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Amazfit GTR 3 実機レビュー!超キレイなディスプレイと長寿命バッテリー搭載のスマートウォッチ

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「Amazfit GTR 3」はシャオミのパートナー企業Zepp Healthが展開するブランド「Amazfit(アマズフィット)」のハイエンドスマートウォッチです。

最大輝度1000nitsの高精細AMOLED(有機EL)ディスプレイや、一般的な日常使用で21日間持つという長寿命バッテリーということで気になっていたのですが、今回、Amazfit様より実機をご提供いただいたのでレビューしていきます。

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Amazfit GTR 3の特徴

Amazfit GTR 3の特徴は以下の通りです。ポイントに加えて注意ポイントもまとめています。

ポイント

最大21日間持つ長寿命バッテリー

フラッグシップ級スマートフォン並のディスプレイ

Alexa、24時間ヘルスケア分析に対応

ワンタップでSpO2等、4つの健康解析が可能

回転式クラウンで物理操作に対応

軽快動作の独自UI「Zepp OS」搭載

GPS、GLONASS等、5種類の衛星測位システム対応

注意ポイント

音楽保存は出来ない

通話やメッセージ返信機能なし

非接触決済機能なし

日本語の公式サイトもあり、しっかり1年保証もあるので安心なこともポイント。専用アプリ「Zepp」やAlexaも日本語対応しています。

Amazfit GTR 3のパッケージ内容

Amazfit GTR 3のパッケージのカラーリングは、カメレオンの新ロゴと同じく赤と紫が基調となっています。

開封してみました。本体のディスプレイ部分には保護シールが貼られています。

本体の他、ストラップ(本体に装着済み)、充電ベース(USB Type-A)、取扱説明書が付属します。

Amazfit GTR 3の特徴

Amazfit GTR 3は、ベゼルレスデザインと航空機レベルのアルミボディ採用

Amazfit GTR 3は航空機レベルの高品質アルミ素材を使ったボディが採用されています。

しっかり金属感がありつつ、落ち着いた雰囲気なので様々なシーンに合わせられそうです。

ウォッチ本体に自然に調和する3Dガラスを採用したベゼルレスデザインが非常に美しいです。

ウォッチ側面にある二つのボタンにそれぞれ機能を割り当てることができます。また刻みの入ったボタン(クラウン)を回転させてウォッチの操作を行うことも可能です。

本体の背面には最先端の生体認証センサー「6PD BioTracker PPG 3.0」を搭載しています。

柔らかい質感のシリコンストラップが最初から取り付けられています。

ストラップの裏側は堀のある形状で、汗が溜まりにくくなっています。

 

Amazfit GTR 3はHD AMOLEDディスプレイ搭載。最大輝度は驚異の1000nits!

1.39インチのHD AMOLEDディスプレイは、Amazfit GTR 3の大きな魅力の一つ。331ppiと高い画素密度で、非常に鮮明です。

直射日光下でもしっかり視認可能でした。最大輝度はフラッグシップスマートフォン並の1000nitsもあるので、夏の日差しでも視認可能でしょう。輝度も、周囲の明るさに合わせて自動で調節してくれます。

一部ウォッチフェイスでは、高精細ディスプレイの性能を存分に活用した滑らかなアニメーションが楽しめます。

また、常時表示にも対応しており、デジタル/アナログの両方の表示が可能。ウォッチフェイスと別の表示にしておくと両方使うことができます。

通知ははっきりと見やすいです。アプリに応じたアイコンが表示されるので、何の通知かもパッと見で分かりやすくなっています。

Amazfit GTR 3は滑らかに動作。回転式クラウンでの操作も快適

Amazfit GTR 3は独自UI「Zepp OS」を搭載しており、動作は非常に滑らかです。また、上の画像の回転式クラウンでの物理操作にも対応します。

以上の動画では、スクロールが非常に滑らかなことが分かります。

Amazfit GTR 3は驚異のバッテリー持続21日間。ハードな使用でも10日間持つ

Amazfit GTR 3は、公称では21日間の長持ちバッテリー持ちです。

アニメーションあり / 常時表示なしで、80時間程度使用

5分ごとのストレス測定と心拍数検出、睡眠と血中酸素自動モニタリング、スクリーンオン時間10秒、手首を持ちあげて自動画面オン、輝度自動調節の設定で、就寝時・外出時は必ず着けてバッテリー消費を検証してみました。

結果は以下の表の通りです。

表示の組み合わせ1日のバッテリー消費
アニメーションあり / 常時表示なし約7~9%程度
アニメーションなし / 常時表示なし約5~6%程度
アニメーションなし
/ 常時表示14時間(8時~22時)
約11~13%程度

単純計算すると、「アニメーションあり / 常時表示なし」の場合で約12日間、「アニメーションなし / 常時表示なし」で20日近く、「アニメーションなし / 常時表示14時間」で約8日間は持つようです。

時折ワークアウトも行っていますが、これだけバッテリーが持ちます。頻繁な充電がストレスという方に是非使ってもらいたいスマートウォッチです。

Amazfit GTR 3は100種類以上のウォッチフェイスがダウンロード可能

ウォッチフェイスの例

Amazfit GTR 3の専用ストアからダウンロードできるウォッチフェイスは108種類でした(2021年12月9日時点)。

バッテリー消費が大きくなるものの、アニメーション付きのウォッチフェイスも一部用意されています。

Amazfit GTR 3は独自UI「Zepp OS」搭載でアプリ拡張可能

Amazfit GTR 3は独自UI「Zepp OS」を搭載しており、アプリでの機能拡張にも対応します。

現時点では以上のアプリがインストール可能でした。

Amazfit GTR 3はAlexaでの日本語操作に対応

Amazfit GTR 3はAmazon Alexaに対応しており、ウォッチに話しかけての操作が可能です。勿論、日本語でOKです。

この機能で、アラームとタイマーの設定、天気の確認、スマートホーム デバイスの制御、買い物リストの作成、質問、翻訳などを行えます。また、オフライン音声アシスタントにも対応。スポーツモードをオンにしたり、心拍数モニタリング機能を開いたりできます。

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運転中など、手を使えない時にも便利な機能です!

Amazfit GTR 3はヘルスケア機能豊富。ワンタップでSpO2等4つの健康解析も

Amazfit GTR 3は、24時間心拍数モニタリングや、睡眠・ストレス。血中酸素(SpO2)の自動モニタリング、PAI健康評価などに対応しています。

アプリでは、これらの詳細なデータを確認することが可能です。

ヘルスケア概要

概要だけでなく、それぞれの評価についても細かくデータ化されています。

それぞれの詳細データ

「高/低心拍数アラート」、「睡眠時呼吸の質のモニタリング」、「ストレス緩和通知」、「低血中酸素アラート」等もあり、持病を抱えている方にも良さそうです(医療機器ではないので、あくまで目安です)。

睡眠モニタリングについては精度も良く、明らかに寝た時間・起きた時間がずれていることもありません。また、しっかり昼寝にも対応しており、数十分程度の仮眠でもしっかり記録されます。

また、GTR 3シリーズの新たな機能として、ワンタップで「心拍数」「ストレス」「血中酸素」「呼吸速度」の4つの健康解析が可能です。

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計測中は腕を動かしてはいけませんが、1分程度で全て解析してくれます!

Amazfit GTR 3はワークアウト150種類搭載。5ATM防水にも対応

Amazfit GTR 3は、150種類というかなり多種多様なワークアウト(スポーツモード)に対応しています。

軽い運動や、ジムでのトレーニングだけでなく、多数のスポーツ等の様々な記録が可能で、5ATM防水(水深50mに相当する圧力に対応)にも対応しているので、スイミングにも使えます。

運動データ概要

どのトレーニングやスポーツを何分行ったかという単純な記録だけでなく、運動時の心拍データやラップ計測など詳細なデータが記録され、アプリで確認することができます。

また、編集も簡単でウォッチに使うものを表示、使わない者は非表示にできます。必要なものだけを選びましょう。

Amaxfit GTR 3は一部ワークアウトを自動検出可能

ウォーキング、ランニング、サイクリング、水泳、エリプティカル、ローイングの自動検出機能もあり、ウォッチから自分で選択しなくても自動で測定が始まります。

ただし、この機能の感度を高くしておくと、ちょっと歩いただけでもウォーキングに計測されるので、気になるなら低感度に設定しておきましょう。

また、目標の歩数に達すると画面が点灯して教えてくれます。

Amazfit GTR 3は衛星測位5種に対応

Amazfit GTR 3の衛星測位は、GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSSの5種類に対応しています。

実際に使用してみた結果は以下の通りです。衛星を遮るビルなどが多い場所では精度が落ちます。

高層建築がほぼない田舎では非常に正確な位置測位ができており、大きなズレはほぼありませんでした。一方、高層建築の多い場所だとズレの大きい箇所が散見されます。

とは言え、極端にズレているわけでもなく、十分実用の範囲内かと思います。

Amazfit GTR 3のスペック

Amazfit GTR 3のスペック表は以下の通りです。参考にGTR 3 Proも併記します。

GTR 3GTR 3 Pro
サイズ45.8x45.8x10.8mm46×46×10.7mm
重量32g
(ストラップなし)
ボディ材質アルミニウム合金
バンド素材シリコン革 or フッ素ゴム
バンドの幅22mm
防水グレード5ATM
ディスプレイ素材HD AMOLEDULTRA HD AMOLED
タッチスクリーン強化ガラス、指紋付着防止コーティング
ディスプレイサイズ1.39インチ1.45インチ
クラスプクラシックピンバックル
解像度454×454480×480
PPI331ppi341ppi
バッテリー容量450 mAh
充電方法マグネット式充電器
充電時間約2時間
センサーBioTracker™ 3.0 PPG
(6PD + 2LED)、
加速度センサー、
ジャイロスコープ センサー、
地磁気センサー、
環境光センサー
BioTracker™ 3.0 PPG
(6PD + 2LED)、
加速度センサー、
ジャイロスコープ センサー、
地磁気センサー、
環境光センサー、
気圧高度計、
温度計
接続Bluetooth 5.1 BLEBluetooth 5.1 BLE、WLAN 2.4GHz21
ポジショニングGPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS
セット内容スマートウォッチ
(標準ストラップを含む)、
磁気式充電器、操作マニュアル
アプリZeppアプリ
※タブレット未対応
対応デバイスAndroid 7.0 以上、iOS 12.0 以上
カラーサンダーブラック、
ムーンライトグレー
インフィニットブラック、
ブラウンレザー

ソース:Amazfit (1) (2)

Amazfit GTR 3レビューまとめ:ディスプレイとバッテリー持ちは期待通りの製品

Amazfit GTR 3の実機レビューをお届けしました。主なポイントは以下の通りです。

ポイント

ハードに使っても1週間以上は持つバッテリー

ディスプレイが超キレイ

健康・運動データが非常に詳細

健康異常・運動の自動検知が便利

タッチ/物理式操作どちらも快適

Alexaが使える

一方、音楽保存が出来ないこと、通話機能やメッセージの返信機能、非接触決済機能がないことが注意ポイントで、衛星測位も5種類に対応している割には平凡な性能だと思いました。

とは言え、高精細かつ高輝度のディスプレイと、一般的な日常使用で約21日間、ハードに使っても1週間以上は持つバッテリー性能は期待通りの製品です。

なお、GTR 3 Proは音楽保存再生機能、通話機能やメッセージの返信機能がありますが、バッテリーは一般的な日常使用で約12日間となっているので、機能重視かバッテリー重視かで選ぶと良いでしょう。日本版の価格は、GTR 3が3万4,800円、GTR 3 Proが3万9,800円となっています。

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Xiaomiモノづくり研究所研究員(2022年〜)。スマホ黎明期の2010年頃からスマホ情報を収集し、今では年間20台前後のスマホでカメラ中心に検証。最新スマホ情報・スマホお得情報をお届けします! ↓X(Twitter)でも情報を発信しているので、是非フォローしてください。

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