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「1円スマホ」のiPhone 13やPixel 6aがスマホ人気ランキングで猛威を奮う!一方、規制は時間の問題

最近何かと話題になることが多い「1円スマホ」ですが、スマホの実売台数もその影響を大きく受けているようです。

今回は、スマホやデジタル家電などの実売データを集計している「BCNランキング」を引用し、今人気のスマホをまとめていきます。また、「1円スマホ」が規制されるという話もあるので、それについてもこの記事で触れています、

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売れ筋TOP10の過半数を「1円スマホ」が占める

BCNランキングの2022年11月21日から11月27日の日次集計データによると、Androidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りです。

1位 Galaxy A53 5G SC-53C(SAMSUNG)

2位 Pixel 6a(au)(Google)

3位 Pixel 6a(Softbank)(Google)

4位 Galaxy M23 5G(SAMSUNG)

5位 Xperia 10 IV(ソニー)

6位 Pixel 7(au)(Google)

7位 AQUOS wish2 SH-51C(シャープ)

8位 Pixel 7 128GB(Softbank)(Google)

9位 Xperia Ace III SOG08(ソニー)

10位 arrows We FCG01(FCNT)

赤字にしたものがいわゆる「1円スマホ」施策が全国的に行われていると見られる機種で、TOP10の過半数を占めています。

Galaxy A53 5Gはドコモが1円販売を行っている機種で、1位は二週連続。それまでは、auとソフトバンクが1円販売を行うGoogle Pixel 6aが16週連続1位でしたが、Galaxy A53 5Gの強さに引き続き阻まれた形です。

Google Pixel 6a

その他のものとしては、ソフトバンクが1円販売を行うXperia 10 IVが5位、auとソフトバンクが1円販売を行う最新のフラッグシップモデルGoogle Pixel 7が、それぞれ6位・8位となっています。

これら1円スマホに食い込んで4位となったのが、Amazonや家電量販店などキャリアを介さず販売されているGalaxy M23 5Gです。

この機種は、Amazonや楽天市場で行われていたブラックフライデーセールの影響を受けたと見られ、急浮上してTOP10に入りました。同様の現象は、7月に行われたAmazonプライムデーでも見られましたが、翌週にはTOP10外に消えました。ブラックフライデーは、12月1日まで続くため、来週もランクインする可能性がありますが、それ以降は再びTOP10外になると思われます。

そして、iPhoneも含めたランキングだと、1~3位をソフトバンク・au・ドコモのiPhone 13(128GB)が独占。これに前述のGalaxy A53 5Gが4位に続き、5位はauのiPhone SE 第3世代(64GB)となっています。

iPhone 13は一年型落ちの機種ではあるものの、未だに定価では10万円を超える機種となっています。それにもかかわらず1~3位を独占している理由はもうお分かりでしょう。iPhone 13も1円で販売されていた(いる)からです。

そして、これらの施策は今週末も引き続き全国的に行われているようです。

ヨドバシカメラ梅田の「1円スマホ」の例

以下にまとめているのは、筆者が実際に確認した「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」で行われている「1円スマホ」施策です。

大きく分けると、端末単体値引+回線契約+2年後返却で実質1円となるものと、端末単体値引+回線契約で一括1円になるものがあります。

※正確には、最終的に支払う金額が1円と24円のパターンに分かれます。

端末単体値引+回線契約+2年後返却で実質1円

iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 12、Google Pixel 7、Google Pixel 6aが端末単体値引+回線契約+2年後返却で実質1円となっていました。

▽auの施策(iPhone 13、iPhone 12)

▽auの「1円スマホ」施策(Google Pixel 7、Google Pixel 6a)

▽ソフトバンクの「1円スマホ」施策(iPhone 13、iPhone 13 mini)

▽ソフトバンクの「1円スマホ」施策(Google Pixel 7、Google Pixel 6a)

以上のような1円販売は、言うまでもなく新たな回線契約を獲得するために行われているものです。

しかし、3つの値引施策を組み合わせるという複雑な仕組みとなっているのは理由があり、そもそも回線契約を条件とする値引は税込22,000円に現行の法律で規制されているからです。これ以上の値引を行うためには、どうしても端末単体を割引したり、返却で残債を免除するプログラムを組み合わせる必要があります。

端末単体値引+回線契約で一括1円

Galaxy A53 5G、Xperia 10 IVが端末単体値引+回線契約で一括1円または10円となっていました。

▽ドコモの施策(Galaxy A53 5G)

▽ソフトバンクの施策(Xperia 10 IV)

これらは、2年後の返却で残債を免除するプログラムを含めず、一括1円となるものです。前述の通り、回線契約に伴う値引が税込22,000円のため、残りの値引分は端末そのものが割引されています。

すなわち、回線契約せず一括22,001円で購入することも可能です。

「1円スマホ」規制は時間の問題

ユーザーにとっては一見ありがたみしかない「1円スマホ」ですが、健全な市場という観点からは大きな問題を孕んでいます。

以上の「1円スマホ」の元値は、安くても5万円台。高いものだと10万円を超えます。こうしたスマホを1円にしてしまう極端な値引は、大手キャリアと比べて企業体力のない格安SIM業者が行うのは難しく、健全な競争を妨げているという見方があります。

また、端末が市場価値よりも超格安で販売されてしまうことで、それらの機種がフリマアプリ等でそのまま転売されてしまう問題も起きています。

こうした状況は、かねてより総務省や公正取引委員会が問題視しており、10月には公正取引委員会が強制調査に乗り出したという報道もありました。

さらに、これを受けて11月29日には大手キャリア4社が、規制強化を求める考えを明らかにしています。

参考▷ 朝日新聞「1円スマホの競争過熱、規制強化を携帯各社自ら提案 国の有識者会議」

現時点ではまだ提案の段階ですが、具体的な話し合いが総務省の有識者会議で着々と進められています。極端な値引について規制が行われるのは時間の問題でしょう。気になる1円スマホがある方は、早めに手に入れることをおすすめします。

ソース:BCN+R (1) (2)Yahoo! JAPAN News

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