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Galaxy Z Fold 4 実機レビュー!使って分かったメリット・デメリットの評価

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Galaxy Z Fold 4は、Galaxyのハイパフォーマンスな折りたたみスマホの2022年モデルです。

筆者は日本発売前に香港版を購入して使っているので、実機レビューをお届けします。

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ジャンプできる目次

Galaxy Z Fold 4の主な特徴:7.6型大画面が魅力の折りたたみスマホ

Galaxy Z Fold 4の概要

Galaxy Z Fold 4は、7.6型の大型有機ELディスプレイを採用した折りたたみスマホシリーズの2022年モデルです。

奥がFlip 4、手前がFold 4

兄弟機で小型軽量(187g)の「Galaxy Z Flip 4」と異なり、「Z Fold 4」はより大型で重量もそれなりにあります(267g)。

すぐわかるGalaxy Z Fold 4の主な特徴まとめ

Galaxy Z Fold 4の主な特徴は以下の通りです。

ポイント

✅開いて7.6型大迫力画面の折りたたみスマホ

✅高性能チップ「Snapdragon 8+ gen 1」搭載

✅内・外ディスプレイともに120Hz駆動の有機EL

簡易な機能が使える1.9型サブディスプレイ搭載

最大5,000万画素トリプルカメラ(メイン+超広角+3倍望遠)

✅4,400mAhバッテリー&25W有線充電+Qi無線充電+逆充電

✅ステレオスピーカー、IPX8防水、指紋&顔認証に対応

▷Galaxy Z Fold 3との比較はコチラ

▷実際に使ってみて感じた「メリット・デメリット」はコチラ

Galaxy Z Fold 4の価格

アメリカにおける想定販売価格は1,799ドル(約25.7万円)からで、日本版はドコモが税込24万9,700円、auが税込24万9,960円となってます。

一方、筆者が香港版を購入させていただいた「まめこモバイル」様では、韓国版を取り扱っており、日本版よりもかなり安く購入できるようです。

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Galaxy Z Fold 4の本体・パッケージ内容をチェック

でかい画面を手軽に持ち運べるのが最大の魅力

Galaxy Z Fold 4は、開くと7.6インチの大型ディスプレイが使える折りたたみスマホとなっています。

折りたたむと少し縦長ではあるものの、6.2インチのディスプレイで普通のスマホのように使えます。

折りたたみ時の厚みはヒンジ側が15.8mm、反対側が14.2mm。当然普通のスマホと比べると倍近く厚いわけですが、横幅が狭いおかげで手が小さめな筆者でも持ちにくくはありません。

やずX
重さ(263g)は慣れ!

カメラ部分はそこそこの出っ張りがあるため、キズが気になる方はケースで保護することを検討した方が良いでしょう。

背面パネルはGorilla Glass Victus+で保護されており、指紋が目立ちにくいマットで落ち着いた雰囲気。なお筆者が購入したのは香港版のベージュ色ですが、日本版はグレイグリーン1色のようです。

それでは、端末の細部を見ていきましょう。

端末側面のカメラ側には、ボリュームキーと電源ボタン兼指紋センサーがあります。

端末側面のカメラ側には、SIMスロットがあります。

天面のディスプレイ側にはスピーカーとマイク穴、さらにカメラ側にもマイク穴が2つあります。

底面には、カメラ側にType-C充電ポートとスピーカー穴、ディスプレイ側にはスピーカーがあります。

やずX
計2つのステレオスピーカーとなっています!

メインディスプレイの右側(背面のカメラ側)にはインカメラを収めたパンチホールがあります。また、フィルムが貼られています。

また、外側の画面にも中央配置のインカメラがあります。こちらの方が高画素なので、セルフィーにはこちらを使用すると良いでしょう。ただし、こちら側にはフィルムが貼られていないため、別途購入が必要です。

折りたたみ部は余裕を持たせてあるため、ヒンジ側は15.8mm、反対側は14.2mmと厚みが異なります。こうしてみると不格好ですが、現状これでないと防水設計にできず、また半曲げの状態で固定できないようです。

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フレーム部分には保護フィルムが貼ってあります!

フレームは背面パネルとは異なり、光沢仕上げ。キズが付くと目立ちそうなので、フィルムで保護されているのはありがたいです。

一方、ヒンジにはフィルムが貼られていません。ヒンジにキズが入るのが怖いのでフィルムを別途購入するか、ヒンジ部も保護するケースを購入すると良いでしょう。

Galaxy Z Fold 3と比較

それでは前モデル「Galaxy Z Fold 3」と比較していきましょう。

半曲げがGalaxy Z Fold 3、完全に折りたたまれているのがGalaxy Z Fold 4

パッと見はあまり変わりませんが、細かい変更が多数加えられています。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

内側のメインディスプレイのアスペクト比が変更され、Z Fold 4はより正方形に近くなりました。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

画面下カメラはより目立たなくなりました。よく見ると分かるのですが、この点は進化したポイントでしょう。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

横向きの状態で3:4比率の画像を表示してみました。正方形に近くなったため、上下の黒い部分がZ Fold 3よりも少し大きくなっています。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

縦向きにした場合は逆にZ Fold 3よりも上下の黒い部分が少し小さくなります。

やずX
この辺はマイナーチェンジなので、そんなに気にはならないでしょう!

←Z Fold 3:Z Fold 4→

一方、外側のサブディスプレイはより普通のスマホに近いアスペクト比となり、使いやすくなりました。

やずX
こうして見ると、Z Fold 3のリモコン感がすごい!

←Z Fold 3:Z Fold 4→

画面のアスペクト比が改善されたのは横にある枠が取り払われたためで、ベゼルも非常に狭くなり、よりスタイリッシュな見た目になっています。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

そのため、画面の横幅が大きくなった一方で端末自体の横幅はほとんど変わっていません。持ちやすさはそのままに、画面が横に拡張されたことで窮屈さが改善されました。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

また、ヒンジも幅が狭くなっています。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

背面パネルはZ Fold 3の方はある程度光沢があったのですが、Z Fold 4 では指紋の目立ちにくいマットな仕上げとなっています。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

また、背面パネルの丸みもなくなって更に洗練された雰囲気に。その他、スペック面では「Snapdragon 888」から「Snapdragon 8+ Gen 1」、カメラが強化されるなど進化を果たしています。

やずX
より洗練されたスマホになりました!

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付属品は最低限

Galaxy Z Flip 4のパッケージは、薄型で正方形の黒い箱となっています。

端末本体は出荷用のフィルムで保護されていました。その他の付属品は以下の通りです。

パッケージ内容

SIMピン

フィルム(添付済)

USB Type-C to Cケーブル

説明書

ケース、充電器は付属しないので別途用意が必要です。また、ヒンジと外側のサブディスプレイにはフィルムが貼られていないので、気になる方は別途購入しましょう。

Galaxy Z Fold 4の処理性能・動作・発熱をチェック

冷やしながらだとAnTuTuスコアは100万点超え

Galaxy Z Fold 4は最新の高性能チップ「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載しています。

流石に現状最高峰のSoCなだけあって、ベンチマークスコアも最高水準です。ただし、発熱の具合によってかなり上下するようで、冷却なしだと約93万点、ゲーミングクーラーで冷却しながらだと100万点を超えました。

面積が大きい分、放熱性能は悪くないのですが、発熱による性能制限は中華スマホと比べると強めな印象です。

動作はかなりキビキビ。大画面でゲームも楽しめる

以上のような非常に高いスコアが出ているので、もちろん動作はかなりキビキビ。発熱もほとんど目立ちません。

ほとんどのゲームも問題なく動作し、最も重い3Dゲームと言われる「原神」も最高画質で問題なくプレイすることができました。しかし、流石に高負荷のゲームは背面のカメラ付近がかなり熱くなります。

Galaxy Z Fold 4のディスプレイをチェック

超綺麗で明るい7.6インチ大型有機ELディスプレイ

Galaxy Z Fold 4の内側のメインディスプレイは、7.6インチのDynamic AMOLED 2X(有機EL)ディスプレイ。正方形に近い形で普通のスマホを圧倒する一覧性の高さが魅力です。

通常輝度が他のスマホと比べてかなり高めのようで、日差しの強い状況でも全く輝度負けせずにかなりはっきり見えます。

やずX
明るすぎる & 鮮やかすぎる気もしますが......。

リフレッシュレートは120Hzで滑らかに動作します。

折り曲げる部分は僅かにへこみがあり、消灯時は角度次第ではっきりわかります。

一方、点灯時はほとんど目立たないので実際の使用時は特に気になりません。

←Galaxy Z Fold 3:Galaxy Z Fold 4→

画面下に埋め込まれたインカメラは前モデルZ Fold 3と比べて、より目立たないものになりました。

大画面を生かしたマルチタスク

Galaxy Z Fold 4は、タブレット向けのAndroidである「Android 12L」を初めて採用したスマホで、多彩なマルチタスク機能を備えています。

画面下部に表示されるタスクバーが非常に便利で、ここから良く使うアプリを呼び出して、画面分割または画面上で自由に動かせるフローティングウインドウで起動することができます。

やずX
各アプリのサイズ調整も自由自在です!

また画面横から呼び出せるエッジパネルにアプリを配置して、ここからアプリを起動することも可能です。

最大で3つのアプリを分割画面で表示でき、これにフローティングウインドウも重ねることができます。

やずX
流石にここまでやるとやり過ぎ感がありますが......。

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前モデルより横に拡張され、使いやすくなったサブディスプレイ

外側のサブディスプレイも妥協のないスペックで、こちらも勿論120Hzリフレッシュレートで駆動します。

←Z Fold 3:Z Fold 4→

前モデルにあった横の枠が取り払われ、画面がそのまま横に拡大。より普通のスマホの画面に近くなり、使いやすくなりました。

上部中央にはインカメラが収められていますが、こちらは画面下ではなく通常のパンチホール式です。

輝度もメインディスプレイと遜色ない明るさで、直射日光下でもかなりはっきり見えます。

Galaxy Z Fold 4のカメラをチェック

メイン+超広角+望遠のトリプルカメラ。メイン&望遠にはOISもあり

Galaxy Z Fold 4は背面にトリプルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。

カメラ構成

・メイン(広角):5,000万画素+OIS

・超広角:1,200万画素

・望遠(x3):1,000万画素+OIS

やずX
メインだけでなく望遠にもOIS(光学式手振れ補正)があります!

また、動画撮影性能は以下の通り。すべてのカメラで同様の解像度・フレームレートで撮影できます。

解像度フレームレート
8K24FPS
UHD60 / 30FPS
FHD60 / 30 FPS
HD30 FPS

また、メインカメラと超広角カメラでは更に強力なスーパー手振れ補正が使用できますが、FHD固定で、60 / 30FPSとなります。

それでは、以下カメラで実際に撮影した作例を御覧ください。

ギャラリー

やずX
メシばっかやんけ......!

色合いは「映え」系

Galaxy Z Fold4のカメラの色合いは他のGalaxy端末と同様に映え系で、SNSにそのまま挙げるにはピッタリです。

色が濃いため、食べ物はとてもおいしそうに撮影できます。また5,000万画素となったメインカメラの2倍ズームは良好な解像感で、1倍とそん色ありません。OIS(光学式手振れ補正)もあるので、ある程度適当に撮ってもバッチリ決まります。

光学3倍の望遠カメラ搭載。最大30倍ズームが可能

Galaxy Z Fold 4は光学3倍ズームの望遠カメラ(1,000万画素)を搭載しており、最大で30倍のデジタルズームが可能です。

以下、1、2、3、4、5、10、20、30倍の作例となります。

▽1、2倍の作例

1倍

2倍

1倍~2.9倍まではメインカメラで撮影されます。デジタルズームですが、5,000万画素の優秀なセンサーを備えているため、2倍でも十分綺麗に写ります。

▽3、4、5倍の作例

3倍

4倍

5倍

3倍以降は望遠カメラに切り替わります。シャープネス強めのパキッとした写りなので、拡大していくと草などの細かいものは不自然さが出てきますが、全体的な写りは良好です。

▽10、20、30倍の作例

10倍

20倍

30倍

流石に30倍ともなると粗さが目立ちますが、10倍程度なら被写体次第で十分綺麗な写りです。

やずX
折りたたみ機でこれだけズーム性能が良ければ大満足です!

メインカメラと変わらない色合いの超広角カメラ

Galaxy Z Fold 4は、メイン&望遠に加えて、1,200万画素の超広角カメラも備えています。

メインカメラ

超広角カメラ

外縁部の歪みが気になりますが、メインカメラよりも広い画角で風景を収めることができます。また、色合いもメインカメラと大きく変わらないので使いやすい性能です。

効果的に機能するポートレートモード

Galaxy Z Fold 4はポートレートモードを備えており、背景を効果的にぼかすことができます。

細いストローのような難しい被写体もしっかり捉えてくれました。撮影後にギャラリーアプリでボケ具合もいじることができ、使いやすいポートレートモードです。

良好なナイトモード。ただしフレア耐性は弱め

Galaxy Z Fold 4は夜景を美しく撮影することができるナイトモードを備えています。

以下、メインカメラおよび超広角カメラで、通常モードのオート補正ありなしとナイトモードを使用した比較です。

▽メインカメラ作例

オート(補正なし)

オート(補正あり)

夜景モード

夜景モード>オート夜景補正あり>オート補正なしの順に明るく撮影することができます。

OIS(光学式手振れ補正)を備えているので、手振れを抑えて綺麗に撮ることができます。ただし、街灯のフレアがかなり強く出てしまっているのが気になります。

▽超広角カメラ作例

オート(補正なし)

オート(補正あり)

夜景モード

超広角カメラはオートの補正なしの場合だと、やや紫っぽい色合いになりますが、補正が加わると自然な色合いになります。

こちらもメインカメラと同様、強いフレアに弱い印象ですが、夜景モードの効果自体は大きく、全体的には綺麗に撮れています。

▽3倍ズーム作例

メインカメラ3倍 オート(補正なし)

ズームでも夜景モードの使用が可能です。ただし、ある一定の暗さになると望遠カメラではなく、メインカメラのデジタルズームとなってしまいます。

望遠カメラ 3倍(夜景モード)

この程度の暗さであれば、夜景モードを使用して望遠カメラで撮影できました。他のカメラと同様に夜景処理が良く機能しています。

OIS搭載で手触れ補正は優秀

Galaxy Z Fold 4は、メインカメラと望遠カメラにOIS(光学式手振れ補正)を備えています。

※GIF動画にしてあるので、解像度およびフレームレートは低下しています。

試しにメインカメラで動画を撮影してみました。走ってもかなり強く手振れを抑えることができており、非常に良好な性能を発揮しました。

Galaxy Z Fold 4 カメラ総評:全体的に良好で使いやすい。色が濃い「映え」系

Galaxy Z Fold 4のカメラ性能の総評については以下の通りです。

ポイント

✅「映え」系の濃い色合いで撮れるカメラ

日中はすべてのカメラが良好な写り

3倍望遠カメラが使いやすい

実用的なポートレートモード

夜景処理は悪くないが、フレアには弱い

✅優秀な手振れ補正(メイン&望遠)

Galaxy Z Fold 4のカメラ性能を一言でまとめると「普通にハイエンド級の使いやすいカメラ」です。

Galaxy特有の濃い目の色合いは好みが分かれるところですが、安いスマホにありがちな数稼ぎの不要なカメラがなく、すべて実用的なカメラ性能を持っています。

また、メインカメラと望遠カメラにはOISが備わっているので、ブレずに写真や動画が撮影できます。

一方、夜景では適切にノイズを除去し明るく撮影できる一方で、フレアへの耐性があまり良くありません。とは言え、こうした弱点はiPhoneも似たようなもの。日常を手軽に切り取るには十分過ぎる性能を持っています。

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Galaxy Z Fold 4のバッテリー・充電をチェック

バッテリー持ちを検証。動画はかなり消費するが、日常使いは普通に良く持つ

Galaxy Z Fold 4は4,400mAhバッテリーを搭載しています。

バッテリー100%・輝度約60%にし、Amazon Prime Videoを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。その他の機種との比較表は以下の通りです。

機種(リフレッシュレート)SoC / バッテリー1時間後2時間後
Galaxy Z Fold 4Snapdragon 8+ Gen 1 / 4,400mAh88%76%
Xiaomi 12S UltraSnapdragon 8+ Gen 1 / 4,860mAh96%86%
Nothing Phone (1)Snapdragon 778G+ / 4,500mAh93%85%
Redmi Note 11 Pro 5GSnapdragon 695 / 5,000mAh93%86%

結果は動画を再生するとかなり消耗します。やはり、大画面ゆえにそれなりにバッテリーを消耗してしまいます。

とは言え、Galaxy Z Fold 4は、外側と内側のディスプレイを用途で使い分けるスマホです。ずっと大きなメインディスプレイを使うというような使い方でなければ、バッテリーの消費は緩やかです。

やずX
むしろ普通に使う分には、『1日ちゃんと持つ!という印象です。

もしも使ってみてバッテリーが足りないと感じる方は、小型のモバイルバッテリーをお供に持つと良いでしょう。

メモ

バッテリー持ちの計測アプリとして「PC Mark for Android」が知られていますが、筆者は実使用とはかけ離れた数値を出すと考えているので、採用していません。

充電速度を検証。30分で半分近く充電できる

Galaxy Z Fold 4は最大25W急速充電に対応しています。そこで、AnkerのPD対応充電器を用いてバッテリー残量が0%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。

詳細は以下の通りです。競合機種のXperia 10 Ⅳ(18W)Redmi Note 11 Pro 5G(67W)と比較しています。

充電時間Galaxy Z Fold 4
(25W)
Xiaomi 12S Ultra
(67W)
Nothing Phone (1)
(33W)
30分47%84%49%
45分100%
1時間77%93%
1時間13分100%
1時間29分100%58%

※Redmi Note 11 Pro 5Gは専用67W充電器で充電しています。

Galaxy Z Fold 4が満充電にかかる時間は約1時間半でした。さらに高出力の機種と比較すると分は悪いものの、30分あれば半分近く充電が可能です。

また、Qi規格のワイヤレス充電だけでなく、リバースワイヤレス充電にも対応しているので。ワイヤレス充電対応のイヤホンやスマートウォッチを充電できます。

なお、Galaxy Z Fold 4は充電器が付属していないので別途用意が必要です。

Galaxy Z Fold 4の生体認証をチェック

電源ボタンが指紋センサーを兼ねる

Galaxy Z Fold 4は顔認証・側面指紋認証に対応しています。

認証速度は非常に速く、また精度もかなり良いと思います。

やずX
めちゃくちゃ快適です!

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Galaxy Z Flip 4の音響をチェック

ステレオスピーカー搭載。音質・音量ともに〇

Galaxy Z Fold 4はステレオスピーカーを搭載しています。

底面側のスピーカー

天面側のスピーカー

二つのスピーカーは、横向きにした時に左右対称になるように配置されており、音量バランスは非常に優れています。

音質も低・中・高音域のバランスが取れており、動画はもちろん音楽を聴くのにも最適です。

やずX
スマホとしては、かなり良い音質のスピーカーだと思います!

イヤホンジャックなし。ハイレゾ「LDAC」コーデックに対応

Galaxy Z Fold 4はイヤホンジャック非搭載です。そのため、Type-C変換アダプタを使うか、無線イヤホンを使うしかありません。

一方、無線接続では一般的な「SBC」「AAC」に加えて、「aptX」や高音質コーデック「LDAC」やSamsung独自コーデック「SSC」が使用できます。

やずX
aptX Adaptive対応ならもっと良かったんですけどね......。

Galaxy Z Fold 4のおサイフ・防水性能・対応SIMをチェック

日本版はおサイフケータイ対応

Galaxy Z Fold 4日本版は「FeliCa(おサイフケータイ)」対応しています。一方、海外版は当然ながら非対応となっています。

防水は最高レベル(IPX8)

Galaxy Z Fold 4は、水没に耐えられる「IPX8」性能です。最深1.5mの淡水に最長30分間浸水しても耐えられます

ただし、防塵に関しては規格がないのでホコリや砂の侵入には注意が必要です。

日本版は物理SIM+eSIM対応

Galaxy Z Fold 4は、日本版や韓国版は物理式のnanoSIMと、データ式のeSIMにそれぞれ一つずつ対応するデュアルSIM対応です。

なお、香港版はeSIMは非対応。SIMスロットの表裏に計二つのnanoSIMを収めることができる物理デュアルSIMです。

microSDには非対応

Galaxy Z Fold 4は、microSDには非対応です。

大容量のデータを保存したい方は、海外版の512GBや1TBの大容量モデルを購入しましょう。

各国版の特徴と価格について

今回、香港版を購入させていただいた「まめこモバイル」様では、複数の海外版を取り扱っています。それぞれ価格と特徴は以下の通りです。

モデル価格SIM保証等備考
香港版高価格物理SIM×21年保証シャッター音なし
マレーシア版中価格物理SIM+eSIMスタッフ渡航時のみ1年保証5G使用不可?
韓国自給版中価格物理SIM+eSIM2カ月に一回のスタッフ渡航時のみ1年保証キャリアアプリなし
シャッター音大きい
韓国キャリア版低価格物理SIM+eSIM180日保証キャリアアプリあり(無効化可能)
シャッター音大きい

各モデルの詳細、価格(その時のレート等により異なる)等は、「まめこモバイル」様にお聞きください。

やずX
韓国版は、日本版よりもかなり安く買えるようです!

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Galaxy Z Fold 4 スペック表

Galaxy Z Fold 4のスペックは以下の通りです。

 Galaxy Z Fold 4 (日本版)
OSAndroid 12
SoCSnapdragon 8+ Gen 1
メモリ12GB
容量256GB / 512GB / 1TB
画面(内)7.6型, Dynamic AMOLED 2X (21.6:18)
QXGA+ (2176 x 1812) 解像度
374 ppi, HDR10+
120Hzリフレッシュレート
画面(外)6.2型, Dynamic AMOLED 2X (23.1:9)
HD+ (2316 x 904) 解像度
402 ppi
120Hzリフレッシュレート
Gorilla Glass Victus+
カメラ
(背面)
メイン (広角):5000万画素+OIS
超広角:1200万画素
望遠 (x3):1000万画素+OIS
カメラ
(正面)
1000万画素(外)
400万画素(内)
電池4400mAh, 25W有線
Qi無線、逆無線
音響デュアルスピーカー
生体認証側面指紋 / 顔
おサイフ
ケータイ
対応
※海外版非対応
防水IPX8
4G1 / 3 / 8 / 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 41 / 42
※ドコモ版
5Gn3 / n41 / n77 / n78 / n79 / n257
※ドコモ版
SIMnanoSIM x1, eSIM x1
※香港版はnanoSIM x2
寸法・重量開き:155.1 x 130.1 x 6.3mm
閉じ:155.1 x 67.1 x 15.8 - 14.2mm
重量:263g
本体色グレイグリーン, ファントムブラック,
ベージュ, バーガンディ
価格ドコモ:税込24万9,700円
au:税込24万9,960円

ソース:Samsung

技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について

この記事で紹介している「Galaxy Z Fold 4 香港版」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。

※日本版は技適取得機器のため、申請等は不要です。

Galaxy Z Fold 4 レビューまとめ:最強の大画面とバランスの取れた性能が魅力

Galaxy Z Fold 4のレビューをお届けしました。実際に使って感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

ゲームもちゃんと動くSnapdragon 8+ Gen 1搭載

✅開いて7.6型の最強性能の有機ELディスプレイ

✅前モデルより使いやすくなった6.2型サブ画面

OIS・望遠含む使いやすいトリプルカメラ

✅直感的で使いやすいマルチタスク

スピーカーの音が良い

日常使用時の発熱は目立たない

デメリット

重い (263g) & 折りたたみ時は分厚い

最近のフラッグシップ機としては充電が遅い

aptX Adaptive非対応

めちゃくちゃ高い(日本版が約25万円)

一言でまとめると「高すぎるけど最高の体験ができる折りたたみスマホ」です。

まず値段が日本版で約25万円と非常に高額です。一方、高性能のSoCを搭載しており、ディスプレイは120Hzリフレッシュレート対応かつ高輝度で非常に鮮やか。また、カメラも望遠含むトリプル構成で、スピーカー性能も優れています。

特殊なスマホゆえに、普通のスマホよりも重いことと折りたたんだ時に分厚いことは欠点ですが、幸い折りたたんでも横幅が狭く持ちにくいことはありません。

普通のスマホにはない大画面で、効率的なマルチタスクも行えます。金額に納得さえできれば、最高の体験ができるスマホであることは間違いないでしょう。

日本版よりも安く買える韓国版の購入は、安心の日本語対応で保証も手厚い「まめこモバイル」様にぜひご相談ください。

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Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)で、スマホの専門家。スマホを実際に使って評価しています。ニュース記事は、信頼性の高いソースを元に独自の視点を加えて書いています。 ↓X(Twitter)でも情報発信中!

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