないと非常に使い辛いです。

やずX
両手持ちかトラッカーアプリを使うことを推奨します!

カラーバリエーションは3種あり、筆者が購入したのはHazel。グリーンのバックパネルと、ゴールドのサイドフレーム&カメラモジュールを組み合わせた派手なデザインです。ダサいと感じる人もいるでしょうが、質感自体は非常に良いです。

ほかにSnow(白)、Obsidian(黒)があるので、シンプルなデザインを好む方はそれらの方が良いでしょう。

1/1.31型の大きなメインカメラや構造上奥行きを必要とするペリスコープカメラを備えているため、カメラモジュールは巨大。10円玉1枚分よりわずかに大きな出っ張りとなっているので、角をぶつけて傷がつくことが怖い方はケース装着が推奨です。

端末正面から見て右側面には電源ボタン(上側)とボリュームキー(下側)があります。他社の多くは、これらが逆に配置されていることが多く、初めてPixelを使うと戸惑うでしょう。

端末正面から見て左側面にはSIMカードスロットのみがあります。

天面にはスピーカー穴と5Gミリ波用のアンテナがあります。

底面にはType-C充電ポートと二つのメインスピーカーがあります。

正面ディスプレイの上部中央には小さなパンチホールがあり、その上部には受話口兼サブスピーカーがあります。

また、ディスプレイは左右が湾曲したエッジ形状となっているので、フィルム選びが難しいです。個人的には、貼りやすくエッジ部分もしっかり貼りつくシズカウィル製がおすすめ。しかも2枚入りです。

付属品は最低限

Pixel 7 Proのパッケージは長方形の箱で、正面に本体のイメージが描かれています。

付属品は以下の通り。最低限の構成でケースやフィルム、充電器は付属しません。

内容物

Pixel 7 Pro 本体

Type C to C ケーブル

SIMピン

説明書等

充電は有線・無線ともに23W対応となっているので、対応した充電器を購入しましょう。

Google Pixel 7 Proのカメラをレビュー

メイン・超広角・ペリスコープのトリプルカメラ搭載

Pixel 7 Proはトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

・メイン(広角):5,000万画素、1/1.31型

・超広角 (125.8°):1,200万画素

・ペリスコープ:4,800万画素、光学5倍・最大30倍ズーム

メインカメラは1/1.31型と大きなセンサーで、特に夜景で強力な性能を発揮します。また、超広角カメラはPixel 6 Proとは異なりオートフォーカスに対応。マクロモードも備えています。

さらにペリスコープは、Pixel 6 Proより少し小さなセンサーとなったものの、光学ズームは4倍→5倍へと強化されています。

また、動画性能は以下の通り。すべてのカメラが共通です。

画質フレームレート
4K30/60FPS
1080p30/60FPS

3つのカメラを使って実際に撮影してみました。以下、作例になります。

ギャラリー

丁度良い色合い。画質◎

Pixel 7 Proは、美しい色合いと高い解像感を兼ね備えた写真を撮ることができます。

色合いは極端に濃いこともなく、また薄いということもなく丁度良い感じです、また、露出だけでなくホワイトバランスの調整も可能です。

食べ物は少し暖色系に調整して撮ると美味しそうに見えます。

紅葉や夕日に照らされた景色も暖色系に調整した方が良いでしょう。こうした調整がサッとできてしまうことも、Pixel 7 Proの魅力だと思います。

強力過ぎるHDR。ほとんど白飛び・黒つぶれしない

Pixel 7 ProはHDR機能を備えており、黒潰れや白飛びを効果的に抑えることができます。

強い光源をカメラに収めた途端に急速に白飛びを抑制します。「絶対に白飛びを許さない」と言わんばかりの強い意志を感じます。

また、太陽光を写真の中央に収めても空があまり暗くならず、影の部分も黒潰れしにくいです。

HDRが弱いと、中央の白い部分がもっと大きくなったり、右側の木が真っ黒になったりするのですが、Pixel 7 Proは太陽光を強力に抑え込んでいます

ダイナミックレンジが弱いと空は白飛びしがちですが、Pixel 7 Proからは「絶対に空を青くする」という強い意志を感じます。

また、夜景処理ではHDR補正はさらに強力となり、強い光を放つランプも白飛びせず、周囲の影の部分も黒潰れしていません。AIの力で、普通のカメラではできないことを平然とやってのけてしまいます。

やずX
あまりに強いHDR性能にビックリです!

ズーム性能は極めて良好。デジタルズームも綺麗

Pixel 7 Proは光学5倍のペリスコープを備えており、最大30倍のズームが可能です。一方、ペリスコープは5倍以上でしか使えないので、1~4.9倍まではメインカメラのデジタルズームとなっています。

以下、複数の倍率の作例です。

1倍

2倍

1倍と2倍ズームでそれぞれ撮影してみました。非常に解像感が高く良好なズーム性能を発揮します。

3倍

4倍

また、さらに拡大して3倍・4倍で撮影してみました。ここまで拡大しても解像感が高く、枯草のような細かい被写体も潰れていません。

5倍

5倍からはペリスコープに切り替わります。当然ながら光学5倍が標準のカメラなので解像感は非常に良好です。

10倍

15倍

20倍

30倍

さらに拡大して10倍・15倍・20倍・30倍で撮影してみました。15倍くらいまでならほとんど粗さは感じません。流石に20倍まで拡大すると粗さが目立ち始めますが、それでもスマホとしては最高クラスのズーム画質です。

やずX
対抗できるのは「Galaxy S22 Ultra」くらいでしょう!

優れた夜景性能。特にメインカメラが強力

Google Pixelシリーズは、長く夜景性能に力を入れてきました。Pixel 7 Proもそれを引き継いで優秀な夜景性能を持っており、オート撮影時に周囲の光の量を計算して自動で露光時間を1~5秒程度で調整してくれます。この時間は短めと長めで切り替えが可能で、長めにした方がより明るくなるため好みで選びましょう。

以下、それぞれのカメラの作例です。

メイン(非夜景モード)

メイン(夜景・露光短め)

メイン(夜景・露光長め)

メインカメラは1/1.3型と大きなセンサーのため光を取り込む能力が高く、夜景性能は非常に良好。夜景モードを使うことで夜景を肉眼よりも鮮明に表現してくれます。

超広角(非夜景モード)

超広角(夜景・露光短め)

超広角(夜景・露光長め)

超広角カメラはメインカメラほどのセンサーサイズがないので、少し暗めです。それでもPixelの高度なAI処理により鮮やかな夜景を写し出してくれるので、実用性は十分です。

ペリスコープ(非夜景モード)

ぺリスコープ(夜景・露光短め)

ぺリスコープ(夜景・露光長め)

ペリスコープも小さいセンサーですが、やはりAIによる処理性能は高く、明るく補正しノイズを的確に除去してくれます。流石にほとんど光のない個所は明るくなりませんが、被写体を選べば使用可能です。

また、もっと光の少ない環境でも撮影してみました。

メイン(夜景・露光長め)

肉眼ではほとんど真っ暗な状態なのですが、Pixel 7 Proなら明るく撮影できました。ただし、ノイズ除去を強めにかける傾向があり、こうした低照度環境だと所々ディティールが失われてのっぺりしてしまっています。

超広角カメラはマクロも兼用

Pixel 7 Proは、125.8°の広い画角を持つ1200万画素の超広角カメラも搭載しているので、メインカメラよりも広い画角で写真を撮ることができます。

メインカメラ

超広角カメラ

昼間の写真の画質は非常に良好で、色も不自然さがありません。また、持ち前の高いAI性能によりHDRも強力。強い日差しの逆光でも空や影の部分が黒つぶれしません。

また、超広角カメラはマクロカメラも兼ねているので、被写体にかなり寄って撮影できます。また、デフォルトでは、どのカメラを使っていても被写体が近いと自動でマクロ撮影に切り替えるように設定されています。しかし、メインカメラもズーム性能が非常に高いので、マクロ機能が必要かどうかは意見の分かれるところかもしれません。

写真だけでなく動画の手振れ補正が強力

Pixel 7 Proは強力な手振れ補正があるので、写真を撮る時もほとんど触れません。もちろん動画でも手振れ補正は強力です。

※GIF画像のため、解像度・フレームレートは実際よりも低下しています。

歩きながらはもちろん、駆け足の場合でも手振れが少なく良好な性能です。

消しゴムマジックがすごい

Pixel 7 Proは、写真から不要な人や物を消去する「消しゴムマジック」が使えます。

消す対象を自分で選択することもできますが、AI任せにすることも可能。というよりAIが賢いため、ほとんど正確に自動判定で消去候補をピックアップしてくれます。

以上のスクリーンショットは、AI任せにした例で写真に写った人が見事に一掃されました。なお、この機能はPixel 7 Proで撮った写真以外でも使用可能なので、他のスマホで撮った写真をPixel 7 Proに移して削除を行うという芸当もできてしまいます。

ブレた&ボケた写真を直せる

Pixel 7 Proは、ブレた写真やピントが合わずボケてしまった写真も直せます。

←修正前:修正後→
(表示されていない場合、ページを再読み込みしてください)

上の写真はピントが微妙にあっておらず、全体的にボヤっとしてしまったのですが、葉の輪郭をくっきりと修正できました。

カメラ総評:最も「意思」を感じるカメラスマホ

筆者のPixel 7 Proのカメラの評価を以下にまとめました。

ポイント

AIによる補正が強力。白飛び・黒潰れしない

全てのカメラが良好な画質。色合い〇

メインカメラは夜景も強力

極めて良好なズーム性能

ブレの少ない動画が撮影可能

余計なものは消せる&ブレた写真も補正できる

総評としては、最高クラスのカメラ性能で、誰が使っても綺麗に撮れます

Google Pixel 7 Proはハードとソフトがいずれも強力で、かつ有機的にリンク。大型メインカメラ・画角の広い超広角・光学5倍のペリスコープ望遠と隙のないハードウェアに、強力なAI補正が加わります。

特に強力なのが自動判定の夜景処理とHDRで、特に自分でモードを選んだり設定したりすることなく、適当にシャッターを切れば綺麗な写真が撮れます。

やずX
まるでスマホ自体が生きていて意志を持っているかのようです。

一眼で写真を撮るなら、撮影したRAWデータをLightroomで編集して綺麗な写真に仕上げるといったプロセスがありますが、Pixel 7 Proはそれを自動かつ一瞬で行います。また、仮にブレてしまった写真や余計なものが入り込んだ写真もAI処理で直せてしまいます。

AIが処理するので当然自分が考えたようにならないこともありますが、特にこだわりない人は感動の連続でしょう。スマホカメラの理想形に最も近いと思います。

Google Pixel 7 Proの処理性能・動作・発熱をレビュー

AnTuTuスコアは80万点も出ない

Pixel 7 Proは高度AIを実現する独自チップ「Google Tensor G2」を搭載しています。

AnTuTuベンチマークのスコアは70万点台で、数回実行して約79万点が最高でした。これは、Androidスマホで採用されているハイエンドチップとしては、2世代前の「Snapdragon 888」程度のスコアで物足りません。

とは言え、Tensor G2はそもそもベンチマークスコアには重点を置いていません。あくまで、高度AIによる画像処理や自動文字起こし、リアルタイム翻訳といった独自機能を重視しているようです。

なお、アプリの起動や動作、ウェブブラウジングにおけるスクロールなどは非常に高速で快適。日常使用で特に不満はありません。

「原神」は最高画質で動くが......

実際の性能を試すために、最も処理性能が必要と言われる3Dゲーム「原神」を画質「最高」・フレームレート60FPSにして1時間ほどプレイしてみました。

特に極端な発熱はなく全体がじんわりと熱くなる程度。一部が熱すぎて持てなくなるというようなことはありませんでした。

また問題なく画質「最高」設定で遊べますが、重い処理が発生するシーンではフレームレートが安定しない印象。やはり、AnTuTuベンチマークで100万点以上のスコアを出す「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載する「Xiaomi 12T Pro」には、ゲーム性能で劣ります。

ただし、ゲーム自体は普通に動作しているので、ゲームガチ勢でなければ大きな不満はないでしょう。

Google Pixel 7 Proのディスプレイをレビュー

QHD+・120Hz・LTPO対応の有機ELディスプレイ

Pixel 7 ProのディスプレイはQHD+(2K)解像度最大120Hzリフレッシュレートに対応し、電力効率に優れるLTPO 有機ELです。

実際に使用してみて、発色が非常に鮮やかなだけでなく、高いリフレッシュレートで滑らかに動作し、現状最高品質のディスプレイだと思います。タッチ感度も問題ありません。

なお、Widevine L1(著作権保護レベル)なので、AmazonプライムビデオをHD画質で楽しむことができました。L1以外ではHD画質で再生できません。

かなり輝度が高く、直射日光下でも見やすい

また、画面のピーク輝度は1,500nitsと非常に高くなっています。

実際に直射日光下で見てみると、かなりハッキリとしており視認性は抜群。筆者が所有しているスマホでは「Galaxy Z Fold 4」がトップクラスに明るいのですが、Pixel 7 Proも同等に見えます。屋外で「マップが見えない」「カメラのプレビューが確認できない」と言うこともないでしょう。

Google Pixel 7 Proの音響をレビュー

スピーカーは音量・音圧〇、音質△

底面にメインスピーカー

画面上部にサブスピーカー

Pixel 7 Proは、底面にメインスピーカーと画面上部にサブスピーカーを備えるステレオ仕様です。

音量と音圧はしっかりあるため、迫力のサウンドで音楽や動画を楽しめます。一方、音質面ではメインとサブのスピーカーで音量バランスが微妙に悪く、音質もあまりクリアではありません。サブスピーカーの方は、あくまで「サブ」といったところです。

イヤホンジャックなし。コーデックはLDAC対応

Pixel 7 Proは、イヤホンジャック非搭載です。一方、いくつかの高音質Bluetoothコーデックに対応しています。

基本的なコーデックである「SBC」「AAC」は勿論、最高96kHz/24bit伝送が可能な「LDAC」に対応。そのほか「aptX」「aptX HD」に対応していますが、「aptX Adaptive」には非対応です。

「Xperia」や中国勢と比べて、フラッグシップスマホとしては中途半端な対応コーデックとなっていますが、ハイレゾ相当で音楽を聴きたいならLDAC対応のイヤホンを使う必要があります。

Google Pixel 7 Proのバッテリー・充電をレビュー

充電速度を検証

Pixel 7 Proは有線・無線ともに23Wの充電に対応しています。

そこで、有線の急速充電器を用いてバッテリー残量が0%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。結果は以下の通りです。

充電時間バッテリー
30分39%
1時間77%
1時間30分99%
1時間32分100%

今回の検証で満充電にかかった時間は約1時間半でした。速度はそれほど速くなく、30分で半分も充電されませんが一定のペースで充電される時間が長めなので、1時間あれば80%近くまで充電できました。

19分で満充電できる「Xiaomi 12T Pro」と比べれば当然遅いですが、充電速度にこだわらなければこれでも十分でしょう。

バッテリー持ちを検証

Pixel 7 Proは、5,000mAh大容量バッテリーを搭載しています。

バッテリー100%・輝度を60%・音量最大・バランスモードの状態で、Amazonプライムビデオを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。筆者が所有している複数の端末との比較は以下の通りです。

機種スペック1時間後2時間後
Google Pixel 7 ProGoogle Tensor G2,
2K / 120Hz
95%87%
Xiaomi 12T ProSnapdragon 8+gen1,
1.5K  / 120Hz
97%90%
Xperia 5 IVSnapdragon 8gen1,
FHD+ / 120Hz
94%85%

動画再生におけるバッテリー消費は普通程度。良くも悪くもありません。3Dゲームやカメラを長時間使うなどしない限り、十分に1日は持つでしょう。

Pixel 7 Proの文字起こし&翻訳機能をレビュー

Pixel 7 Proは、高度なAIによる自動文字起こしやリアルタイム翻訳機能を備えています。

自動文字起こしは、喋る人の活舌や話し方にも影響されるのですが、ある程度意味の分かる文章にしてくれます。聴力に問題のある人や、議事録を取るときの補助して使えそうです。

また、文字起こしだけでなくリアルタイムで翻訳もしてくれます。日本語の文字起こしよりも英語→日本語翻訳の方がむしろ正確な印象で、英語など外国語のニュースや動画を見るのに役立ちます。

Google Pixel 7 ProのよくあるQ&A

Q1.おサイフケータイに対応?

A. Pixel 7 Proは、非接触型決済「FeliCa(おサイフケータイ)」を搭載しています。これにより、駅の改札口やコンビニ等、様々な場所で素早い支払いが可能です。

Q2. 防塵・防水性能は?

A. Pixel 7 Proの防塵防水性能は「IP68」相当の最高レベル。完全な防塵構造で、水面下での使用が可能となっています。

・IP6X:粉塵の侵入が完全に防護されている

・IPX8:水面下での使用が可能

やずX
急な雨や水回りの使用だけでなく、万が一水没させても安心です!

Q3. 指紋・顔認証に対応?

A. Pixel 7 Proは指紋・顔認証対応です。

指紋認証は、画面内センサーとなっており、認識のスピードは非常に速く失敗もほとんどありません。顔認証も同様にスムーズで快適です。

Q4. SIMとmicroSDの仕様は?

A. Pixel 7 Proは、nanoSIM(物理)1枚とeSIM(データ)に対応するデュアルSIM仕様で、microSDには非対応です。

SIMスロットは表のみにnanoSIMが入るようになっているので、デュアルSIMをするためには必ずeSIMとの併用が必要です。また、microSDも入りません。

Q5. イヤホンジャックはある?

A. Pixel 7 Proは、イヤホンジャックは非対応です。LDACコーデックに対応しているので、音質にこだわる方はLDAC対応のワイヤレスイヤホンを使うか、Type-C変換アダプタで有線イヤホンを使いましょう。

Pixel 7 Proのスペック

Pixel 7 Proのスペックは以下の通りです。

 Google Pixel 7 Pro
OSAndroid 13
SoCGoogle Tensor G2
メモリ12 GB, LPDDR5
容量128 / 256 / 512 GB, UFS 3.1
画面6.7インチ, QHD+ 1440 x 3120),
LTPO OLED (有機EL)
リフレッシュレート 120Hz
コントラスト比 1,000,000:1
ピーク輝度 1500nits
カメラ
(背面)
メイン:5000万画素
超広角:1200万画素
ペリスコープ (x5):4800万画素
カメラ
(正面)
1080万画素
電池5,000mAh, 無線充電対応
音響ステレオスピーカー
4GB1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
5Gn1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78 / n257 / n258 / n260 / n261
生体認証画面内指紋・顔
防塵防水IP68
FeliCa対応
その他Wi-Fi 6, Bluetooth 5.2, 5年間のGoogle Pixelアップデート
寸法162.9 x 76.6 x 8.9mm, 212g
本体色Hazel, Snow, Obsidian
価格
税込124,300円~

ソース:Google

Pixel 7 Proレビューまとめ:高度AIがすごすぎるスマホ

Pixel 7 Proレビューをお届けしました。主な特徴は以下の通りです。

ポイント

AIが賢い。意志を持っているかのようなカメラがすごい

画質はすべてのカメラが良好。夜景・HDRが強い

便利な文字起こし&リアルタイム翻訳機能

サクサク動作するが、ゲーム性能は一歩足りない

超明るく見やすいディスプレイ

音響は悪くはないが、一歩足りない

充電速度は普通だが、バッテリーはよく持つ

折りたたみ機以外ではかなり大柄。横幅が大きく厚い

好みの分かれるデザイン

全体的な完成度は非常に高く、ゲーム性能やスピーカーの音質などで今一つのところはあるものの、非常に多くの人を満足させるスマホだと思います。

特にカメラの高度AIによる処理は感動的で、撮っていて「楽しい」というよりも「とにかくすごい」カメラです。逆光を避けて白飛び・黒潰れしないように...と考えて撮る必要がありません。また、夜景も自動判定で美しく仕上げます。さらに、余計なものが写ったら後からほとんど違和感なく削除でき、ブレた写真も直せます。

やずX
とにかく一度使ってみて「感動」してほしいスマホです!

後は大柄で重いということや、好みの分かれそうなデザインといって問題がありますが、全体的に良好な使用感で価格以上の価値を感じさせるスマホとなっています。

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やずX

Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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