Galaxy Z Flip 4は、Galaxyのコンパクト折りたたみスマホの2022年モデルです。
安心の日本語対応・保証等で海外スマホが購入できる「まめこモバイル」様より、韓国版をお貸しいただけたのでレビュー記事をお届けします。
ジャンプできる目次
- 1 Galaxy Z Flip 4の主な特徴:コンパクトデザインの折りたたみスマホ
- 2 Galaxy Z Flip 4の本体・パッケージ内容をチェック
- 3 Galaxy Z Flip 4の処理性能・動作・発熱をチェック
- 4 Galaxy Z Flip 4のディスプレイをチェック
- 5 Galaxy Z Flip 4のカメラをチェック
- 6 Galaxy Z Flip 4のバッテリー・充電をチェック
- 7 Galaxy Z Flip 4の生体認証をチェック
- 8 Galaxy Z Flip 4の音響をチェック
- 9 Galaxy Z Flip 4のおサイフ・防水性能をチェック
- 10 各国版の特徴と価格について
- 11 Galaxy Z Flip 4 スペック表
- 12 Galaxy Z Flip 4 レビューまとめ:コンパクト感と鮮やかなディスプレイが魅力
Galaxy Z Flip 4の主な特徴:コンパクトデザインの折りたたみスマホ
Galaxy Z Flip 4の概要
Galaxy Z Flip 4は、手鏡のようなコンパクトさで人気の折りたたみスマホシリーズの2022年モデルです。
奥がFlip 4、手前がFold 4
兄弟機で大型の「Galaxy Z Fold 4」と異なり、「Z Flip 4」は小型で軽量(187g)となっています。
すぐわかるGalaxy Z Flip 4の主な特徴まとめ
Galaxy Z Flip 4の主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅コンパクトサイズの折りたたみスマホ
✅高性能チップ「Snapdragon 8+ gen 1」搭載
✅120Hz駆動6.7型Dynamic AMOLED 2Xディスプレイ搭載
✅簡易な機能が使える1.9型サブディスプレイ搭載
✅デュアル1,200万画素カメラ(メイン+超広角)
✅3,700mAhバッテリー&25W有線充電+Qi無線充電+逆充電
✅ステレオスピーカー、IPX8防水、指紋&顔認証に対応
▷実際に使ってみて感じた「良いところ・悪いところ」はコチラ
Galaxy Z Flip 4の価格
アメリカにおける想定販売価格は999ドル(約13.2万円)からで、日本版の価格は税込13万9,800円(楽天モバイル)となっています。
Galaxy Z Flip 4の本体・パッケージ内容をチェック
折りたたむとポケットにちゃんと収まるコンパクトサイズ
Galaxy Z Flip 4は、開くと6.7インチの大型ディスプレイとなりますが、折りたたみ時はこの通り手鏡のようなコンパクト感です。
ポケットにも簡単に収まります。ズボンのポケットはもちろん、胸ポケットに入れてもはみ出さないサイズです。
最大20万回の開閉動作試験をクリアしているというヒンジは、アーマーアルミニウムを使用しており非常に頑丈。このような形で立て掛けてもそのままの状態を保てます。
閉じた状態では、カメラの隣に配置されたサブディスプレイで時間や通知、カレンダーなどを確認できます。
閉じたときの厚みはヒンジ側が17.1mm、反対側が15.9mmです。
また展開時だと6.9mmと非常に薄くなります。ディスプレイは22:9の縦長形状(普通のスマホは20:9が主流)となっています。
背面パネルは「Corning Gorilla Glass Victus+」を使用しており、キズに強くなっています。サラサラとした質感で指紋も目立ちにくいです。
端末側面のカメラ側には、ボリュームキーと電源ボタンがあります。
端末側面のカメラ側には、SIMスロットがあります。
天面には、マイク穴があります。
底面には、スピーカー穴、Type-C充電ポート、マイク穴があります。
メインディスプレイの上部中央にはインカメラを収めたパンチホールがあり、さらにその上部にもスピーカー穴があります。
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メインディスプレイとフレームのみフィルムあり
Galaxy Z Flip 4のパッケージは、薄型で長方形の黒い箱となっています。
パッケージ内容
✅SIMピン
✅フィルム(添付済)
✅USB Type-C to Cケーブル
✅説明書
ケース、充電器は付属しないので別途用意が必要です。
フィルムは内側のメインディスプレイと外側のフレームに貼られていますが、外側のサブディスプレイとヒンジ部は貼られていないので注意。また、ヒンジ側のフレーム部分はかなり細く、この箇所のフィルムを剥がれないよう使うことは物理的に困難でしょう。
Galaxy Z Flip 4の処理性能・動作・発熱をチェック
8+ Gen 1だがAnTuTuスコアは100万点を超えず
Galaxy Z Flip 4は最新の高性能チップ「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載しています。
このチップを搭載するスマホはAnTuTuベンチマークで100万点を超える機種があるのですが、Galaxy Z Flip 4で計測してみると92万点止まりでした。
とは言え、90万点超えは非常に高いスコアであることは間違いありません。
動作はかなりキビキビ。高リフレッシュレートでの「原神」は荷が重い
90万点を超えるスコアが出ているので、もちろん動作はかなりキビキビ。
Galaxy Z Flip 4でTwitter pic.twitter.com/9gGFAfCSSf
— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) September 3, 2022
意外と重めなAndroid版Twitterアプリのスクロールも快適です。
ほとんどのゲームも問題なく動作し、最も重い3Dゲームと言われる「原神」も最高画質で問題なくプレイすることができます。
ただし、カメラ側の筐体はかなり発熱します。また、60FPSに設定してもフレームレートがイマイチ安定しないので、30FPSでプレイするのが無難だと思いました。なお、ゲーム時以外の発熱は目立ちません。
Galaxy Z Flip 4のディスプレイをチェック
超綺麗で明るい6.7インチ大型有機ELディスプレイ
Galaxy Z Flip 4の内側のメインディスプレイは、6.7インチのDynamic AMOLED 2X(有機EL)ディスプレイとなっています。
Galaxy Z Flip 4でTwitter pic.twitter.com/9gGFAfCSSf
— やずX@Xiaomiの全てを求めるブロガー (@F10Dfjtu) September 3, 2022
解像度はフルHD+で、発色もこれまで見たディスプレイの中でも特に鮮やか。また、1~120Hzの可変式リフレッシュレートで滑らかに動作します。
22:9と縦長のアスペクト比は好みが分かれるところですが、SNSは情報量が多く表示され見やすいです。
折り曲げ部分については、触るとはっきり溝が分かります。
もちろん光の当たり方次第でも溝が分かるのですが、実使用上はそれほど気になりません。
ピーク輝度は1,200nitsあるとのことで、直射日光下での視認性は非常に良いものでした。
意外と便利なサブディスプレイ
外側には1.9型のサブディスプレイ(Super AMOLED)が搭載されています。
メインディスプレイと同じような使い方はできませんが、時計や充電量、通知、カレンダーなどが表示可能なので、簡単な機能はサブディスプレイだけで完結。
スマホの画面を一度つけてしまうと、ついつい気になって色々見てしまい時間の浪費にも繋がったりしますが、サブディスプレイの使用に留めることでデジタルデトックスにもなります。
設定で色々とカスタマイズも可能。グラフィック系の壁紙は動きがあるので、ちょっと楽しい気分になれます。
Galaxy Z Flip 4のカメラをチェック
メイン+超広角のデュアル12MPカメラ。メインカメラにはOISもあり
Galaxy Z Flip 4は背面にデュアルカメラを搭載しています。構成は以下の通りです。
カメラ構成
・メイン(広角):1,200万画素+OIS(光学式手振れ補正)
・超広角:1,200万画素
また、動画撮影性能は以下の通りです。メインカメラのみ使用可能で、超広角カメラでの動画撮影はできません。
解像度 | フレームレート | 手振れ補正 | |
メイン | UHD | 60 / 30FPS | OISあり |
FHD | 60 / 30 FPS | ||
HD | 30 FPS |
また、さらに強力なスーパー手振れ補正が使用できますが、FHD・30FPS固定となります。
それでは、以下カメラで実際に撮影した作例を御覧ください。
色合いは「映え」系
Galaxy Z Flip 4のカメラの色合いは映え系で、特にブルーやグリーンはかなり濃い印象です。
2倍ズームで撮影
濃いめの色なので食べ物はとてもおいしそうに撮影できます。また2倍ズームの解像感も悪くなく、実用的な性能。OISもあるので手振れし辛く扱いやすいメインカメラです。
デジタルズームは2倍までなら良好
Galaxy Z Flip 4は望遠カメラを搭載していませんが、最大10倍のデジタルズームが可能です。
以下、1、2、3、4、5、10倍の作例となります。
▽1、2倍の作例
1倍
2倍
2倍程度なら解像感がしっかりあり、十分実用的な性能です。
▽3、4、5、10倍の作例
3倍
4倍
5倍
10倍
3倍以降は流石に粗さが分かるようになってきます。特に地面の雑草がかなりカリカリしており不自然な印象です。
メインカメラと変わらない色合いの超広角カメラ
Galaxy Z Flip 4は、1,200万画素の超広角カメラも備えています。
メインカメラ
超広角カメラ
メインカメラよりも広い画角で写真を撮影することができ、色合いもほぼ同じなので使いやすい性能です。ただし、超広角カメラを使って動画を撮影することはできないので注意が必要です。
効果的に機能するポートレートモード
Galaxy Z Flip 4はポートレートモードを備えており、背景を効果的にぼかすことができます。
細い楊枝のような難しい被写体もしっかり捉えてくれました。実用的なポートレートモードです。
良好なナイトモード。ただし白飛び補正は弱め
Galaxy Z Flip 4は夜景を綺麗に撮影することができるナイトモードを備えています。
以下、メインカメラおよび超広角カメラで、通常モードのオート補正ありなしとナイトモードを使用した比較です。
▽メインカメラ作例
オート(補正なし)
オート(補正あり)
夜景モード
夜景モード>オート夜景補正あり>オート補正なしの順に明るく撮影することができます。全体的にシャープネス強めな印象でパキッとした移りになります。
▽超広角カメラ作例
オート(補正なし)
オート(補正あり)
夜景モード
超広角も夜景モード>オート夜景補正あり>オート補正なしの順に明るく撮影することができます。メインカメラと比べると若干暗いものの悪くなく、コントラスト強めのはっきりとした写りです。
ただし、メイン・超広角ともに白飛び補正はあまり強くありません。
OIS搭載で手触れ補正は優秀
Galaxy Z Flip 4は、メインカメラにOIS(光学式手振れ補正)を備えています。
※GIF動画にしてあるので、解像度およびフレームレートは低下しています。
そのため、動きながらでも手振れを抑えた動画を撮影することができます。走りながら撮影しても大きな振れがなく、優秀な性能です。
しかし、超広角カメラでの動画撮影はできません。
Galaxy Z Flip 4 カメラ総評:良好な写りで使いやすい。色が濃い「映え」系
Galaxy Z Flip 4のカメラ性能の総評については以下の通りです。
ポイント
✅良くも悪くも濃い色合いで撮れるカメラ
✅日中はあまり差を感じないデュアルカメラ
✅実用的なポートレート・夜景モード
✅ズーム時の解像感は2倍程度なら良好
✅メインカメラはOIS搭載で手振れ補正が優秀
Galaxy Z Flip 4のカメラ性能を一言でまとめると「シンプルで使いやすいデュアルカメラ」です。
OISを備えたメインカメラは手振れも少なく、2倍ズーム程度なら綺麗に写ります。色は濃いめで好みが分かれるものの、撮ってすぐSNSにアップロードするには便利です。
超広角カメラはメインカメラよりも夜景は弱いものの、日中は写りに大きな違いがなく、こちらも良好な性能です。望遠やマクロといった高度なカメラはありませんが、日常を手軽に切り取るには十分な性能を持っています。
Galaxy Z Flip 4のバッテリー・充電をチェック
バッテリー持ちを検証。動画はかなり消費するが、日常使いは悪くない
Galaxy Z Flip 4は3,700mAhバッテリーを搭載しています。
バッテリー100%・輝度約60%にし、Amazon Prime Videoを標準画質で二時間再生させ、バッテリー持ちの検証を行いました。その他の機種との比較表は以下の通りです。
機種(リフレッシュレート) | SoC / バッテリー | 1時間後 | 2時間後 |
Galaxy Z Flip 4 | Snapdragon 8+ Gen 1 / 3,700mAh | 87% | 75% |
Xiaomi 12S Ultra | Snapdragon 8+ Gen 1 / 4,860mAh | 96% | 86% |
Nothing Phone (1) | Snapdragon 778G+ / 4,500mAh | 93% | 85% |
Redmi Note 11 Pro 5G | Snapdragon 695 / 5,000mAh | 93% | 86% |
結果は動画を再生するとかなり消耗します。やはり、バッテリー容量の少なさが響きます。
ただし、そもそも通常輝度自体が他社のスマホよりも明らかに高いようで、30%程度でも他社の60%とあまり変わりません。約30%の輝度で再生した場合は1時間後91%、2時間後81%でした。
一方、実使用してみると、バッテリーを多く消費する動画再生やゲーム、撮影などを頻繁に行わなければ一日は持ちました。使ってみてバッテリーが足りないと感じる方は、小型のモバイルバッテリーをお供に持つと良いでしょう。
メモ
バッテリー持ちの計測アプリとして「PC Mark for Android」が知られていますが、筆者は実使用とはかけ離れた数値を出すと考えているので、採用していません。
充電速度を検証。30分で半分充電できる
Galaxy Z Flip 4は最大25W急速充電に対応しています。そこで、AnkerのPD対応充電器を用いてバッテリー残量が0%の状態からの充電時間を実際に計測してみました。
詳細は以下の通りです。競合機種のXperia 10 Ⅳ(18W)、Redmi Note 11 Pro 5G(67W)と比較しています。
充電時間 | Galaxy Z Flip 4 (25W) |
Xiaomi 12S Ultra (67W) |
Nothing Phone (1) (33W) |
30分 | 49% | 84% | 49% |
45分 | / | 100% | / |
1時間 | 81% | / | 93% |
1時間13分 | / | / | 100% |
1時間22分 | 100% | 58% | / |
※Redmi Note 11 Pro 5Gは専用67W充電器で充電しています。
Galaxy Z Flip 4が満充電にかかる時間は約1時間22分でした。さらに高出力の機種と比較すると分は悪いものの、バッテリー容量自体が少ないこともあり充電はそれなりに速く30分で半分充電できます。
また、Qi規格のワイヤレス充電だけでなく、リバースワイヤレス充電にも対応しているので。ワイヤレス充電対応のイヤホンやスマートウォッチを充電できます。
なお、Galaxy Z Flip 4は充電器が付属していないので別途用意が必要です。
Galaxy Z Flip 4の生体認証をチェック
Galaxy Z Flip 4は顔認証・画面内指紋認証に対応しています。
認証速度は非常に速く、また精度もかなり良いと思います。
Galaxy Z Flip 4の音響をチェック
デュアルスピーカー搭載。音質・音量〇
Galaxy Z Flip 4はデュアルスピーカーを搭載しています。
底面にスピーカー穴(奥)
メインディスプレイ上部にスピーカー穴
二つのスピーカーは音量バランスも良く、どちらもはっきりとした音を出すので音質も良好です。
イヤホンジャックなし。ハイレゾ「LDAC」コーデックに対応
Galaxy Z Flip 4はイヤホンジャック非搭載です。そのため、Type-C変換アダプタを使うか、無線イヤホンを使うしかありません。
一方、無線接続では一般的な「SBC」「AAC」に加えて、高音質コーデック「LDAC」やSamsung独自コーデック「SSC」が使用できます。
Galaxy Z Flip 4のおサイフ・防水性能をチェック
日本版はおサイフケータイ対応
Galaxy Z Flip 4日本版は「FeliCa(おサイフケータイ)」対応しています。一方、海外版は当然ながら非対応となっています。
防水は最高レベル(IPX8)
Galaxy Z Flip 4は、水没に耐えられる「IPX8」性能です。最深1.5mの淡水に最長30分間浸水しても耐えられます。
ただし、防塵に関しては規格がないのでホコリや砂の侵入には注意が必要です。
各国版の特徴と価格について
今回実機をお貸しいただいた「まめこモバイル」様では、複数の海外版を取り扱っています。それぞれ価格と特徴は以下の通りです。
モデル | 価格 | SIM | 保証等 | 備考 |
香港版 | 高価格 | 物理SIM | 安心保証(1年?) | シャッター音なし |
マレーシア版 | 中価格 | 物理SIM+eSIM | スタッフ渡航時のみ1年保証 | 5G使用不可? |
韓国自給版 | 中価格 | 物理SIM+eSIM | 2カ月に一回のスタッフ渡航時のみ1年保証 | キャリアアプリなし シャッター音大きい |
韓国キャリア版 | 低価格 | 物理SIM+eSIM | 180日保証 | キャリアアプリあり(無効化可能) シャッター音大きい |
各モデルの詳細、価格(その時のレート等により異なる)等は、「まめこモバイル」様にお聞きください。
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Galaxy Z Flip 4 スペック表
Galaxy Z Flip 4のスペックは以下の通りです。
Galaxy Z Flip 4 | |
OS | Android 12 |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128 / 256 / 512GB |
画面(内) | 6.7型, Dynamic AMOLED 2X FHD+(1080 x 2640ピクセル) リフレッシュレート:120Hz ピーク輝度:1,200nits HDR10+ |
画面(外) | 1.9型, Super AMOLED 260 x 512ピクセル |
カメラ (背面) |
メイン (広角):1200万画素+OIS 超広角:1200万画素 |
カメラ (正面) |
1000万画素 |
電池 | 3700mAh, 25W有線 Qi無線、逆無線 |
音響 | デュアルスピーカー |
生体認証 | 側面指紋 / 顔 |
おサイフ ケータイ |
海外版非対応 |
防水 | IPX8 |
バンド | モデルにより異なる |
SIM | nanoSIM x1, eSIM x1 |
寸法・重量 | 開き:165.2 x 71.9 x 6.9 mm 閉じ:84.9 x 71.9 x 15.9-17.1 mm 重量:187g |
本体色 | パープル、ブラック、ピンク、ブルー ※複数の組み合わせから選ぶ特注版あり |
価格 | 米国:想定販売価格999ドル(約13.2万円) ※どの国のモデルか、レート等でも異なる |
ソース:Samsung
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度について
この記事で紹介している「Galaxy Z Flip 4 韓国版」は日本国内で発売されていない技適未取得機器に該当します。筆者は技適未取得機器を用いた実験等の特例制度に基づき総務省に申請を行ったうえで使用・検証を行っています。
※日本版は技適取得機器のため、申請等は不要です。
Galaxy Z Flip 4 レビューまとめ:コンパクト感と鮮やかなディスプレイが魅力
Galaxy Z Flip 4のレビューをお届けしました。実際に使ってみて感じた良かった・悪かったポイントは以下の通りです。
良かったポイント
✅閉じるとポケットにしっかり収まるコンパクトボディ
✅最強クラスに鮮やかで明るい有機ELディスプレイ
✅便利なサブディスプレイ。簡単な機能はこっちでOK
✅キビキビした快適な動作。生体認証も爆速
✅使いやすいデュアルカメラ
✅日常使用時の発熱は目立たない
悪かったポイント
✅22:9縦長ディスプレイは好みが分かれる
✅普通のスマホと比べるとバッテリー持ちは良くない
✅同価格帯の通常型スマホには、望遠等のカメラ性能が劣る
✅韓国版はシャッター音がかなり大きい
一言でまとめると「めちゃくちゃ使いやすいコンパクト折りたたみスマホ」です。
正直なところ、大型の「Galaxy Z Fold 4」と比べて、開いても普通のスマホと変わらない画面サイズの折りたたみスマホに何の意味があるのかと懐疑的に見ていたのですが、使ってみるとこのコンパクトサイズが想像以上に素晴らしいです。
開いた状態でも横幅が狭いのでグリップ感は良好。また、閉じた状態でもサブディスプレイで簡単な表示・機能が使えます。
もちろんスペック面は十分に優秀。超ヘビーユーザーには明らかにバッテリーが足りないと思いますが、普通の人なら性能・使い勝手ともに申し分ない折りたたみスマホです。
海外版の購入は、安心の日本語対応で保証も手厚い「まめこモバイル」様にぜひご相談ください。