当ブログでは2021年、多くのスマートフォンをレビューしてきましたが、この記事では特にオススメのSIMフリースマートフォンをまとめていきます。
筆者は基本的に「買い」と思ったスマホだけを購入して実機レビューしているのですが、更にその中から「感動をくれたスマートフォン」「万人受けするスマートフォン」「ライトユーザー向けスマートフォン」の3カテゴリーに分けて7機種を選出しました。それでは、以下ご覧ください。
感動をくれたスマートフォン 1選!
実質的な優勝といえる「感動をくれたスマートフォン」枠はあえて1機種としました。「感動」とは特別なものなので、1機種とするのが適切だと感じたからです。
【優勝】Xiaomi 11T Pro:最速の充電性能を誇るおサイフ搭載ハイエンドスマホ
Xiaomi 11T Proは、17分で満充電できる120W急速充電に対応したハイエンド5Gスマートフォンです。
市場想定価格:6万9,800円~
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅17分で満充電できる120W急速充電搭載
✅高性能チップSnapdragon 888搭載
✅120Hz駆動で最高レベルの有機EL搭載
✅Harman Kardonスピーカー搭載
✅おサイフケータイ搭載
今年、シャオミは積極的に日本市場に製品を投入してきましたが、11月になって遂にハイエンドの本機を投入したことが驚きでした。しかも、たったの17分で満充電(0%→100%)できる120W急速充電という強烈なインパクトがあり、加えておサイフケータイも搭載。筆者としては、「感動をくれた」という意味ではXiaomi 11T Proしか思いつきません。
万人受けするスマートフォン 3選!
手に取りやすい価格で、尚且つ万人受けする要素の多いスマホで選びました。具体的には、ほとんどの人にとって不足のない処理性能を持ち、おサイフケータイや防水に対応。また、今後必須となる5G対応などが判断材料です。
以下の3機種は何を重視するかで順位が変わってきそうですが、どれも人気の高いスマホになっています。
【1位】OPPO Reno5 A:防水/おサイフ対応で、カメラも良しの5Gスマホ
OPPO Reno5 Aは、綺麗に撮れるカメラだけでなくおサイフケータイ搭載で、しっかりと防塵防水までついた5Gスマートフォンです。
市場想定価格:4万3,800円
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅ミッドハイCPU Snapdragon 765G搭載
✅おサイフ、防塵防水対応
✅6400万画素クアッドカメラ搭載
✅90Hz高駆動のディスプレイ搭載
✅指紋/顔認証、イヤホンジャック対応
万人受けスマホとしてこのOPPO Reno5 Aを無視することはできないでしょう。十分サクサク動作するCPUを搭載した端末で、しっかり防水とおサイフに対応。また、6400万画素クアッドカメラや90Hz高駆動のディスプレイを搭載しており、発売直後から人気端末となりました。
現在では、価格もかなり下がってお買い得となっており、特にワイモバイルでは実質6,800円での購入も可能となっています。
【2位】AQUOS sense6:とにかく安心が欲しい人向けのスマホ
「AQUOS sense6」は、シャープの大ヒットシリーズの最新型5Gスマートフォンです。
市場想定価格:4万円台前半~
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅5G/防水/おサイフ/顔・指紋認証すべて対応
✅イヤホンジャック、SDカード対応
✅1週間持続の超長持ちバッテリー搭載
✅横幅70mm、重量156gで持ちやすい
✅IGZO有機ELディスプレイ搭載
✅トリプルカメラ搭載
AQUOS senseシリーズ初の5G端末sense5Gは不具合多発で評判が悪かったのですが、こちらは現状大きな不満もなくスペック的にも無難な仕上がり。しかし、それこそがsense6の最大の武器であり特徴です。
特に抜けたところもないですが、5G、防水、おサイフ、顔・指紋認証、イヤホンジャック、SDカードに全て対応しており、小型軽量。必要なもの、あれば嬉しいもの、安心なものは全て載っているので、何を買えばいいのか分からない人にオススメです。
【3位】Mi 11 Lite 5G:防水性能で劣るがハイスペックの世界一薄い5Gスマホ
Mi 11 Lite 5Gは、シャオミによれば「世界一薄い5Gスマートフォン」で、さらにハイスペックなCPUまで搭載しています。
市場想定価格:4万3,800円
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅世界一薄い5Gスマートフォン
✅高性能CPU Snapdragon 780G搭載
✅カメラもディスプレイも妥協なし
✅生活防水、おサイフ対応
✅33W急速充電搭載
✅指紋/顔認証対応
上記の2機種と同じ価格帯で、よりハイスペックな性能と驚異的な薄さを実現したのがMi 11 Lite 5Gです。
防水性能は生活防水程度に留まっているものの、その点を除けばパフォーマンスは素晴らしく、当ブログからもよく売れている非常に人気の高い端末です。軽量かつ世界一薄い5Gスマホを是非体験してみてください。
ライトユーザー向けスマートフォン 3選!
性能はそれほど高くないながらも、安かろう悪かろうではないハイコスパのスマホで選びました。
高い処理性能を要求するゲームをしない方や、カメラ性能にそれほど拘らない方は以下の3機種が良さそうです。
【1位】OPPO A54 5G:サクサク動作する人気の格安5Gスマホ
OPPO A54 5Gは、低価格ながら5Gに対応したスマートフォンで、4眼カメラや90Hz高駆動のディスプレイを搭載しています。
市場想定価格:3万1,800円
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅低価格なのに5G対応
✅サクサク動作のCPU搭載
✅バッテリー持ちはかなり優秀
✅4眼構成カメラ搭載
✅90Hz高駆動のディスプレイ搭載
今年4月に3万円ちょっとの低価格で登場した本機は、その後の値下げもあり最安5Gスマホとしての地位を確保し人気となりました。
現在では対抗馬が出てきたため、最安とは言えなくなってきていますが、それでも大容量バッテリー、4眼カメラ、高駆動ディスプレイ搭載という付加価値があり、現在も魅力は衰えていません。
【2位】Redmi 9T:とにかくバッテリーが良く持つ超コスパスマホ
Redmi 9Tは、ライトユーザーには十分なスペックを持った大容量バッテリーの4Gスマートフォンです。
市場想定価格:1万7,490円~
端末の特徴は以下の通りです。
ポイント
✅6000mAh大容量バッテリー搭載
✅日常使いに不足のないCPU処理性能
✅エントリークラスの常識を覆す4眼カメラ
✅格安なのにステレオスピーカー
2021年、シャオミが初めて日本に投入したSIMフリースマートフォンが本機です。スペック的には当時のミドルレンジ帯性能だったのですが、価格は何と2万円切りの価格破壊端末です。
バッテリー持ちも非常に良いので、ゲーム性能を求めないライトユーザーの方にはおすすめです。
Redmi 9TはOCNモバイルONE、IIJmioで、SIMカードとの同時契約なら110円などのバラマキ価格で販売されています。
【3位】OPPO A55s 5G:軽量小型で防水対応の格安5Gスマホ
OPPO A55s 5Gは、防水/顔認証/microSDカードに対応した5Gスマートフォンです。
市場想定価格:3万3,800円~
主な特徴は以下の通りです。
ポイント
✅5G/防水//顔認証/SDカード/イヤホンジャック/FMラジオ対応
✅4,000mAh大容量バッテリー搭載
✅薄い・軽い・持ちやすい
✅90Hz高駆動のディスプレイ搭載
✅AI補正デュアルカメラ搭載
指紋認証に対応していないのがネックですが、ローエンド5Gスマホとしては中々の付加価値の多さです。防水にしっかり対応しており、実質1眼のカメラも実は割と綺麗に写真が撮れます。
ただし、現状では同じくOPPOから発売されているA54 5GやReno5 Aの価格が落ちて買いやすくなっているので、それを踏まえるとこちらのコスパは微妙。購入するなら、もう少し後の方が良さそうです。
今年買ってよかったSIMフリースマホ 7選 まとめ
以上、「今年買ってよかったSIMフリースマホ 7選」をお届けしました。
個人的にはかなり絞ったつもりで、惜しくも落選したスマートフォンもいくつかありました。
実質的な優勝といえる「感動をくれたスマートフォン」はXiaomi 11T Proとしましたが、120W急速充電の快適さが大きなポイントです。「寝る前に充電する」から「いつでもすぐにサッと充電」に生活スタイルが変わるのは革命的で、筆者はこれが気に入り過ぎてちょっと手放せないスマホになりました。本当に17分あれば満充電されるのはまるで魔法のようです。
その他の機種としては、コスパに優れる複数の機種が登場しました。「万人受けするスマートフォン」のOPPO Reno5 A、AQUOS sense6、Mi 11 Lite 5Gはその最たる例で、この3機種は順位付けに非常に悩みました。何を重視するかで、この3機種の順位は変わってきそうです。
また、「ライトユーザー向けスマートフォン」も魅力的な3機種で、実は個人的に推したいのは3位にしたOPPO A55s 5Gです。ただし、この機種は出たばかりで価格がそれほど落ちていないため、現状コスパに劣るという判断です。
いかがだったでしょうか?来年はさらに素晴らしいSIMフリースマートフォンが日本発売されることを願い、この記事を締めくくりたいと思います。